ぎっくり背中の原因とすぐにできる効果的な対処法について - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

倉敷市藤戸町の天城整骨院
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ぎっくり背中の原因とすぐにできる効果的な対処法について


はじめに

こんにちは。

岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院院長、今行慎二です。

「朝起きようとした際に、背中がギクッとして」
「首を振り向こうとした際に、ズキッと痛みが」
「背中が痛くて、首、腕が動かせない」

など、日常生活の中で、何気ない動作から突然強い背中の痛みを起こすことがあります。

 

この強い背中の痛みは、「ぎっくり背中」と呼ばれることがあります。
※「ぎっくり背中」というのは医学用語ではなく、一般的な俗称です。

 

ぎっくり背中になると、首や肩を少しでも動かそうとすることも、背中の痛みでできなくなることもあります。

「なぜ痛くなったのだろう?」
「少しでも楽にするには、どうしたらいいのだろう?」

といったお悩みを抱える方も多いと思います。

 

そこで今回は、ぎっくり背中の原因や痛みを和らげる効果的なツボについてご紹介します。

現在ぎっくり背中でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ぎっくり背中を起こしてしまう意外な原因について

ぎっくり背中は、一度経験すると再発することが多い状態です。
原因を知ることは再発防止にもつながります。

 

ぎっくり背中は、背中の筋肉が傷つくことで起こります。

突然話が変わりますが、人の体は酸素と栄養を必要としています。
呼吸によって酸素を取り込み、食事で栄養を得て、内臓や筋肉などのエネルギー源として使います。

これらの酸素や栄養が不足していると、筋肉はうまく機能しなくなります。
筋肉の柔軟性が低下すると、通常の動作でも筋肉を痛めやすくなります。

特に、朝起き上がる際は、体が動かされていないため冷えています。
そのため、筋肉がスムーズに動かないために筋肉への負担が大きくなり、痛めやすくなります。

 

ですので、ぎっくり背中にならないためには、筋肉に十分な酸素や栄養を送るために、血流を良くすることが重要です。

血流が悪くなる原因としては、以下のような生活習慣が挙げられます。

・片足に体重がかかる癖や、普段の姿勢が悪いこと
・運動不足
・長時間同じ姿勢でのデスクワーク
・暴飲暴食
・ストレス

 

ぎっくり背中の痛みを和らげる効果的なツボとは

ぎっくり背中になると、腕を上げることや首を動かすことが困難になることがあります。

そこで、今回はすぐに効果が期待できるツボを紹介します。

 

合谷(ごうこく)

手の甲にある合谷というツボは、背中の痛みを改善する効果があります。

このツボは人差し指と親指の骨が交わる位置の先にあるくぼみです。
痛みが快適な程度で10秒間押し続け、3秒間放してから再度10秒押すというのを3~5回繰り返します。

 

天宗(てんそう)

肩甲骨の中央、少し凹んでいる部分です。
痛みが強い場合は自身で行うのが難しいため、家族に手伝ってもらうと良いでしょう。

心地よい痛みを感じる程度に指先で押し、同様に10秒間押し続けた後、短い休憩を挟みます。

 

まとめ

今回のブログでは、ぎっくり背中の原因や、痛みを和らげる効果的なツボについてご紹介しました。

参考にしていただければ幸いです。

 

ぎっくり背中は通常、治療をしなくても1週間程度で改善します。

しかし、それ以上の期間が経っても

「痛みがなかなか思うように改善しない」
「背中がすっきりしない」
「また背中を痛めてしまった」

 

など、背中の痛みが改善しない、違和感が残っている、一度痛めてから何度も背中を痛めるようになったといったことがありましたら、もしかしたら根本的な原因が他にも潜んでいる可能性があります。

そのような時は、一度信頼のできる専門的な医療機関を受診いただくか、お近くの整骨院や接骨院などの治療院にご相談ください。

そのような治療院がない場合は、当院でもご相談を受けております。

その際は、お気軽にご相談ください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)