こんにちは! 倉敷市 藤戸町天城 茶屋町…
こんにちは!
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長の今行です。
「先生のところへ行って、軟骨が治ったわ!」
先月から、隣町の茶屋町から長い間膝の痛みに悩んでいた70代の女性の患者さんが来られています。
当院に来られる前に、この女性の患者さんは、定期的に1週間に1度整形外科で注射と電気を当ててもらいに通われていました。
注射をしてもらうと膝の状態が2、3日良くなり、注射の効果がなくなると痛くなるを繰り返し、辛い思いをされていました。
膝になぜ痛みが出るのか?
多くの患者さんが初診時の問診で、
「もう軟骨が痛んで、膝が変形しているから治らないですよね?」
とお悩みを質問されます。
実は、軟骨には痛みを感じる神経は通っていません。
なのでいくら膝が変形を起こしても痛みが出るわけではないんです。
軟骨が削れて骨まで達すれば別ですが、それは余程の変形にならないと骨まで達することはありません。
なぜ、痛みが起こっているかというと多くは、変形したことにより、膝の動きができなくなり、靭帯や筋肉に負荷がかかり痛みを起こしていると考えられています。
(一部の方で関節内に血管、神経が入り込んでいる方で痛みを出している方が数パーセントおられる場合がありますが、稀です。)
そのため、当院では膝の関節周りにある筋肉とそこに関わっている股関節、足関節に治療のアプローチをかけていきます。
膝の痛みに関しては膝周りだけでなく、股関節、足関節を診てあげることが重要です。
歩く際に、股関節、膝関節、足関節は連動して動いています。
痛みは膝に出ているのは、あくまで結果であり、問題が他の股関節、足関節にあったりすることが当院では多くあります。
特に当院に来られる膝の悪い患者さんの多くは、他の医療機関で思うような改善がみられなかったことから、来院するので膝以外に問題にあることが多いかもしれませんが、
もし、なかなか改善しない膝関節の痛みを持たれている方は、痛みが出ている部分だけでなく、全体的にアプローチをかけてもらえるような整形外科や整骨院や接骨院で一度診てもらうことこともいいかもしれません。
もし、信頼できる医療機関がない場合は、当院でも治療をサポートさせていただきますので、不安もあるでしょうから、インターネット予約もしていますが、お電話にて症状を伝えていただき、一度ご相談ください。
今回の隣町から来た患者さんも、股関節、足関節の動きが悪かったため治療して、膝の痛みがなくなり、来月からは趣味の旅行も再開できるようになりました。
「問題は膝以外の関節に問題があったんですよ。」と今回の患者さんには説明したのですが、なかなか理解されず、軟骨が良くなったと思っているのですが、そうではありません。
(再度説明しましたが、)
天城整骨院に行ったら、膝の軟骨が治るんよと噂が広まったら困るなぁと思う今日この頃です。