こんにちは! 天城整骨院の今行です。 5…
「ああ、また朝から腰が痛い…」
そんな悩みを抱えていませんか?
朝起きたときに腰が痛くなるのは、日本人の4人に1人が経験すると言われるほど一般的な症状です。
しかし、その原因はさまざまで、単純な筋肉疲労から重大な疾患まであります。
そのため、自分の腰痛のタイプを正しく把握して、適切に対処することが大切です。
朝起きたら腰が痛くなる原因は、主に以下の3つに分けられます。
1. 筋肉の緊張や凝り
2. 敷布団や枕が体に合っていない
3. 腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患
筋肉の緊張や凝りは、寒さやストレス、姿勢などによって引き起こされます。
敷布団や枕が体にあっていないと、体圧分散がうまくできずに骨盤や背骨に負担がかかります。
腰椎椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などの疾患は、神経を圧迫して痛みなどを起こします。
これらの原因によって、朝起きたときに腰が硬くなったり、動かすと痛みが出たりすることがあります。
しかし、そのまま我慢したり無理をしたりすると、さらに腰への負担を増やしてしまいます。
腰痛は、筋肉や骨盤、椎間板などの肉体的な原因だけでなく、血行不良などの内的な原因もあります。
これらの原因によって、体が歪んでしまうと、腰への負担が増えて痛みが出やすくなります。
体の歪みは、目に見えるものだけではありません。
姿勢や歩き方、寝方など日常生活で無意識に行っている動作も影響します。
また、ストレスや睡眠不足、運動不足なども体を歪める要因となります。
体の歪みを放置しておくと、腰痛だけでなく他の部位にも悪影響を及ぼします。
例えば、頭痛や肩こり、胃腸障害や生理不順などです。
これらは全身的なバランスが崩れているサインです。
では、体の歪みを改善する方法は何でしょうか?
以下の3つをおすすめします。
1. 正しい姿勢と動作を心がける
2. 適度な運動とストレッチをする
3. 筋肉の緊張を和らげる
正しい姿勢と動作は自分でチェックできます。
例えば立った時に耳・肩・膝・かかとが一直線に並ぶようにしたり、座った時に両足をまっすぐ揃えたりします。
また、長時間同じ姿勢でいることはできるだけ避けましょう。
適度な運動とストレッチは自分でもできます。
ウォーキングや水泳など低負荷の運動から始めましょう。
ストレッチはゆっくりと柔らかく筋肉を伸ばして血流を良くします。
筋肉が緊張というのは、筋肉が硬くなってしまうことです。
これを和らげるためには専門家による施術が最も効果的ですが、体を温めることでも和らげることができます。
すこし長い時間、湯船につかって体を温めて、みてください。
では、もう少し具体的におうちでもできるケアについて話しましょう。
腰痛に悩む人は多いですが、その中でも朝起きたら腰が痛いという人は、睡眠中に腰への負担がかかっている可能性が高いです。
そこで、睡眠中に腰への負担を減らすためには、寝具や姿勢の見直しが大切です。
以下のポイントを参考にしてみてください。
・マットレスは硬すぎず柔らかすぎないものを選ぶ
・枕は頭と首を支える高さで、首が曲がらないようにする
・仰向けで寝る時は膝下にタオルやクッションを入れる
・横向きで寝る時は両足の間にタオルやクッションを入れる
また、タオルは温めて使うと筋肉を緩めることができます。
電子レンジで30秒程度加熱したタオルをラップで包んで腰に当てましょう。
最後にストレッチとマッサージを紹介します。
ストレッチ
・仰向けに寝て両膝を両手でグッと抱え込む
・仰向けに寝て片足ずつ胸まで引き上げる
マッサージ
ボールなどで筋肉を刺激します。ベッドの上でもできる簡単な方法があります。
・仰向けに寝て両手でお尻から太ももまでさすっていく
・横向きに寝てテニスボールなどを腰と床の間に挟んむ。
今回、朝起きて腰が痛くなる症状で悩まれている方の原因と対処法について、ブログにてご紹介させていただきました。
もし、今現在、同じようなお悩みを抱えている方がおられましたら、一度お近くの整骨院、整体などの治療院に一度ご相談してみてください。
整骨院に行ってみたけど、良くならなかった方へ
整骨院によって治療の仕方は違います。
一度整骨院に行ってみたけど良くならなかった場合、他の整骨院に相談にしてみてください。
もし、ご相談できる整骨院や治療院がない場合は、当院でも相談を受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)