こんにちは! 天城整骨院の今行です。 腰…
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こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院、院長の今行(いまゆき)です。
「おしりや太ももの裏がズーンと重だるい…」
「椅子から立ち上がるときに、おしりの奥がズキッと痛む…」
「時々、足先までピリピリと痺れが出てくる…」
最近、そんな症状でお困りではありませんか?
「年齢のせいかも」
「ずっと座りっぱなしで体に負担がかかってるからかも」
と、ついつい自己判断で我慢していませんか?
でも、その症状、実は坐骨神経痛のサインかもしれません。
「これといった原因はないのに、なぜ坐骨神経痛の症状が…」
と思われている方もいるかもしれません。
坐骨神経痛の原因は、色々ありがますが、特に40代〜50代前半の女性に多く見られるのが、学生時代のケガが何年も経ってから痛みとして現れているというケースです。
たとえば、若い頃に運動部で激しく体を使っていた方、クラシックバレエや体操で股関節を痛めた経験のある方…。
そうした“過去のケガ”が、実は今の坐骨神経痛に大きく関係していることがあるのです。
そこで、今回のブログでは、そのような坐骨神経痛になる方の意外な原因と悪化させないセルフケアについて、詳しく紹介させていただきます。
今現在、坐骨神経痛にお悩みの方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、お時間がある際にお読みください。
坐骨神経は、腰・お尻・太ももの裏・ふくらはぎ・足先へと伸びている、人体の中でも特に太くて長い神経です。
この神経が、筋肉の硬さや骨格の歪みによって圧迫されてしまうと、
・ピリピリしたしびれ
・ズーンとしただるさ
・鋭い痛み
といった症状が現れてくるのです。
イメージしやすくするために、坐骨神経を“高速道路”に例えてみましょう。
通常はスムーズに流れている車(神経の伝達)も、道路(筋肉や関節)がガタガタだったり渋滞していれば、うまく通れませんよね。
体のバランスが崩れ、筋肉がガチガチに硬くなっている状態では、まさにこの“渋滞”が起きている状態です。
特に、過去に股関節や腰を痛めた経験がある方は注意が必要です。
股関節の動きが悪くなると、姿勢が崩れ、それによって背中やお尻に負担がかかり、結果として坐骨神経にストレスがかかってしまうのです。
痛みがひどくなる前に、少しだけ意識を変えて日常にケアを取り入れることで、症状を改善させたり、悪化を防ぐことができます。
ここでは、時間をかけずに今日からできる3つのケアの方法をご紹介します。
朝は体が冷えていて、筋肉や関節が硬くなっています。
そのまま急に起き上がると、股関節や腰に大きな負担がかかってしまうことも。
おすすめなのが、ベッドの中で行える簡単な「股関節ほぐし」です。
たったこれだけで、朝の立ち上がりがグッと楽になります。
一見悪いクセと思われがちな“貧乏ゆすり”ですが、実は股関節の潤滑液(滑液)を分泌させたり、関節の動きを良くする効果があるということがわかってきています。
参考文献:
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7232713/?utm_source=chatgpt.com
イスに座っているとき、足を軽く揺らすだけでOK。
テレビを見ながら、料理をしているときなど、無理なく続けられます。
小さな動きでも、積み重なることで効果は十分にあります。
腸腰筋(ちょうようきん)という、股関節の深いところにある筋肉があります。
ここが働かないと、体のバランスが崩れやすくなり、坐骨神経に負担がかかりやすくなります。
イスに座ったままできる簡単な方法がこちら。
・骨盤の前側に4本の指を添える(親指は背中側)
・指を軽くお腹の奥に押し込みながら、息を吐いて少し前かがみになる
・息を吸いながらゆっくり元に戻す
これを5回ほど繰り返すと、体の芯からじんわり温まる感覚が出てきます。
「家族や仕事のことで手一杯で、自分のケアはいつも後回しにしていました…」
そんな声を、当院には本当によくいただきます。
でも、体がつらいと、日々の家事も仕事もはかどりませんし、イライラしてしまったり、自分の時間すら苦痛に感じてしまうこともありますよね。
坐骨神経痛は、症状が酷くなると、なかなか自然とよくなることはありません。
軽いうちにケアを始めれば、結果的に治るスピードも早くなり、悪化することを防ぎます。
痛みだけを取るための施術ではなく、「なぜその痛みが出たのか?」という根本原因を見極めて整えていくことを大切です。
「整形外科では原因がよくわからず不安だった…」
「薬を飲んでも一時的にしか効かなくて…」
そんな方も、まずはお近くの整骨院、接骨院に一度ご相談ください。
これらの院は、国家資格を有している院になります。
整体院やマッサージ店は、ほとんどが国家資格を有していない無資格の院になります。
必ずホームページなどで「国家資格」の記載があるかをご確認ください。
当院でも、相談は受けていますので、ご気軽にご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)