普通に歩けない…このようなお悩みを持たれ…
もくじ
「歩いている際に、股関節に痛みが出ることがある」
「股関節のストレッチをしていても、なかなか治らない」
「骨には異常はなかったので、湿布をもらったけど良くならない」
このようなお悩みを抱えていませんか?
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
先日、股関節のお悩みを抱えた30代女性が相談に来られました。
詳しくお話をお聞きすると、
「歩いている際の左側の股関節にズキッと痛みを治したい」ということでした。
「ストレッチや運動をしているのですが、良くならなくて困っていて…」
と、ご自身でいろいろやってみたけど治らず、整形外科に行くも骨には異常はなく、湿布と痛み止めだけで困っていました。
このような股関節の痛みで困っている方は少なくありません。
「なんで、骨に異常もないのに、捻ったりしたわけでもないのに、良くならないのだろう」
と疑問を抱えている方もおられるのではないでしょうか?
そこで、今回のブログでは、実例を踏まえながら、股関節の痛みが出る理由、足首の痛みと股関節との意外な関係、股関節の痛みへのセルフケア3選について紹介させていただきます。
今現在、股関節の症状でお悩みの方は、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、お読みください。
股関節は、足のつけ根にある大きな関節で、骨盤と太ももの骨をつないでいます。
股関節は、歩いたり走ったりするときに体を支えたり、足をいろいろな方向に動かしたりする大事な役割があります。
そのため、股関節の動きが悪くなると、負担がかかり続けて痛みを起こしてしまいます。
特に歩き始めは、負担がかかりやすく、痛みを起こしてしまいがちです。
この股関節の動きを悪くする理由として、股関節のまわりの筋肉が硬くなってしまっていることがあります。
デスクワークや長時間座っていることがあると、股関節を動かさないために、股関節のまわりの筋肉や腱がかたくなったり、弱くなったりします。
これは、筋肉は動かしていないと血の巡りが悪くなるからです。
植物が十分な水をあげないと健康に育たないように、
血の巡りが悪いと、筋肉や腱もカチカチになってしまうのです。
股関節を動かさないことで、血の巡りが悪くなり、股関節のまわりの筋肉や腱がかたくなったり、弱くなったりすることが、痛みの原因になります。
しかし、それ以外にも、股関節以外の部分に原因があることがあります。
今回紹介させていただいた女性の患者さんの股関節の原因は、足首に問題がありました。
実は、数ヶ月前に左側の足首に違和感を感じていたのです。
その違和感が2週間以上続いていました。
足首の違和感はなくなっていたのですが、違和感を避けようとして左足への体重のかけ方を変えていたのです。
そのために、左股関節に負担がかかってしまい、痛みが出ていたのです。
人は体全体をバランスよく使っています。
体の関節や筋肉を「一つの機械の中にある歯車」のようなものです。
普段はすべての歯車がスムーズに噛み合って動いていることで、体全体がバランスよく動きます。
しかし、左足首(歯車の一つ)が違和感でうまく回らなくなると、隣の歯車(股関節)が補おうとして無理をします。
結果として、股関節にも痛みが出てしまうのです。
左足首の治療をすることで、この女性の患者さんの股関節の痛みはなくなりました。
・お風呂に浸かる
ぬるめのお風呂にゆっくり浸かりましょう。
38〜40℃で15分程度で構いません。
筋肉を和らげて、血の巡りを良くします。
・朝一番に軽く体を動かす
朝起きてすぐ、布団の上で簡単なストレッチを行うだけでも、その日の股関節への不安リスクはぐっと下がります。
仰向けで両膝を抱えて左右に軽くゆらす
「腰回しストレッチ」がおすすめです。
・定期的に足首を動かす
長時間座っていると、ふくらはぎが硬くなりやすくなります。
足首を動かして、ふくらはぎ(第二の心臓)のポンプ機能を活かし、血の巡りを良くしましょう。
「歩いている際に、股関節に痛みが出ることがある」
「股関節のストレッチをしていても、なかなか治らない」
「骨には異常はなかったので、湿布をもらったけど良くならない」
このようなお悩みの方々に、今回のブログでは、実例を踏まえながら、股関節の痛みが出る理由、足首の痛みと股関節との意外な関係、股関節のセルフケア3選について、紹介させていただきました。
股関節の症状でお悩みの方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
もし、今現在「いろいろ試しても良くならない…」とお悩みの方は、他の原因が隠れている可能性もあります。
そういった場合は、当院に一度ご相談ください。
天城整骨院は、あなたの不安を一緒に解消できるよう、丁寧に対応いたします。
当院の治療について詳しく知りたい方は、こちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)