こんにちは! 天城整骨院の…
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こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院、院長の今行(いまゆき)です。
6月になると、地域のあちこちで田植えが始まり、田んぼに緑の苗が並び始めますね。
そんな季節、当院には次のようなお悩みを抱えたお母さんたちがよく来院されます。
「田植えの翌朝、腰が痛くて布団から起き上がるのがつらい」
「深く屈むと膝がズキッと痛む」
「田植えのあと、数日経っても腰のだるさが取れない…」
普段から育児や家事に追われているなかで、数日とはいえ田植え作業も加わると、心も体も疲れ切ってしまいます。
「しんどいけど、手伝わないわけにはいかない」
「周りに頼れる人もいないから、自分でやるしかない」
と頑張っている方がほとんどではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは、田植えのあとに起こりやすい「腰痛・膝痛の原因」と「自宅で簡単にできるセルフケア方法」をご紹介します。
今現在、田植えのあとの腰痛や膝痛でお悩まれている方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ最後までお読みください。
田植えは見た目以上に体に負担がかかる作業です。
田んぼの泥に足を取られないように踏ん張ったり、中腰で長時間作業をしたり、苗箱やパレットを運んだり…。
足場が安定しないうえに、何度もしゃがんで立ってを繰り返すことで、腰や膝にかかる負荷は想像以上です。
また、慣れない長靴での作業や、泥に足を取られて無理なバランスを取る動作も、体にとってはストレスになります。
普段あまり使わない筋肉を酷使することになるため、特に農作業に慣れていない方ほど、腰や膝を痛めやすいのです。
実際に当院でも、田植え後に来院される方の多くがこう話されています。
「毎年、田植えの時期になると同じ場所が痛くなる」
「終わって数日経っても、腰の重さが残っている」
「湿布を貼っても、なかなか腰痛が改善しない」
女性の方々は、ただでさえ家事や育児で腰への負担が大きくなっています。
その状態でさらに田植えの負担が加わることで、体が悲鳴を上げてしまうのです。
体の痛みは、軽いうちに対処すれば早く良くなりやすいです。
ここでは、子どもが寝たあとや家事の合間にできる「3つの簡単ストレッチ」をご紹介します。
① 朝の動きをラクにする「ひざ抱えストレッチ」
寝起きに腰がつらい方におすすめのストレッチです。
1. 仰向けに寝て、片側膝を胸に引き寄せる
2. 両手で膝を抱えて10秒キープ
3. ゆっくり元に戻す
4.もう片方の膝も同じようにする
これを朝や寝る前に5回ほど繰り返すことで、腰まわりの緊張をゆるめ、翌朝の動きがラクになります。
② 膝の痛みをやわらげる「太もも前ストレッチ」
しゃがんだときの膝の痛みが気になる方におすすめです。
1. 横向きに寝て、上側の足首を手で持つ
2. かかとをお尻に近づけ、太ももの前側を伸ばす
3. 20秒キープ(左右それぞれ)
ポイントは、「痛気持ちいい」と感じる範囲で止めること。無理に引っ張ると逆効果なので、呼吸を止めずゆっくり行いましょう。
③ 下半身全体を整える「ワイドスクワット風ストレッチ」
股関節がかたくなると、腰や膝に負担がかかりやすくなります。
1. 足を肩幅より広めに開き、つま先はやや外向きに
2. 背筋を伸ばして、ゆっくりと腰を落とす
3. 太ももに軽い張りを感じたら戻る
4. これを5〜10回繰り返す
お子さんと一緒にやって「何回できるかな?」と遊びながらやると、続けやすくなりますよ。
「ストレッチを続けるのが苦手…」という声もよく聞きます。
そんなときは、
・歯みがきの前に1回
・洗濯物を干したあとに1回
・子どもを寝かせたあとに1回
というように、**日常の動作とセットにする**と習慣化し、早く腰痛や膝痛を改善しやすくなります。
また、田植え後の痛みを長引かせないために、普段の姿勢や動作にも気を配ることが大切です。
たとえば、床から立ち上がるときは「手で支える」「横向きから起き上がる」など、腰にかかる負担を軽くする工夫を心がけましょう。
「田植えの翌朝、腰が痛くて布団から起き上がるのがつらい」
「深く屈むと膝がズキッと痛む」
「田植えのあと、数日経っても腰のだるさが取れない…」
このような方々のために、今回のブログでは、田植えのあとに多い「腰痛・膝痛の原因」と「自宅でできる簡単セルフケア」についてご紹介しました。
「体がしんどいけど、頑張らなきゃ」
そんな想いで毎日を過ごしている女性たちにこそ、自分の体をいたわる時間を持ってほしいと思っています。
田植え後の痛みを放っておくと、年々慢性化しやすくなる傾向もあります。
もし今、「ストレッチしても良くならない」「痛みの原因がよく分からない」と感じているなら、それは体からのサインかもしれません。
そんなときは、ぜひ当院にご相談ください。
あなたの体の状態を丁寧に見て、今よりも快適に動ける毎日をサポートいたします。
当院の腰痛の治療について、詳しくはこちらをご覧ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)