こんにちは! 倉敷市藤戸町にある天城整骨…
もくじ
「病院で何度も水を抜いているけど、膝の痛みが改善しない」
「膝の水を抜くと楽になるけど、数日するとまた痛くなる」
「なんで、何度も膝に水が溜まるのだろう…」
と、このような膝の痛みでお悩みではないでしょうか?
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
先日も、このような膝の痛みのお悩みを持たれている70代男性の方が来院されました。
「このまま病院で良くなるのか不安になり、他に良くなる方法があれば…」
と、来院された理由を口にされていました。
何度も膝の水を抜いているにもかかわらず、膝の痛みが改善しないのはつらいですよね。
そのような方々の中には、
「このまま歩けなくなったら、どうしよう」
と将来への不安を抱えている方も少なくありません。
そこで、今回のブログでは、膝に水が溜まる原因とメカニズム、病院での膝の水抜き治療が治らない理由、膝の痛みで悩まれていた患者さんの改善事例について、紹介させていただきます。
今現在、膝に水が溜まって困っている方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ最後までお読みください。
そもそもなぜ、膝に水が溜まるのだろうと疑問をお持ちの方がおられると思います。
膝に水が溜まる主な原因とメカニズムを、風船の例え話で説明します。
膝の関節は、ちょうど「風船」のようなものだと考えてみてください。
実は、普段の健康な膝でも、風船の中に少しだけ水(関節液)が入っています。
この水(関節液)は、膝の動きをなめらかにしたり、クッションの役割を果たしています。
ところが、膝に炎症が起こると、この風船の中にどんどん水が追加されていきます。
なぜ、どんどん水が追加されるのかは、炎症を抑えるためです。
要は、膝の中で「もっと水を出して炎症を抑えて守らなきゃ!」という反応が起こっているのです。
この風船が膨らみすぎると、膝の中の圧力が高くなり、膝が動かしにくくなったり、膝が伸ばせなくなったり、強い痛みが出たりします。
これが「膝に水が溜まる」仕組みです。
ですので、病院では、痛みを抑えるために水を抜いて、膝の中の圧力を下げてあげます。
また、炎症や痛みが強い場合にはステロイド注射をしたり、痛み止めの薬を処方します。
膝の水を抜いて、なおかつ炎症を抑えるために、注射や痛み止めの薬を続けていけば、通常ですと症状は改善していきます。
しかし、病院で膝の水を抜く治療を続けても、なかなか治らない方が多くおられます。
膝の水を抜く処置は、風船が膨らみすぎるのを抑えて、膝の腫れや痛み、圧迫感を一時的に和らげるのに有効ですが、炎症の原因そのものを治しているわけではありません。
そのため、炎症が続いている限り、何度水を抜いてもまた溜まってしまいます。
また、水を抜くことが「クセになる」と言われることがありますが、これは誤解です。
治らないのは、多くの場合、膝以外の部位(股関節や足首など)に負担の原因があることが多く見られます。
このように、本当に膝の状態を改善するには、炎症を起こさせている原因を見極め、それに合った治療やリハビリを続けることが大切です。
病院に行っていたけど、膝の痛みが改善されずに困っていた患者さんの改善事例を紹介します。
倉敷市在住 西井 和子 様 80歳 女性 無職
・何が決めてで当院を受診されましたか?
主人がインターネットで見て決めました。
これまで他の整形医院にも行って診て頂きましたが、なかなか痛みがとれづ悩んでいました。
・どのような症状にお悩みで当院を受診されましたか?
ひざの痛みが続き歩くとさらに痛みので、だんだん動くのが苦痛になっておりました。
特に夜寝てから、うづくのが辛くて睡眠不足が続くようになりました。
痛みと共に寝不足で困っていました。
・実際に受診されてよかったことを書いてください。
⑴治療中の痛みがなく短い時間で治療が行われること。
⑵治る経過に時間と回数がかかったかも知れませんが、確実に良い方向へ向かっていることで安心しています。
⑶痛みも次第に治り、歩行の杖もいまでは必要ありません。
70代女性 (高梁市在住)
・何が決め手で当院を受診されましたか?
娘が紹介してくれたから
・どのような症状にお悩みで受診されましたか?
ひざの痛みがなかなか治らなかったから
・実際に受診されて良かったことをお書きください。
的確に痛みのあるところを処置して下さったと思います。
楽になるとありがたいです。
「病院で何度も水を抜いているけど、膝の痛みが改善しない」
「膝の水を抜くと楽になるけど、数日するとまた痛くなる」
「なんで、何度も膝に水が溜まるのだろう…」
と、このような膝の痛みでお悩みの方のために、今回のブログでは、膝に水が溜まる原因とメカニズム、病院での膝の水抜き治療が治らない理由、膝の痛みで悩まれていた患者さんの改善事例について、紹介させていただきました。
そのような方々の中には、「このまま歩けなくなったら、どうしよう」と将来への不安を抱えている方も少なくありません。
そんな方々のお役に立ててもらえれば幸いです。
今現在、いろいろな対策をしているけど、いっこうに膝に水が溜まる、膝の痛みが改善しない方は、他の原因があるかもしれません。
そのような場合は、当院にご相談ください。
当院では、膝だけでなく全身のバランスを整えることで、膝への負担軽減を図り、生活指導を通じて、症状の改善を目指しています。
参考文献:
・日本整形外科学会『変形性膝関節症診療ガイドライン 2020』
・厚生労働省 医療広告ガイドライン
[https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411.html](https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411.html)
(柔道整復師 今行慎二 監修)