坐骨神経痛の原因は腰じゃない?知られざる…
もくじ
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行です。
「朝起きたときからお尻がズキズキ痛い…」
「仕事中に座っているだけで足がしびれてくる…」
このような坐骨神経痛のお悩みを持たれていませんか?
坐骨神経痛の症状、実は日常生活の中に悪化の原因が潜んでいるかもしれません。
薬やストレッチをしてもなかなか改善しない場合、普段の姿勢や動作に注目してみることが重要です。
今回のブログでは、坐骨神経痛をつらくしてしまうNG習慣と、今日から見直せる対策をご紹介します。
今現在、坐骨神経痛でお悩みの方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、最後までご覧ください。
デスクワークや運転などで、1日中座っているという方は特に注意が必要です。
長時間同じ姿勢で座ると、お尻や太ももの筋肉が固まり、坐骨神経が圧迫されやすくなります。
また、猫背や浅く腰かけるクセがあると、骨盤が後ろに倒れ、腰やお尻に余計な負担がかかってしまいます。
【ポイント】
・1時間に1回は立ち上がって歩く
・背もたれに頼らず、骨盤を立てて座る意識を持つ
・クッションを使ってお尻の圧を分散させる
立っているとき、無意識に片足に重心をかけていませんか?
このクセは骨盤を左右どちらかに傾けてしまい、左右の筋肉のバランスを崩します。
特に女性の場合、バッグを片側の肩にかけたり、台所で長時間同じ立ち方をしていたりと、日常の動作が積み重なりやすいです。
【ポイント】
・左右均等に体重をかけて立つ
・なるべく両足に体重がかかる靴(ヒールが低く柔らかい靴)を選ぶ
・荷物はリュックなど両肩に分散できるものを使う
家でくつろぐとき、足を組んで座ったり、横座りをすることはありませんか?
これらの座り方は、骨盤や股関節にねじれを生み、坐骨神経の圧迫を引き起こす原因になります。
一度の時間は短くても、日々の習慣が積み重なると、身体全体のバランスに影響を与えます。
【ポイント】
・床に座るなら正座やあぐらではなく、椅子や座椅子を使う
・骨盤を立てた正しい座り姿勢を意識する
・クッションやタオルで骨盤の傾きをサポートする
「朝起きると痛みがひどい」という方は、寝姿勢が関係している可能性があります。
柔らかすぎるマットレスや、腰が沈みすぎる布団は、寝ている間に骨盤が歪んだ状態になってしまいます。
仰向けで寝たつもりが、無意識に横向きになって脚を丸めている…そんな方も多いです。
【ポイント】
・寝具は腰が沈み込みすぎない、少し硬めのものを選ぶ
・仰向け寝を基本にし、膝の下に丸めたタオルを入れて腰の反りをやわらげる
・横向きで寝るときは、膝の間にクッションを挟む
坐骨神経痛は、「日常の小さなクセ」が積み重なって悪化しているケースが非常に多くあります。
薬や施術だけに頼るのではなく、まずは自分の動作や姿勢を見直すことが根本改善の第一歩です。
今現在、色々な対策をしているけど、なかなか坐骨神経痛が改善されない場合は、他の原因があることがあります。
一度、お近くの整骨院、接骨院にご相談ください。
当院でもご相談は受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)