はじめに こんにちは。 岡山県倉敷市藤戸…
もくじ
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の今行慎二です。
いよいよ梅雨入りの季節となりましたね。
実はこの時期、湿度が高く蒸し暑いため、大人だけでなく子どもも「熱中症」になりやすい時期です。
特に、小さなお子さんは自分で体調の変化をうまく伝えられません。
家事や仕事で忙しいママは、お子さんの様子を見落としてしまうこともあるのではないでしょうか?
そこで今回は、
・子どもに見られる熱中症の初期サイン
・万が一のときの応急処置
・毎日の生活でムリなくできる予防法
この3つのポイントを分かりやすくご紹介します。
「今年の夏は家族みんな元気に乗り切りたい!」という方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
お子さんにこんな様子はありませんか?早めの気づきがとても大切です。
・急に元気がなくなる・ぐったりする
遊んでいたのに急に静かになった場合は注意。体力が奪われているサインかもしれません。
・顔が赤く、汗が異常に多い or 少ない
いつもより顔が赤く、汗がダラダラ出ている…逆に汗が止まってしまっている場合も要注意です。
・めまい・ふらつき
立ち上がるときによろける、おぼつかない歩き方をしているときは脱水が進んでいるかもしれません。
・お腹が痛い・気持ち悪いと言う
子どもは体調不良を「お腹が痛い」「気持ち悪い」と表現することがあります。
唇や肌の乾燥
いつもより唇がカサカサしていたり、手足が冷たく乾いている場合も脱水のサインです。
💡 【チェックのコツ】手の甲で「隠れ脱水」を確認!
お子さんの手の甲を軽くつまんでみて、すぐに元に戻らない場合は水分不足の可能性があります。
万が一、お子さんが体調を崩してしまった場合は、慌てず以下の対処を行いましょう。
・涼しい場所に移動する
屋内ならエアコンの効いた部屋、外なら日陰に移動しましょう。
・衣類を緩める・体を冷やす
首元や脇の下、太ももの付け根を冷やすと効果的です。
💡【裏ワザ】冷やしたペットボトルにタオルを巻いて当てるだけでOK!
・こまめに水分と塩分を補給
スポーツドリンクや塩飴などで水分・ミネラルを補いましょう。
※無理に飲ませる必要はありません。飲める範囲で少しずつ。
・症状が重い場合は迷わず病院へ!
ぐったりして意識がもうろうとしている場合は、すぐに救急車を呼びましょう。
忙しいママでも取り入れやすい対策をご紹介します。
・朝イチに白湯を飲ませる習慣を
寝ている間に失われた水分を、体にやさしい白湯で補いましょう。
・お出かけ前には帽子と首元ケアを忘れずに
UVカットのスカーフやタオルで首元を守ると、体温上昇を防げます。
・こまめな水分補給タイムを作る
遊ぶ前、遊んだ後、ごはんの前などタイミングを決めて飲む習慣を。
・室内環境の見直し
エアコンと扇風機を上手に使い、室温と湿度を快適に保ちましょう。
・早めの就寝で体力をキープ
疲れが溜まると体温調整がうまくいかなくなります。しっかり休息を。
子どもの熱中症は、早めの予防とちょっとした気づきが大切です。
今回ご紹介したチェックリストや応急処置、そして毎日続けられる予防法を取り入れて、
大切なお子さんを熱中症から守ってあげてくださいね。
また、ママ自身もお体のケアを忘れずに。
首や肩こり、腰の不調が気になる方は、どうぞお気軽に当院までご相談ください。
季節の変わり目も元気に過ごしましょう!
(柔道整復師 今行慎二 監修)