股関節の痛みを防ぎながら“歩ける距離”を伸ばすコツ|外回りで頑張る40代女性が秋を快適に過ごすために - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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股関節の痛みを防ぎながら“歩ける距離”を伸ばすコツ|外回りで頑張る40代女性が秋を快適に過ごすために


はじめに|朝晩の冷えと気温差がつらい季節、股関節に違和感はありませんか?

秋になると、
「少し歩くだけで股関節が重く感じる」
「朝起きたとき、足の付け根がこわばる」
という声が増えます。

 

こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行です。

 

当院にも、外回りや通勤などで日常的に歩く機会の多い40代女性から、
「夏の疲れが残っていて体が動きにくい」
「秋は過ごしやすいけど、足が冷えて痛みやすい」
といった相談があります。

 

股関節は、歩く・立つ・階段を上るといったすべての動作の中心を支える大切な関節。

その分、冷えや疲労、姿勢の乱れなど、季節の変化にも敏感に反応します。

気温差の大きい秋は、血流が滞りやすく筋肉が硬くなるため、股関節への負担が強くなりやすい時期なのです。

 

今回のブログでは、股関節の痛みを防ぎながらウォーキングを楽しむための秋の工夫を紹介します。

 

今現在、股関節に違和感を持たれている方には、お役に立てる内容になっています。

ぜひ、最後までお読みください。

 

股関節の痛みを防ぐウォーキングの心得

無理をせず、「気持ちいい距離」で終える勇気を

秋の澄んだ空気や紅葉の景色に誘われて、つい長く歩きたくなる季節。

しかし、股関節に痛みがある方にとって「もう少し歩けそう」は危険信号です。

歩くこと自体は素晴らしい運動ですが、痛みを感じながらのウォーキングは関節への負担を蓄積させる原因になります。

「今日は短めに」「明日は少し距離を伸ばそう」と、体の状態に合わせて調整することが大切です。

途中で違和感を感じたら、思い切って立ち止まる勇気も必要です。

無理に距離を伸ばすよりも、継続して歩けるコンディションを維持するほうが健康的です。

 

ウォーミングアップで“冷え固まった筋肉”をゆるめよう

朝晩の冷え込みが強い秋は、体が冷えて筋肉がこわばりやすい時期です。

特に外回りの仕事をしている方は、朝一番の移動や夕方の帰宅時に股関節を痛めやすくなります。

歩く前には、太ももやお尻を中心に軽いストレッチを行うのがおすすめ。

 

たとえば、椅子の背もたれにつかまりながら、片足をゆっくり前後に動かす運動を10回ずつ。

これだけでも股関節周辺の筋肉が温まり、動きがスムーズになります。

冷えが強い日は、使い捨てカイロやレッグウォーマーで太ももやお尻を温めてから外出しましょう。

 

靴選びで関節の負担を減らす

ウォーキングの基本は、やはり靴選びです。

靴底がすり減ったまま歩き続けると、着地時の衝撃が股関節に直撃します。
できるだけクッション性が高く、足裏全体で体を支えられるウォーキングシューズを選びましょう。

 

ヒールの高い靴や底が硬い靴はNGです。

柔らかい中敷きに交換するだけでも、関節への負担を大きく減らすことができます。

 

正しいフォームで“股関節にやさしい歩き方”を

姿勢を整えて、歩き方を意識する

正しい姿勢は、股関節を守る最大のポイントです。

頭のてっぺんから糸で引っ張られるようなイメージで背筋を伸ばし、肩の力を抜いて歩きましょう。

目線は前方、あごを軽く引くとバランスが安定します。

猫背や反り腰は、体の重心をずらして股関節への負担を増やします。

特に反り腰になりやすい女性は、お腹に軽く力を入れて骨盤を立てる意識を持つと安定感が増します。

 

歩幅とペースは“秋モード”で

涼しくなると体が動きやすく感じますが、筋肉の動きは意外と鈍くなっています。
無理に大股で歩くのではなく、歩幅は自然な範囲で・テンポを一定にを心がけましょう。

 

足の着地は「かかと→土踏まず→つま先」の順に体重を移動させると、衝撃を分散できます。
歩き始めはゆっくり、体が温まってきたら徐々にスピードを上げるのが理想的です。

そして何より大切なのは“呼吸”。

浅い呼吸のまま歩くと体がこわばるため、鼻から吸って口からゆっくり吐くリズムを意識してみましょう。

 

股関節を守るための“秋の日常ケア”

 1. ストレッチで柔軟性を維持する

片膝を抱えて胸に引き寄せるストレッチ:仰向けに寝て10秒キープ(左右交互に)
バタフライストレッチ:床に座って両足の裏を合わせ、股関節をやさしく開く
足首回し:足先から血流を促すことで股関節の動きもスムーズに

ストレッチは朝の目覚め前、もしくは入浴後の体が温まった状態で行うと効果的です。

 

 2. 温める・潤す・休める

秋は、朝晩の冷えと空気の乾燥で血流が滞りやすく、筋肉が硬くなりやすい時期です。

38〜40℃のぬるめのお湯に15分ほど浸かり、体の芯から温めましょう。

お風呂上がりに太ももの付け根を手のひらで軽くマッサージすると、血行促進とリラックス効果が得られます。

また、乾燥した秋は意外と脱水になりやすい季節。

温かいお茶やスープで水分とミネラルを補い、体の巡りを保つことが股関節の健康にもつながります。

 

3. デスクワークや長時間の運転にも注意

歩く以外でも股関節は疲れています。
長時間座りっぱなしでいると、股関節周囲の筋肉が硬くなり、血流が悪くなります。
1時間に1回は立ち上がって、軽く足を回す・伸びをするだけでも違います。

「歩くときだけでなく、座る時間の過ごし方」も、股関節の健康を守る重要なポイントです。

 

まとめ|冷えやすい秋こそ、股関節をいたわる生活を

秋は、空気が澄み、ウォーキングにぴったりの季節。
しかし同時に、体が冷えやすく、筋肉が硬くなる時期でもあります。

股関節の痛みを予防するには、

・ 無理のない距離とペースで歩く
・ 正しい姿勢と呼吸を意識する
・ 日々のストレッチ・温めケアを継続する
この3つが欠かせません。

 

体の小さな違和感を放置せず、早めに整えることが、痛みの悪化を防ぐ一番の近道です。

「歩くのが怖い」「冷えると股関節が痛む」と感じたら、我慢せずに当院にご相談ください。

 

倉敷市藤戸町の天城整骨院では、股関節の不調や歩行のくせを丁寧にチェックし、
一人ひとりの生活スタイルに合わせたケア方法を提案しています。

秋の心地よい風を感じながら、
「痛みを気にせず歩ける体」を一緒につくっていきましょう。

(柔道整復師 今行 慎二 監修)


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