「後頭部が重だるい」 「頭が締め付けられ…
もくじ
「最近、夕方になると頭がズキズキする」
「首や肩がガチガチになってくると、決まって頭痛が…」
「頭痛薬に頼り切っている…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
当院では、40代・50代の女性を中心に、偏頭痛と首の痛みを同時に感じている方が増えています。
家事や仕事に追われ、自分の体のケアを後回しにしがち。
気がつけば頭痛薬が手放せない…という生活になっている方も少なくありません。
特に、週末になると「寝込むほどの頭痛がくる」といったお悩みを抱える方が、多くいらっしゃいます。
このような偏頭痛と首の痛みですが、ちょっとした習慣の見直しとセルフケアで、症状がやわらぎます。
そこで、今回のブログでは、薬に頼らず偏頭痛と首の痛みを和らげるための方法について、天城整骨院の臨床経験も交えながら紹介させていただきます。
今現在、偏頭痛と首の痛みでお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。
実は、偏頭痛と首の痛みは、無関係のようで密接につながっています。
とくに、最近よく聞く「ストレートネック」は要注意です。
ストレートネックとは、本来なだらかなカーブを描いているはずの首の骨が、前傾姿勢などの影響でまっすぐに固まってしまっている状態のこと。
このような首の状態になると、頭の重さ(成人で約5kg)が首や肩の筋肉に直接負担をかけ、筋肉が緊張しやすくなります。
その結果として、首のこりや頭痛、さらにはめまい、吐き気といった自律神経に関連する不調が連鎖的に現れてくるのです。
また、こうした姿勢の乱れは日常生活の中で無意識に積み重なっていくため、自分では気づきにくいのが特徴です。
「頭痛=脳の病気」と考えてしまう方もいますが、筋肉と姿勢の影響は決して小さくありません。
当院では、偏頭痛に悩む方のほとんどが、首や背中の緊張が強く、猫背や前傾姿勢が癖になっている傾向があります。
「何年も前から猫背が気になっていて…」という方も多くおられます。
「検査では異常がないのに頭が痛い…」とお悩みの方ほど、姿勢や筋肉の緊張が原因になっていることが少なくありません。
薬を使わず、毎日の生活の中で症状をやわらげるには、「姿勢をリセットする時間」をつくることが効果的です。
ここでは、忙しい方でも取り入れやすい2つのストレッチをご紹介します。
テレビを見ながら、寝る前の3分間、まずはできる範囲から始めてみてください。
スマホやデスクワークで固まりやすい首の前側の筋肉をやわらげることで、頭の位置が自然と後ろに戻りやすくなります。
やり方:
このストレッチは、首まわりの血流を改善する効果があり、朝の起きがけやデスクワークの合間にもおすすめです。
猫背を改善することで、首への負担そのものを軽減できます。
やり方(キャット&カウ):
この動きは呼吸と連動するため、リラックス効果もあり、自律神経のバランスにも良い影響を与えます。
これらに当てはまる場合、筋肉の過緊張や姿勢の問題が頭痛の原因になっているかもしれません。
「最近、夕方になると頭がズキズキする」
「首や肩がガチガチになってくると、決まって頭痛が…」
「頭痛薬に頼り切っている…」
このようなお悩みを抱えている方へ、今回のブログでは、薬に頼らず偏頭痛と首の痛みを和らげるための方法について、天城整骨院の臨床経験も交えながら紹介させていただきました。
偏頭痛と首の痛みが重なると、毎日の家事や仕事にも影響が出てしまいます。
しかし、その原因が姿勢や筋肉の緊張である場合、日常のちょっとした工夫で症状がやわらぐ可能性があります。
まずは1日1回、姿勢を見直す時間をつくるところからはじめてみてください。
もしセルフケアを試しても改善が見られない場合は、身体全体のバランスなどの問題がある可能性も考えられます。
その際は、当院へ一度相談ください。
天城整骨院では、姿勢や体のバランスから膝の状態を丁寧に確認し、お一人おひとりに合わせた施術とアドバイスを行っています。
当院の頭痛の治療については、こちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)