こめかみから目のあたりにくる片頭痛の正しい対処法、予防法 - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

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こめかみから目のあたりにくる片頭痛の正しい対処法、予防法


こんにちは!

岡山県倉敷市にある天城整骨院の今行です。

最近、急に寒くなりましたね。

朝晩も気温が下がり、昨日は半袖で寝ていたのですが風邪を引きそうになりました。

急に気温が下がると体が気温の差にうまく対応できず、体調を崩しやすくなります。

みなさん体調管理には気をつけてくださいね。

 

さて、今回は「こめかみから目のあたりにくる片頭痛の正しい対処法、予防法」について書かせていただきました。

 

頭痛は対処法を間違えれば悪化してしまう場合もあります。

このブログを読むことによって、間違った対処法で片頭痛を悪化させないこと、片頭痛にならないための予防法を知ることができます。

 

少し長い文章になりましたが、お時間がある際にお読みください。

多くの方が悩まれている頭痛

日本で慢性的な頭痛(慢性頭痛)で悩まれている患者さんは、15歳以上で3人に一人はいるというデータがあります。

特に30~40歳代の女性に多く、頭痛がつらくて家事や仕事などの日常生活にまで支障が出ている方が多くおられます。最近では、生活習慣が変わっていく影響などもあり、小学生などのお子さんでも頭痛で悩まれている子もいます。誰でも起こりうるのかもしれません。

*慢性頭痛:「数年・数十年と長期間に渡る頭痛のことを言います。

 

 

頭痛には、いろいろなタイプがあります。

頭痛の中で約80パーセントをしめている慢性頭痛です。

そんな慢性頭痛には以下の3つのタイプがあります。

・緊張型頭痛

・片頭痛(偏頭痛)

・群発頭痛

 

緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛のそれぞれの特徴について

・緊張型頭痛の特徴

慢性頭痛の中で一番多いタイプの頭痛。

頭全体がぎゅ~としめつけられるような痛み。

首や肩のコリを持たれている方も多く。ふわふわとした感じを感じることもあります。

 

・片頭痛の特徴

緊張型頭痛の次に多いタイプの頭痛。

こめかみのあたりがズキズキしたり、ズキンズキン(ガンガン)する脈をうつように痛みがあります。

そんような痛みが4~72時間ほど続くことがあります。

片側のみの場合が多いが、両側に痛みを感じることもあります。

ひどい場合は吐き気や嘔吐をすることもあります。

じっとしているときの方が楽なことが多く、姿勢を変えたり、頭を傾けたりすると症状が強くなったりすることもあります。

期間としては、2、3日も続いたり、1ヶ月に1、2回起きたり、1週間に1回を繰り返す方もいます。

 

・群発頭痛の特徴

群発頭痛は、あまり聞きなれない頭痛だと思います。

緊張型頭痛や片頭痛に比べて、患者数が少ない頭痛です。

20~40歳代の男性に特に多く、目の奥がえぐられるような痛みの症状が特徴的です。

ひどい方になると「じっとしてられない」「耐え難い痛みに感じる」と訴えれれる患者さんいます。

ある時期に集中して起こることが多い。

 

 今回のブログは片頭痛について詳しく解説していきます!

 

 

 

片頭痛の原因は?

片頭痛は、頭の血管の血流が増えて、いつもより血管が太くなることにより、血管の周りの神経が刺激されて起こります。

 心のストレス、疲労、光や音、女性ホルモン、食べもの、におい、寝過ぎ、寝不足、薬などにより血管が太くなってしまうことが原因と言われています。

 

片頭痛の正しい対処法について

以下のような片頭痛の対処法があります。

間違った対処法をしてしまうと症状が悪化することがあります。

気をつけましょう!

 

・痛みがある部分を冷やすこと

タオルを冷たくして痛みのある部分にあててみてください。氷枕などを利用して冷やしてもいいです。

冷やすことによって血管が細くなり、痛みの軽減に役立ちます。

・カフェインの入っている飲み物を飲む

カフェインには血管を収縮させる作用があります。

コーヒーや紅茶、緑茶などにはカフェインが多く含まれているので飲むといいでしょう。

飲む量として1、2杯程度で。

注意:飲み過ぎは反対に痛みを誘発するので注意してください。

・休むこと

光や騒音が原因で頭痛を引き起こしていることもあり、暗めな静かな場所で横になって休んでみてください。

時間帯によってはそのまま寝てもいいでしょう。

寝ることより血管も元にもどることもあります。

注意:痛みを紛らわそうと、いろいろ活動的に動こうとするのは頭痛を悪化させてしまうかもしれません。

 

 

 

片頭痛のよくやってしまう間違った対処法

以下のような対処法をすると、血行を良くしてしまい、血管を太くしてしまい片頭痛が悪化する恐れがあります。

・痛みのある部分を温める。

・マッサージすること。

 

片頭痛の予防法について

片頭痛によくなられる方は、普段の生活でちょっとしたことで予防することができます。

以下の方法をしてみてくださいね。

・片頭痛があったときの状況を記録してチェックしてみる。

こまめに片頭痛が起きたときの状況を記録しておいてみてください。

寝不足、寝すぎだったり空腹時だったり、環境だったり、食べ物だったり自分が思ってもなかったことが片頭痛を誘発していることがあります。

 

 

・食べものや飲みものに気をつける

ワインやチョコレート、チーズ、オリーブオイルなどは血管を広げる作用があります。

それらを摂取した後に片頭痛が出るようでしたら、それらの食べる量を減らすことも予防に繋がります。

日常生活で洋食系が多い方は、和食の日を増やしていいかもしれません。 

 

・乗り物などにも注意

気圧の差、振動で脳に刺激を受けて片頭痛を引き起こすことがあります。

例えば、新幹線に乗る際など窓側に座ると気圧を受けやすくなります。通路側に座る場所を変えるだけでも片頭痛を防ぐことができます。

また、バスの場合は、車輪の近くの席は振動を体に受けやすくなります。なるべく車輪から離れた座席に座ることも予防になるかもしれません。 

 

・日頃から規則正しい生活を

休日になると片頭痛が出てしまう方がいます。

これは、平日仕事などで緊張して血管が収縮している状態が続き、休みでしっかり体を休めようといつもより、ゆっくり寝ていようなどとすると緊張から解放されて血管が解放され片頭痛を起こしやすくしたりします。

できるだけ平日、休日であってもあまり変わりない生活パターンをすることもいいでしょう。

 

 

 

更年期障害などの婦人科疾患で治療されている方へ

更年期障害などの婦人科系疾患の治療のためにホルモン療法などをされている方は、ホルモン剤などが原因になることがありますので、ご自身で判断せずに一度お医者さんに相談してみてください。 

 

 

さて、今回は「こめかみから目のあたりにくる片頭痛の正しい対処法、予防法」について書かせていただきました。

頭痛の原因は様々で、対処法を間違えれば痛みが悪化してしまう場合もあります。

片頭痛になった際は、正しい対処法、予防法をやっていきましょう! 

 

次回以降のブログに緊張型頭痛、郡発頭痛の正しい対処法、予防法についてブログも書いていきます。

出来上がるまで、少し待っていてくださいね。

 

柔道整復師 今行慎二 監修