はじめに 「おしりから太もも、ふくらはぎ…
もくじ
「何をしても腰痛が良くならない」
「いつまで薬を飲み続けないといけないのか」
「もう、どこに行けばいいのか分からない…」
こんな腰痛のお悩みをお持ちではないですか?
こんにちは。 倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行(いまゆき)です。
仕事中、立っているのが辛くて、ついつい腰に手を当てていませんか?
長時間立っていることができなくなってきていませんか?
先日も、同じように悩んでいた20代の女性が来院されました。
「このまま一生、薬を飲み続けるしかないんでしょうか…」
彼女は2年前、病院でヘルニアと診断されました。
それから、薬を変えては試し、リハビリに通っても効果を感じられず。
友人に勧められた鍼治療も、その時は楽になるけど、また痛みが戻る…。
「もう、どうしたらいいか分からなくて」
そう言って、困り果てた表情で当院を来院されました。
実は、このような「何をしても良くならない腰痛」には、ある共通点があります。
今回のブログでは、その見逃されがちな原因と、改善方法についてお伝えします。
もし今現在、
・色々な治療を試したけど、どれも効果が続かない
・「このまま付き合っていくしかない」と諦めかけている
・でも、心のどこかで「本当に良くなる方法があるんじゃないか」と思っている
そんな状態なら、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
何をしても良くならない腰痛には、実はある共通点があります。
それは、体の歪みです。
「体の歪み?そんなの関係あるの?」 そう思われるかもしれません。
座っていると、いつの間にか足を組んでいませんか?
立っている時、無意識に片足に体重をかけていませんか?
気づくと、背中が丸まっていませんか?
今回来院された患者さんも、まさにそうでした。
椅子に座ると自然と足を組み、立っていると片足に重心を乗せる癖(体育の「休め」のポーズ)がついていたんです。
検査してみると、腰から股関節、骨盤周りの筋肉や関節の動きがかなり硬くなっており、背中も猫背気味になっていました。
実は、この「歪んだ姿勢」が大きな問題を引き起こします。
姿勢が崩れると、呼吸が浅くなります。
ちょっと試してみてください。
今、背中を丸めて、深呼吸してみてください。
息が浅くなりませんか?
これは、風船を半分折りたたんだ状態と同じ。 いくら空気を入れようとしても、十分に膨らまないんです。
姿勢が崩れると、肺が圧迫されて、呼吸が浅くなります。
呼吸が浅くなると、血の巡りが悪くなります。
血の巡りが悪くなると、筋肉や関節に酸素や栄養が届きにくくなります。 そして、どんどん体が硬くなっていく…
特に、体の中心の腰の筋肉や関節は負担がかかりやすく、硬くなってしまいます。
硬くなった筋肉や関節は動きが悪くなり、ちょっとした動作でも痛みが出てしまいます。
これが、痛みの悪循環です。
だから、マッサージや鍼で一時的に硬くなった筋肉をほぐしても、体の歪みがそのままだと、また硬くなってしまうんです。
2年間薬を飲み続けていた彼女が、実際に取り組んだことをご紹介します。
特別な道具も、お金も必要ありません。
今日から、すぐに始められることばかりです。
姿勢が崩れると、呼吸が浅くなり、血の巡りが悪くなります。
だからこそ、意識的に深呼吸することが大切です。
やり方は簡単です。
背筋を伸ばして椅子に座る(または立つ)
鼻からゆっくり息を吸って(4秒)
口からゆっくり息を吐く(6秒)
これを10回繰り返す
おすすめのタイミングは、朝起きた時、昼休み、寝る前。 たった3分で、全身に新鮮な酸素が巡り始めます。
「そんなことで?」と思うかもしれませんが、呼吸が変わると、体が変わります。
座っている時、無意識に足を組んでいませんか?
実は、足を組みたくなるのは、すでに骨盤が歪んでいるサインなんです。
歪んでいるから、バランスを取ろうとして足を組んでしまう。
そして、足を組むことで、さらに歪みが進む…
この悪循環を断ち切っていきましょう!
座る時は:
両足を床にしっかりつける
左右均等に体重をかける
背もたれに寄りかかりすぎない
最初は違和感があるかもしれません。
「足を組まないと落ち着かない」と感じるなら、それだけ体が歪んでいる証拠です。
でも、大丈夫。 続けていくうちに、体がまっすぐ座ることに慣れてきます。
長時間座っていると、腰周りの血流がどんどん悪くなります。
血流が悪くなる→筋肉が硬くなる→痛みが出る
この流れを防ぐために、こまめに立ち上がることが重要です。
30分に1回、立ち上がって:
軽く背伸びをする
腰を左右にゆっくり回す
その場で足踏みを10回
「そんなに頻繁に?」と思うかもしれませんが、1回30秒でOKです。
スマホのタイマーを30分ごとにセットしてみてください。
最初は面倒に感じるかもしれませんが、これだけで腰への負担が驚くほど変わります。
まずは、できることから始めてみてください
この3つは簡単そうに見えて、実は体が歪んでいると続けるのが難しいかもしれません。
出来ることからで、構いませんので、何か一つから始めてみてください。

「何をしても腰痛が良くならない」
「いつまで薬を飲み続けないといけないのか」
「もう、どこに行けばいいのか分からない…」
など、そのような治らない腰痛でお悩みの方に、見逃されがちな原因と、改善方法についてお伝えしました。
今現在、治らない腰痛でお悩みの方々に、お役に立てて頂ければ幸いです。
もし今現在、 「やってみたけど、すぐ元の姿勢に戻ってしまう」 「長年の痛みで、もう自分では何をしていいか分からない」 「なんとかして薬を手放したい」と思われている方は、倉敷市藤戸町の天城整骨院へ、一度ご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)