良い姿勢のウソとは?本当の良い姿勢と姿勢をキープするための3つのポイント - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

倉敷市藤戸町の天城整骨院
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良い姿勢のウソとは?本当の良い姿勢と姿勢をキープするための3つのポイント


はじめに

こんにちは。

天城整骨院の院長今行です。

「姿勢が悪いという自覚はあるけど、どうしたら良い姿勢になるのかわからない」
「猫背をなんとかしたい」
「デスクワークが多くて、腰に負担のかからない姿勢を知りたい」

など、そのような姿勢について、悩みをお持ちではないでしょうか?

当院に来られる患者さんからも、姿勢についての相談を受けることがよくあります。

そこで、今回のブログでは、どうすれば良い姿勢になれるのか、良い姿勢をキープするためのポイントなどについてを詳しく書かせていただきました。

今現在、ご自身の姿勢について、気になっている方がおられましたら、お時間のある際に、ぜひお読みいただければ幸いです。

 

あなたの良い姿勢は、間違っているかも?

良い姿勢と言えば、胸が張り、背筋がピンと伸びている姿勢をイメージされている方も多いのでしょうか?

しかし、実際に胸を張り、背筋をピンとした姿勢を長時間しているのは難しいですね

なぜなら、その姿勢が本当の良い姿勢ではないからです。
良い姿勢とは、体の負担がかかりにくいバランスの良い状態です。

反対に、悪い姿勢の方は、バランスが悪い状態です。

猫背のようになっている方は、これに当たります。

猫背の方は、椅子に座っている際に足を組んでいることがほとんどです。

 

これには理由があります。

足を組むと、骨盤が倒れた状態になってしまっています。

この骨盤が倒れた状態が癖になり、体のバランスが崩れて、顔が前に出て猫背のようになってしまうのです。

肩こりや腰痛を持たれている多くの方も、このように体のバランスが崩れてしまっています。

悪い姿勢の状態では、立っている際にガニ股になっていたり、座っている際にスマートフォンを見る姿勢のように前かがみになる姿勢になります。

 

写真は大袈裟な姿勢にして撮っていることもあり、悪い姿勢の人は見た感じが、チンピラのような感じですね。

次の項では、良い姿勢にすることによって、どんな良いことがあるのかを詳しく説明させてもらいます。

これが本当の良い姿勢!得する見た目以外の意外なメリットも

立っている状態で本当に良い姿勢とは、体を真横から見た際に、耳たぶ、肩、膝の前側、外くるぶしの前側が床と一直線に並んでいることです。

正面から見た際には、頭の傾きがなく、左右の肩の高さや骨盤の高さが地面と平行になっている状態です。

 

この姿勢の時、背骨は本来の綺麗なS字カーブになります。

本来の綺麗なS字カーブになることで、体への負担が少なくなり、余計な力が入ることがなく、肩こりや腰痛などの症状はなくなります。 

良い姿勢を保つことにより、背中や首、腰などの筋肉や関節に余分な負担をかけることが減ります。

余分な負担を筋肉にかけると、緊張して硬くなります。

硬くなった筋肉は痛みや違和感を感じるようになり、肩のこりや腰痛などの症状を起こします。

バランスの良い姿勢を保つことで、これらの症状を解消することができます。

良い姿勢をすることで、見た目以外にもメリットがあります。

体が疲れにくくなることです。

姿勢は、呼吸に影響を及ぼします。

人は、呼吸によって、体に酸素を取り込み、体の疲れを回復するようにできています。

運動した際に、呼吸が荒くなるのも出来るだけ酸素取り入れて、体を回復させようとしているからです。

良い姿勢では胸がしっかりと開かれ、肺を十分に膨らまし、酸素を取り入れることができます。

しかし、猫背などの悪い姿勢では胸が開けないので、肺を十分に膨らますことができずに、しっかりと酸素を取り込むことができません。

その結果、「なんだか息が乱れる」といった症状が現れ、体の疲れを感じるのです。

悪い姿勢は見た目だけでなく、健康にも悪影響をもたらしているのです。

ですので、日常生活において、良い姿勢を保つことが体の負担を軽減し、生活の質を向上させることができます。

良い姿勢をキープするための3つのポイントとは?

良い姿勢を維持するために、日常生活で心掛けるべき3つのポイントを紹介します。

・座っている際に足を組まないようにすること。

・立っている際や座っている際に左右のつま先を平行に揃えるようにすること。

つま先の向きによって、骨盤の傾きが変わるように人の体はできています。

多くの方は、「休めのポーズ」をするように、片方の足を前に出して体重が偏りがちですが、定期的につま先の向きをみて直すようにしてください。

・1時間に一度は2、3分動く。

良い姿勢であっても、どうしても同じ姿勢を続けていると筋肉は硬くなりやすくなります。

デスクワークなどで座っている場合は1時間に一度は席を立ち、2、3分ほど歩いたり、ひざを屈伸するなどしてみてください。

まとめ

「姿勢が悪いという自覚はあるけど、どうしたら良い姿勢になるのかわからない」

「猫背をなんとかしたい」

「デスクワークが多くて、腰に負担のかからない姿勢を知りたい」

など、そのような姿勢の悩みをお持ちの方に向けて、ブログを書かせていただきました。

日常生活で良い姿勢を保つことは、肩こりや腰痛などの予防や健康の維持に大切になってきます。

今回紹介させていただいたポイントを意識して、良い姿勢を身につけていきましょう。

もし体の不調に悩まれている方や予防について詳しく知りたい方は、お気軽に天城整骨院にご相談ください。

専門知識と経験を持って、あなたの健康と快適な生活をサポートします。

(柔道整復師 今行慎二 監修)