坐骨神経痛の原因は腰じゃない?知られざる…
もくじ
「おしりから太もも、ふくらはぎにかけてズーンと重だるい痛みが続く…」
「整形外科に通っているけど、坐骨神経痛がなかなか良くならない…」
「椎間板ヘルニアと診断されて、手術しないといけないかもと不安…」
倉敷市にお住まいの40代女性の方で、このような悩みを抱えていませんか?
今回のブログでは、薬や手術に頼らず坐骨神経痛の症状を和らげる新しい選択肢をご紹介します。
椎間板ヘルニアと診断されると、「もう手術しかないのかな…」と思われている方もいると思います。
そのような方には、お役に立てる内容になっています。ぜひご覧ください。
整形外科では、椎間板ヘルニアと診断されると、多くの場合以下のような治療が行われます。
しかし、こうした治療は「その場の痛みを抑える」ことが目的であり、痛みの根本原因を改善するものではありません。
薬が切れると痛みが戻る…そんな経験を繰り返している方も少なくないのではないでしょうか?
また整形外科では、「骨盤のゆがみ」にアプローチすることはありません。
そのため症状が長引き、「もう手術しかないのかも…」と悩んでしまう方が多いのです。
坐骨神経痛による痛みは、骨盤のゆがみが大きく関係している場合があります。
このような状態が続くと、椎間板に強い圧力がかかり、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こしてしまいます。
つまり、薬で痛みをごまかすだけではなく、「骨盤のバランスを整えること」が改善につながることが期待できます。
「骨盤のバランスを整えること」が良いことはわかるけど、椎間板ヘルニアは大丈夫なの?と思われる方もいるかもしれません。
実は、「椎間板ヘルニアがある=痛みの原因」とは限らないのです。これは、最近の研究結果でもわかってきています。
アメリカのJensen博士(1994年)が発表した有名な研究では、腰痛などの症状がない健康な方の約76%に椎間板の異常(ヘルニア含む)が見つかったことが報告されています。
Jensenらによる研究(1994年)
論文タイトル:Magnetic Resonance Imaging of the Lumbar Spine in People Without Back Pain
掲載誌:New England Journal of Medicine
論文リンクはこちら
他にも、以下の論文でも同様の報告があります。
論文タイトル:Abnormal Magnetic-Resonance Scans of the Lumbar Spine in Asymptomatic People
掲載誌:The Journal of Bone and Joint Surgery
論文リンクはこちら
また、日本整形外科学会や米国内科学会(ACP)の腰痛診療ガイドラインでも、「手術は最後の選択肢」とされ、まずは運動療法や生活習慣の見直しといった非外科的治療が推奨されています。
このストレッチは、骨盤が後ろに倒れるのを防ぎ、椎間板ヘルニアによる神経圧迫を軽減します。
このストレッチは、骨盤の左右バランスを整え、坐骨神経痛の症状緩和に役立ちます。
どんなにストレッチをしても、普段の生活習慣が悪ければ、坐骨神経痛や椎間板ヘルニアの改善は難しくなります。
無意識のうちに足を組んでいませんか?このクセは骨盤のゆがみを悪化させ、坐骨神経痛の原因になります。
まずは、両足の裏をしっかり床につけて座ることを意識してみましょう。
つま先の向きは、骨盤のバランスに直結しています。倉敷市の天城整骨院に通われる方でも、「休め」の姿勢になっている方が非常に多いです。
立っているときは、つま先が平行を向くように意識してみましょう。
坐骨神経痛の痛みは、放置すればするほど慢性化し、長引きやすくなります。
「もう手術しかないのかも…」と悩む前に、根本的な原因にアプローチすることが大切です。
このようなお悩みを持たれている方々に、今回のブログでは、薬や手術に頼らず坐骨神経痛の症状を和らげる新しい選択肢をご紹介しました。
今現在、坐骨神経痛にお悩みの方は、お近くの整骨院・接骨院に一度ご相談ください。
これらの院は、国家資格を有している院になります。
整体院やマッサージ店は、ほとんどが無資格です。
行かれる前に、ホームページなどで「国家資格」の記載があるかをご確認ください。
当院でも相談を受けていますので、どうぞお気軽にご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)