自宅で簡単!手首と親指の腱鞘炎に効くセル…
もくじ
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
「手首や親指の痛みが、湿布や注射をしても一向に良くならない…」
「一度は楽になったのに、また痛みがぶり返してきた」
「できれば手術は避けたいけど、もうどうしていいか分からない…」
このようなお悩みを抱えていませんか?
当院にも、同じような手首の症状でお悩みの方が来院されるので、その気持ちよくわかります。
そこで、今回のブログでは、腱鞘炎がなかなか良くならない原因について、一般的な治療法の落とし穴と、改善へのヒントを整骨院の視点からご紹介します。
今現在、病院以外の方法で良くならないかと考えられている方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、最後までご覧ください。
腱鞘炎は、手首や親指の使い過ぎによって、腱と腱鞘の間で摩擦が起き、炎症を起こす状態です。
特に「親指の付け根の腫れや痛み」「手首を動かすとズキッとする」といった症状で悩まれる方が多く、女性に多く見られます。
病院や整形外科での一般的な治療法は以下のようなものです:
・湿布や塗り薬で炎症を抑える
・鎮痛剤や抗炎症薬の内服
・局所へのステロイド注射
・安静や固定(テーピングやサポーター)
・手術(腱鞘の開放術など)
これらは確かに“炎症を抑える”ためには有効ですが、実際に患者様からはこんな声をよく聞きます。
注射による一時的な鎮痛効果はあっても、手の使い方や姿勢が変わっていない場合、再発しやすいのが実情です。
特に親指を酷使する家事(洗濯、料理、掃除)をしている方の場合、「痛くなくなった=治った」と思ってしまい、また無意識に負担をかけてしまう傾向があります。
湿布は「冷却」や「消炎」には役立ちますが、あくまで対症療法。
原因となっている筋肉や腱の硬さ、身体の使い方が変わらない限り、根本的な改善にはつながりません。
▶【ここが落とし穴】
多くの方は「腱鞘炎=手首だけの問題」と思いがちですが、実は肩や肘の使い方のクセ、姿勢の歪み、筋力バランスの崩れなども深く関係しています。
整骨院に来られる患者さんの中には、「何ヶ月も整形外科で治療を受けていたのに…」という方も少なくありません。
私たちがそうした方に対して注目するのは、“痛みの出ている場所以外の状態”です。
・猫背で肩が内巻きになっている
・肘の可動域が狭く、手首への負担が増えている
・手のひらの筋肉が弱って、親指に力が集中している
こうした状態があると、いくら手首だけを処置しても、また別の形で負担がかかり、再発を繰り返してしまうのです。
当院では、腱鞘炎の患者さんに対して、単に痛みを取るだけでなく、
・姿勢や身体の使い方の評価
・肩や肘を含めた動作分析
・筋肉のバランス調整
・自宅でできるストレッチやセルフケアの指導
といった全体のバランスを整えるアプローチを行っています。
その結果、
「湿布や注射だけではダメだったけど、こうすれば楽になるんだ」
と気づかれる方が多くおられます。
以下に当てはまる方は、治りにくい腱鞘炎の状態に入っている可能性があります。
・湿布を3ヶ月以上貼っても変化がない
・注射をしても数週間でまた痛みが戻る
・朝起きたときが特につらくなってきた
・親指を動かすと“引っかかる”ような違和感がある
・ペットボトルのキャップを開けられないほど力が入らない
「手首や親指の痛みが、湿布や注射をしても一向に良くならない…」
「一度は楽になったのに、また痛みがぶり返してきた」
「できれば手術は避けたいけど、もうどうしていいか分からない…」
このような腱鞘炎が治らない理由は、「炎症が残っている」からだけではありません。
身体全体の使い方のクセ、生活習慣、筋肉のバランス――これらを見直さなければ、どんな治療も“その場しのぎ”になってしまいます。
「いつまで経っても痛みが取れない…」
「また再発してしまった…」
そんな不安を抱えている方は、一度、お近くの整骨院、接骨院にご相談ください。
これらの院は、国家資格を有する院になります。
整体院、マッサージ屋さんは、ほとんどが無資格院になります。
ホームページなどで確認の上、ご相談ください。
整形外科と違った視点から、根本的な改善のための道筋をご提案してくれるはずです。
当院でもご相談は受け付けていますので、お気軽にお連絡ください。
第5回:手術は避けたい!腱鞘炎を根本から改善するために大切なこととは|倉敷市 天城整骨院
→ 第3回:自宅で簡単!手首と親指の腱鞘炎に効くセルフケアとマッサージ方法
(柔道整復師 今行慎二 監修)