どこに貼れば腰痛が楽になる?最適な湿布の選び方や貼り方について - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

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どこに貼れば腰痛が楽になる?最適な湿布の選び方や貼り方について


はじめに

 

こんにちは

倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長の今行です。

腰痛は現代人の宿命とも言える疾患の一つです。

「長時間座っていると、腰が重だるくなる」

「毎朝ベットから起き上がる際に、腰が痛い」

「腰が痛くて、立っているのが辛い」

など、多くの人が慢性的な腰痛に悩まされています。

 

そんな時、手軽に利用されるのが湿布ですが、正しい貼り方を知らないと十分な効果は得られません。

そこで、今回のブログでは、腰痛を和らげるための湿布の選び方や貼る際のポイントについてご紹介します。

今現在、腰痛にお悩みの方がおられましたら、お時間がある際に、是非最後までご覧ください。

 

湿布の種類とその効果:どれを選べばいい?

薬局やドラックストアに行くと、様々な湿布が販売されています。

この項では、湿布を買う際に迷わず買えるように、湿布を選ぶポイントについて説明します。

ドラックストア、薬局で販売されている湿布には、大きく分けて冷感タイプと温感タイプの2つのタイプがあります。

冷感タイプは、貼った部分が冷たく感じられ、温感タイプは温かく感じられる湿布になります。

どちらを買えば良いのだろう?

と、疑問を感じる方もおられると思います。

 

結論から言うと、ご自身が心地よいと感じるタイプで構いません。

腰痛を改善するためには、血流を良くして温めた方が良いので、温感タイプと思われますが、湿布の場合は違います。

なぜなら、それぞれ貼った部分を直接冷やしたり、温めたりしている訳ではないからです。

メンソールなどの成分を使って、そのように感じさせているだけになります。

例えば、缶コーヒーに、温感タイプを貼ったからと言って、温かいコーヒーにならないということです。

有効成分が同じであれば、冷感タイプでも温感タイプでも鎮痛効果に違いはありません。

 

もう一つ湿布を選ぶ際に、テープ剤とパップ剤という剤型があります。

テープ剤とパップ剤とは、湿布の素材の違いのこと示しています。

それぞれ型によってメリット、デメリットがあります。

テープ剤は、テープ剤は比較的薄く、粘着力が強いため、よく日常生活で動かれる方でも剥がれにくいというメリットがあります。

しかし、デメリットとして粘着力が強いために、皮膚がかぶれやすくなります。

 

反対に、パップ剤は、厚みがあり水分を含んでいるため、粘着部分が肌に優しくなっています。

しかし、デメリットとして、粘着力はテープ剤よりも弱いので、よく日常生活で動かれたり、夏場に汗をかくと剥がれやすくくなります。

 

 

腰痛に効く!湿布の正しい貼り方

次に、湿布の正しい貼り方について、貼る場所、皮膚の準備、貼り方、貼っておく時間と頻度について詳しく紹介をしていきます。

1.貼る場所

痛みの中心に湿布を貼ります。

もしも、腰全体に痛みがある場合は、痛みが最も強い部分に貼ってください。

痛みが全体にあるからと、あちこちに何枚も湿布を貼らないように注意してください。

通常、湿布の成分によって変わりますが、1日に貼る枚数を限られています。

2.皮膚の準備

湿布を貼る前に、皮膚を清潔にし乾燥させます。

汗や汚れがあると湿布の粘着力が低下し、効果も減少します。

3.湿布の貼り方

湿布を皮膚にしっかりと押し当てるようにして貼ります。

引っ張って貼らないようにします。引っ張って貼ってしまうと、皮膚が常に引っ張られた状態になるために皮膚を痛めやすくなります。特にテープ剤の場合は、粘着が強いために注意が必要です。

出来るだけ空気が入らないように注意し、皮膚になじませるようにしてください。

4.貼っておく時間と頻度

湿布の種類にもよりますが、通常の湿布の多くのものが、1日1回の貼り替えが推奨されています。

※取り扱いの注意事項に、貼り替えについて必ず記載がありますので、お読みください。

 

腰痛予防:湿布以外の日常対策について

腰痛には様々な原因がありますが、その中でも普段の習慣や日常生活の癖が原因があるといっても過言ではありません。

それらを腰痛を、自身で予防、改善するための対策を3つ紹介させていただきます。

1.ウォーキングを心がける

腰痛で悩まれている方の共通しているのが、股関節の硬さです。

股関節が硬くなると、しゃがんだり、立ったり座ったりする動作でも、腰の部分に負担がかかり疲労がたまりやすくなってしまいます。

 

日常生活で股関節の硬さを予防し、腰や骨盤周辺の筋肉を柔軟にする方法がウォーキングです。

ウォーキングする時間は、1日20分程度を定期的に継続すると効果的です。

 

2.椅子に座っている際は足を組まない。

腰痛の方々で、日常生活の癖で多いのが、椅子に座る際の足を組むことです。

足を組んでしまうと、体が歪みでしまい、体のバランスが悪くなってしまい腰に負担がかかりやすくなります。

椅子に座っている際に、足を組んでいることに気づいたら、足を組まないようにしてみましょう。

 

3.お風呂はゆっくりと温まる

腰の痛みや重だるさを訴える方に共通していることが、お風呂をシャワーだけで済ましていることです。

お風呂にゆっくりつかることで、血の巡りをうながし、硬くなった筋肉をやわらげることができます。

シャワーだけの生活にしている方は、今日から湯船につかり温まるように心がけて下さい。

 

まとめ

「長時間座っていると、腰が重だるくなる」

「毎朝ベットから起き上がる際に、腰が痛い」

「腰が痛くて、立っているのが辛い」

など、多くの人が慢性的な腰痛に悩まされています。

そんな時、手軽に利用されるのが湿布ですが、正しい貼り方を知らないと十分な効果は得られません。

そこで、今回のブログでは、腰痛を和らげるための湿布の選び方や貼る際のポイントについてご紹介させていただきました。

もしも、湿布を貼っているけど、なかなか思うように良くならない、症状が悪化するなどの場合は、別の問題があるかもしれません。

そのような場合は、専門の医療機関やお近くの整骨院、接骨院などの治療院へのご相談することをお勧めいたします。

当院では、腰痛に悩まずに快適に過ごせるように、一人ひとりの症状に合わせたアドバイスと適切な治療を提供いたします。

腰痛でお困りの方は、お気軽にご相談を受け付けております。

最後までお読みいただきありがとうございました。

(柔道整復師 今行慎二 監修)