突然のズキっとした痛み!なぜぎっくり腰っ…
もくじ
軽いぎっくり腰を早く治す方法を探しているあなたへ|こんな悩みはありませんか?
「なんとなく腰に違和感があるけど、これって軽いぎっくり腰かも…」
「つい最近もぎっくり腰になったのに、また再発しそうで怖い」
「動けないほどではないけど、腰がピキッとなりそうな瞬間がある」
「このまま放っておくと、腰が悪化するんじゃないかと不安」
そんな不安を感じていませんか?
こんにちは。
倉敷市藤戸町天城にて、天城整骨院を開業しています院長の今行(いまゆき)です。
最近、繰り返すぎっくり腰でお困りの方が、来院されることが多くなっています。
「軽いから大丈夫」と油断していたり、間違った対処法をしてしまい、「何日も腰が痛くて動けなくなった…」など、ぎっくり腰を悪化してしまう方も少なくありません。
ぎっくり腰は、早めの正しい対応が大切です。
そこで、今回のブログでは、軽いぎっくり腰をできるだけ早く治す方法や、悪化させないための初期対応について、わかりやすくご紹介していきます。
今現在、軽いぎっくり腰になり、腰への不安を抱えている方は、お役に立てる内容になっています。
ぜひお読みください。
軽いぎっくり腰を早く治す方法とは?初期対応で差がつく回復のコツ
ぎっくり腰を早く治すには、初期対応がとても大切です。
大切なことが3つあります。
1. 安静にしすぎないこと
「え、安静にして、無理しない方がいいんじゃないの?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
以前はぎっくり腰=絶対安静という考えが一般的でした。
しかし、最近の研究で、できるだけ通常の生活をしていく方が、回復が早いということがわかっています。
これは、今まで通り何でもして良いというわけではありませんが、できる範囲でいつも通りの日常生活をしましょうということです。
つまり、安静にしすぎると、筋肉の硬直や血の巡りが悪くなるので、治りが遅くなるのです。
2. 温めること
「冷やす」よりも「温める」ほうが効果的です。
軽いぎっくり腰では、腰まわりの筋肉が緊張してしまっています。
これを、温めて血の巡りを良くすることで筋肉の緊張が緩み、回復を早めてくれます。
お風呂で緩い湯(38〜40℃程度)15分程度で構いません。
冬の場合は、腹巻きなどでお腹まわりも冷えないようにすると効果的です。
3. 腰まわりをマッサージしないこと
軽いぎっくり腰の際は、腰まわりの発症直後は筋肉や靭帯を痛めている可能性があります。
マッサージをすると、その痛めているが広がり、かえって痛みが悪化するリスクがあります。
実際に、家族に腰をマッサージをしてもらったことにより、次の日起き上がれなくなり困って来院された患者さんを多くみました。
特に、うつ伏せにして、腰をマッサージすることはやめるようにしましょう。
日本整形外科学会の腰痛診療ガイドラインでも、急性期に過度なマッサージを行うことは推奨されていません。
軽いぎっくり腰を早く治す方法と再発を防ぐ生活習慣とは?
軽いぎっくり腰を早く治すには、痛みが落ち着いてきた段階で、適度に体を動かすことが大切です。
その中でも特に重要なのが、「同じ姿勢を長時間続けないこと」です。
たとえば、デスクワークで長時間座りっぱなしの状態が続くと、腰まわりの筋肉が固まり、血の巡りが悪くなってしまいます。
血の巡りが悪くなることで、痛みが長引いたり、再発しやすくなります。
そのため、1時間に一度は立ち上がることを習慣にするのがおすすめです。
数分間の軽い歩行や、背筋を伸ばすようなストレッチでも構いません。
また、立ち上がるのが難しい環境であれば、座ったまま深呼吸を数回行うだけでも、体内の循環を促す効果があります。
他にも、何気ない姿勢のクセも再発の原因になります。
たとえば、椅子に座った際に足を組む、片足に重心をかけて立つといった日常の姿勢は、知らず知らずのうちに腰への負担を大きくしています。
できる範囲で構いませんので、左右のバランスを意識し、背筋をまっすぐ保つように心がけましょう。
軽いぎっくり腰は早く治すことも可能ですが、普段の過ごし方によって再発するリスクも高くなります。
ちょっとした習慣の見直しが、回復のスピードとその後の予防につながっていきます。
まとめ|軽いぎっくり腰を早く治すために今すぐできること
「なんとなく腰に違和感があるけど、これって軽いぎっくり腰かも…」
「つい最近もぎっくり腰になったのに、また再発しそうで怖い」
「動けないほどではないけど、腰がピキッとなりそうな瞬間がある」
「このまま放っておくと、腰が悪化するんじゃないかと不安」
と、軽いぎっくり腰になってしまった方へ、今回のブログでは、軽いぎっくり腰をできるだけ早く治す方法や、悪化させないための初期対応について、わかりやすくご紹介しました。
軽いぎっくり腰は、「軽いから大丈夫」と油断して放置してしまうと、思わぬ悪化や再発を招くことがあります。
ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
そして、もし数日たっても痛みがなかなか改善されない場合、腰の違和感が続くような場合は、何かの原因が隠れていることもあります。
そのような場合は、お気軽に当院までご連絡ください。
今回のブログで参考にしたガイドライン・文献について
- 日本整形外科学会・日本腰痛学会:腰痛診療ガイドライン 2019
- NICE guidelines on low back pain and sciatica (NG59)
- Heneweer H et al., Physical activity and low back pain: a systematic review. Eur Spine J. 2011.
- van Tulder M et al., Low back pain. Best Pract Res Clin Rheumatol. 2002.
(柔道整復師 今行慎二 監修)















