こんにちは! 天城整骨院の今行です。 坐…
もくじ
こんにちは。倉敷市の天城整骨院、院長の今行です。
先日、次のようなご相談をいただきました。
「お尻から太ももにかけて激痛が走り、歩くのもつらい」
「足が重だるくて、一ヶ月以上たっても良くならず、このまま一生治らないのではと不安です」
お話を伺うと、Yさんは以前までバドミントンやジム通いなど、アクティブに体を動かされていたとのことでした。
そんな方が突然強い痛みに襲われると、本当に不安になりますよね。
今回は、このような坐骨神経痛の根本原因を見つけ、少しずつ改善していった70代女性Yさんの症例をご紹介します。
来院日:令和7年10月
患者:70代女性・無職
2~3ヶ月前から、右足に重だるさを感じることがありましたが、痛みが強くないため様子を見ていたそうです。
ところが1ヶ月ほど前、特にきっかけもなく突然、お尻から太ももにかけて激痛が走るようになりました。
病院では薬と湿布を処方されましたが、痛みはなかなか落ち着かず。
「これまで体が強い方だったのに、こんな痛みは初めてで…」
「このままずっと痛みが続くのではないか」
と強い不安を感じておられました。
そんなとき、近所の知人の方(当院の患者様)からのご紹介でご来院くださいました。
根本的な原因を探るために、腰・背中の触診、肩や骨盤の高さ、足の長さ、上半身と下半身のねじれ、股関節の可動域、普段の姿勢などを確認しました。
その結果、股関節の動きが悪くなり、体に歪みが生じていることが分かりました。
歪みが出ると、特定の筋肉に負担が集中し、硬くなった筋肉が血管や神経を圧迫してしまいます。
これが、お尻から太ももにかけての激痛やしびれ、重だるさを引き起こす要因となっていました。
まずは、腰やお尻まわりの筋肉を特別な治療機器でやさしく緩め、循環を改善することから始めました。
その後、整体施術で股関節の可動域を整え、体全体のバランスを調整していきました。
初回は「体を緩めて、体の歪みを整える」ことを目的とした内容で終了です。
1. 湯船で体を温める
ぬるめ(約39℃)のお湯に10~15分ほど浸かり、血流を促してもらいました。
2. 足を組まない習慣づくり
座っているときに足を組む癖があると、体の歪みが戻りやすくなります。
意識して「足を組まない」姿勢を続けてもらうようお願いしました。
2回目(初回から1週間後)
痛みの頻度が減少。依然として激痛はあるものの、「少し楽になった」とのこと。
前回と同様に筋肉を緩める施術に加え、股関節の動きをさらに改善する整体を行いました。
また、正しい座り方を再確認し、日常生活で継続できるよう指導しました。
3回目(初回から2週間後)
前回の治療から1週間後には、「激痛を感じることがなくなった」とのこと。
この日は股関節に加え、上半身のねじれを改善する整体を行いました。
患者さんからの喜びの声をいただきましたので、掲載させていただきます。
・何が決め手で当院を受診されましたか?
友人のすすめで(高齢のかた、細い方など、症状が良くなり継続している)
・どのような症状にお悩みで受診されましたか?
右半身のしびれ、お尻から太ももにかけての激痛
・実際に受診されて良かったことをお書きください。
最初は、この意味他は本当に直るのかなと不安半分期待半分で受診しましたが、3週間たち、ほとんど痛みを気にせず歩けるようになってきました。
この状態が継続できれば嬉しいです。
初診の際、「一生このまま治らないんでしょうか…」と不安そうにお話しされていたのを、今でも覚えています。
それだけ辛い毎日だったのだと思います。
現在は、お尻から太ももにかけての痛みも消え、日常生活を快適に過ごせるようになられました。
再発予防のため、今後は月1回のメンテナンスを続けていく予定です。
天城整骨院では、痛みが出ている部分だけでなく、体の歪みや筋肉のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。
もし今、薬や湿布を続けても良くならない坐骨神経痛にお悩みの方がいらっしゃいましたら、どうぞ一度ご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)