はじめに 「ズキっとした肩の痛みが出て、…
もくじ
「最近、肩の痛みがひどくて、家事も仕事もつらい…」
「高い場所のものを取ろうとすると、ズキッと痛む…」
「そのうち治るだろうと思っていたのに、なかなか良くならない…」
そんなお悩みを抱えていませんか?
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
五十肩は「そのうち治る」と言われることもありますが、実際には半年から1年以上も痛みや不自由さに悩まされる方が多くいらっしゃいます。さらに、適切なケアをしないと、肩の動きが元に戻らないこともあります。
そこで、今回は五十肩に悩む忙しい女性に向けて、今日からできる自宅ケアと痛みを悪化させないための対策をご紹介します。
五十肩は、正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれています。主に40代〜50代に多く見られますが、年齢に関係なく発症することもあります。
肩関節は体の中で最も可動域が広い関節ですが、その分負担もかかりやすい構造になっています。筋肉や腱によって支えられているため、日常の姿勢のクセや運動不足、加齢による筋力低下が重なることで痛みや炎症を引き起こすと考えられています。
特に家事や仕事で忙しい女性は、無意識に肩へ負担をかけてしまうことが少なくありません。
五十肩は、ちょっとした動作がスムーズにできなくなったり、痛みや違和感が出てくることから始まります。以下のチェックリストで確認してみましょう。
これらに心当たりがある場合、五十肩の可能性があります。放置せず、早めにケアを始めましょう。
五十肩は、全く動かさないでいると肩周りの筋肉がさらに硬くなり、回復が遅れてしまいます。「痛みのない範囲で、少しずつ動かすこと」がポイントです。
夜間は肩の痛みが強くなり、睡眠不足になることも。次のポイントを心がけましょう。
体が温まっているお風呂上がりは、筋肉がほぐれやすく運動に最適です。
※痛みが強い場合は無理せず、できる範囲で行いましょう。
肩に負担をかけずに可動域を広げるリハビリ運動です。
1日10回程度、気軽に続けてみましょう。
五十肩は「急性期」「慢性期」「回復期」と回復の段階があります。それぞれ適したケアが異なりますので、自分の状態を把握してケアしましょう。
→ この時期は安静と冷却が最優先です。無理な運動は控えましょう。
→ お風呂上がりのストレッチや軽い運動を始めましょう。
→ 肩の可動域を広げるリハビリや運動を積極的に行いましょう。
五十肩は「そのうち治る」と放置すると、回復までに長い時間がかかったり、肩の動きが元に戻らなくなるリスクもあります。
忙しい毎日の中でも、ちょっとした工夫やケアを取り入れることで、今の痛みを和らげ、スムーズな回復につながります。
もしセルフケアを続けても改善しない場合や、どの段階にいるのか分からず不安な場合は、当院にご相談ください。
当院の治療について、詳しく知りたい方はこちら
(監修:柔道整復師 今行 慎二)