ギックリ腰の治療について

「腰が痛くて、朝靴下を履こうにも履けない」
「トイレに行こうにも立ち上がれず、這って行かないといけない」

ギックリ腰はなったことがない人には、なかなか分かってもらえない痛みです。
治療家になり７年になり、多くのギックリ腰の患者さんを治療させていただきました。

当院に来られた患者さんの中には、１年に何回もギックリ腰になられる方やしっかりとした治療しなかったために慢性の腰痛にお悩みだった患者さんもおられます。。
正しい知識をもって的確な治療をおこなえば、ギックリ腰になったとしても、早くに仕事や家事をする事ができるようになりますし、慢性化するリスクも抑える事ができます。
もしもあなたがぎっくり腰になったことがある、もしくは、今現在つらいぎっくり腰でお悩みの方へギックリ腰について、少しでも参考になればと書かせていただきました。
少し長い文章ですが、読んでみてください。

ギックリ腰とは？

ギックリ腰とは、医学的には急性腰痛症といい、筋肉や関節が炎症を起こしているものです。ぎっくり腰は以下のような場所で起きる可能性があります。

ギックリ腰の原因とは？

一度でもギックリ腰になられた方ならわかるかもしれませんが、重たいものを持った際に起こるのではなく、「朝歯を磨こうとコップを持ったさい。」や「物を取ろうと前かがみになった際」などほんのわずかな動作でなってしまいます。
これはギックリ腰の原因が、つもり積もった筋肉や関節への負担が蓄積した結果起こるからなのです。

気をつけないといけない急性腰痛もあります。

急激な腰痛には、腰以外に循環器、泌尿器、消化器、腫瘍などが原因になることもあります。腰痛の中でもこれを見分けるためには「レッドフラッグ」という危険信号を見逃さないことが重要です。
以下のような症状は危険な腰痛の可能性があります。もし当てはまる場合は病院で診察を受けられてから整体などの治療を受けましょう。

• 進行性の絶え間ない痛み（じっとしていても痛みが続く状態）
• 悪性腫瘍の病歴
• 胸部痛
• 広範囲におよぶ神経症状
• 原因不明の体重減少
• 長期にわたるステロイド注射
• 発熱
• 膀胱直腸障害（排尿困難や排便困難、便秘、失禁などがみられる。）
• サドル麻痺　（自転車のサドルに接触する部分の感覚が鈍くなる麻痺）

ギックリ腰の一般的な治療

病院を受診されるとレントゲンを撮ってもらい、異常がなければ湿布と痛み止めの薬が処方されます。痛みが強い場合はブロック注射を打つこともあります。
病院によっては、少しの期間、リハビリとして低周波治療器（ピリピリする電気）などをすることもあります。
病院や整骨院に行かなくても、大きな問題（他の病気）がない限りは通常２～３週間ほどで痛みはなくなります。
逆にいうとそれ以上つらい腰痛が続く場合はなにか他に原因があるかもしれませんので、整体などで治療してもらっているなら病院でしっかり検査をしてください。
大きな問題がなくても痛みをかばいながらの生活をすることで、体のバランスが悪くなり慢性腰痛になることもあります。

ぎっくり腰を早く治すためにはどうするば良いのか

以下の点を行なっていただければギックリ腰は比較的早くに治ります。

患部（痛みのある部分）にマッサージはしない

炎症を起こしている筋肉や関節にマッサージすると、かえって炎症がきつくなり症状が悪化したり治りを遅くする恐れがあります。
自己判断でマッサージをすることはやめましょう。

冷やすより温める

炎症が起きているから冷やした方がよいと言われる治療家の方もおられますが、最新の腰痛研究では温める方がより早く治ることがわかっています。

安静にしすぎない

従来は「ぎっくり腰は安静にしておかないと」という考え方が主流でした。しかし、研究結果より、可能な範囲で日常生活を送るほうが早く治ることがわかっています。

コルセットはサポートさせる程度に

コルセットは、ぎっくり腰の初期だけ使用するの程度にすることをお勧めします。長期間の着用はかえって腰痛を慢性化させてしまうリスクがあります。

当院の治療について

当院では、トップアスリートなどが愛用する最新の医療機器と整体を組み合わせた治療をおこなっています。
炎症を起こしている筋肉や関節に対していたずらにマッサージをするとかえって症状が悪化することもありますが、最新の医療機器なら炎症を回復を早め、痛みを軽減する事ができます。

さらにぎっくり腰になると「ある姿勢」で体が固まってしまい「腰が伸ばせない」「腰を曲げられない」という状況になる方がほとんどです。

当院ではボキボキしないやさしい整体でその固まった姿勢を改善します。筋肉を和らげる超音波治療などと固まった姿勢を改善する整体をおこなうことで早く確実に辛い痛みを改善することができます。

国家資格者による施術

当院は、「柔道整復師」の免許を取得した院長自身が治療を行います。
「柔道整復師」を取得するには最低3年間は学校で学び、解剖学や生理学、整形外科学などの体に関する専門的な知識を勉強し、国家試験を受験して合格しなければ得られない資格です。
厚生労働省が認めた筋肉や骨、関節のプロとして院長が責任を持って治療させていただきます。
安心してご相談ください。

受診をご希望の方は、お早めにご予約を

「当日でも予約は取れるだろうと思っていて、当日予約を取る事ができなかった」
「痛みが辛いのに予約が取れない」
となりませんように、お早めにご予約ください。

ご予約はお電話、インターネットから取ることができます。
インターネット予約に関しては24時間予約受付しております。

（柔道整復師　今行慎二　監修）

ぎっくり腰の治療を受診された患者様の声

天城整骨院でぎっくり腰の受診をされた患者様からいただいたお声を紹介しております。ご来院をお考えの方の参考となれば幸いです。