こんにちは! 天城整骨院の今行です。 歯…
もくじ
こんにちは。
湿気が多くなる季節になると、肩こりがひどくなり、朝から肩が重くて辛いという方も多いのではないでしょうか?
実は、湿度の上昇が原因となって肩の不調が悪化することは珍しくありません。
朝起きた瞬間から肩が重だるく感じられ、一日が憂鬱に感じられるという経験をした方も多いことでしょう。
今回は、そんな季節特有の肩こりに悩んでいる方々のために、なぜ湿気が肩こりを悪化させるのか、その理由や具体的な対策を詳しくお伝えします。
さらに、朝わずか10秒で行える簡単なストレッチ法をご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
一緒に肩こりの悩みから解放されましょう。
梅雨や雨の日が続く季節には、なぜか肩こりや首の痛みを訴える人が増えます。
湿度が高いと体の反応が変化するためです。
実は、湿気が高い環境では自律神経が乱れやすくなり、筋肉の血流が低下してしまいます。
その結果、肩や首の筋肉が硬く緊張しやすくなり、痛みや不快感を引き起こす原因となるのです。
また、湿気によって体の水分代謝が悪くなり、むくみが出ることでさらに筋肉の硬直が進んでしまうこともあります。
特に睡眠中は血流が低下しやすく、朝起きると肩が非常に重く感じるという方が多いのもこのためです。
このようなメカニズムを理解し、しっかりと対策を立てておけば、つらい肩こりを軽減することができます。
湿度の高い季節に肩こりが悪化するのを防ぐためには、日々の生活習慣を見直すことがとても大切です。
まず、室内の湿度管理が基本です。エアコンの除湿機能や除湿機を活用して、湿度を50~60%に保つよう心がけましょう。
これにより、筋肉や関節の不快感が軽減されやすくなります。
また、水分補給も忘れずに行うことが重要です。
湿気が多いと汗をかきにくく感じるため、水分摂取を怠りがちですが、体内の循環が悪くなることで筋肉が硬くなる可能性があります。
さらに、長時間同じ姿勢で作業を続けないようにすることも意識してください。
1時間に1回は軽く体を動かす、肩を回す、深呼吸するなど、ちょっとした習慣が大きな違いを生みます。
これらの習慣を取り入れるだけでも、湿気による肩こりの予防につながります。
朝の忙しい時間帯でも、たった10秒あれば肩の不調を和らげることができます。
ここでは、布団やベッドから起き上がる前にできる、誰でも簡単に行えるストレッチをご紹介します。
まず、仰向けのまま両腕を真横に広げ、肩の力を抜きます。
そして、手のひらを上に向けて深呼吸しながら両腕を天井に向かってゆっくり上げていき、再び横に戻す動作を3回繰り返します。
この動作で肩周辺の筋肉が自然に緩み、血流が改善されて肩こりが和らぎます。
さらに、朝一番に首をゆっくり左右に倒すことで、首から肩にかけての緊張も解けていきます。
どの動きも無理せず、痛みを感じたら中止することが大切です。
毎朝の習慣にすれば、湿気でこりやすいこの時期の肩の不調を軽減する有効な手段となります。
湿気が増えるこの季節、肩こりがひどくなってしまう方は少なくありません。
特に朝起きた時の不快感や、一日を通して続く肩の重さに悩まされている方も多いことでしょう。
しかし、湿度の影響を理解し、普段の生活習慣や簡単なケア方法を実践することで、肩の不調を和らげることは十分に可能です。
今回ご紹介した10秒ストレッチのように、ちょっとした工夫が毎日の快適さを大きく変えてくれます。
もし、こうした対策を続けても改善が見られない場合は、筋肉や関節の深部に原因があるかもしれません。
その際は、我慢せずに専門の治療を受けることが早期改善への第一歩です。
肩のこりでお悩みの方は、どうかお早めに当院の治療のご予約をお取りください。
(柔道整復師 今行 慎二 監修)