長時間の運転中で、もしかして子どもが脱水症状?症状が現れたら知っておきたい適切な対処法 - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

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長時間の運転中で、もしかして子どもが脱水症状?症状が現れたら知っておきたい適切な対処法


はじめに

こんにちは。

岡山県倉敷市にある天城整骨院院長、今行慎二です。

ゴールデンウィークは旅行や実家への帰省で、車での長距離移動をされる方も多いのではないでしょうか。

そんな時、お子さんの体調管理には特に注意が必要です。

 

なぜなら、長時間のドライブ中に脱水症を引き起こすリスクがあるからです。

年々、温暖化の影響で5月でも日中の気温が30℃近くまで上がる日があります。そのため、車内の温度はそれ以上に上がることもあります。

 

このブログでは、車内での子どもの脱水症状の原因、その初期兆候、そして適切な対処法について解説します。

ゴールデンウィークに長時間ドライブを予定している方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

なぜ車内で子どもの脱水症が起こるのか?

エアコンをつけていれば大丈夫だと思われがちですが、車種によっては子どもが座っている座席までエアコンの風が十分に届かないことがあります。

また、運転者が自身の感覚でエアコンの設定温度を決めてしまいがちです。

 

エアコンの使用によって、車内は乾燥しやすくなります。

この環境は体内の水分を失わせやすくなるため、子どもたちが十分な水分を摂取しているか、また、座席の位置が直射日光に晒されて過熱していないか、子どもの体調が崩れていないかなど、注意深く気を配ることが重要です。

 

脱水症を見逃さないために!初期兆候とは?

脱水症状の兆候を知っておくことが、万が一を避けるために不可欠です。

以下は、子どもが脱水状態にある可能性のあるいくつかの兆候です。

これらのサインに気づいたら、早めに対処してあげることが重要です。

・食欲不振
・顔色の悪さ
・ぼんやりしており、眠りがち
・元気がない
・皮膚が冷たく、ハリがない
・口や唇が乾燥している
・汗をかいていない
・トイレの回数が減少
・目が落ちくぼんでいる
・泣いても涙が出ない

 

万が一の時の対処法:ステップバイステップ

子どもが脱水症状を起こした場合、以下のステップを踏むことで、健康リスクを最小限に抑えることができます。

・水分補給: 水分と一緒に塩分も補給しましょう。脱水状態の際には、水分だけでなく、体の機能調節に必要な電解質の補給も必要です。経口補水液はこれら両方を効率的に補うのに適しており、最近ではコンビニでも購入できます。

・涼しい環境への移動: 可能な限り直射日光が当たらない、エアコンの効いた座席に移動させてください。

・体を冷やす: 濡れたタオルで額や首筋を冷やすことで、体温を速やかに下げる助けとなります。

水分補給等の対策をしても症状が改善されない場合や、意識障害や体の痙攣が見られる場合は、迅速に医療機関を受診してください。

 

まとめ

今回のブログでは、車での子どもの脱水症状の原因、その初期兆候、そして適切な対処法について解説しました。

定期的に休憩を取り、車内でこまめに水分を摂取するように声をかけ、子どもにとって快適で安全な環境を提供してください。

ゴールデンウィークが家族との楽しい思い出の時間となるよう願っています。

今回のブログが少しでも、皆様の参考になってもらえれば幸いです。

(柔道整復師 今行慎二 監修)