はじめに こんにちは。 岡山県倉敷市藤戸…
【第3回】親指のばね指は姿勢や使い方がカギだった？見直して改善へ - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。
もくじ
「指が痛いのに、姿勢なんて関係あるの？」
「治療してもすぐ再発してしまうのはなぜ？」
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長 今行（いまゆき）です。
ばね指（弾発指）は、指の腱と腱鞘の間で摩擦が起き、腱がスムーズに動かなくなることで痛みや引っかかりが生じる状態です。
中でも親指は、家事やスマホ操作などでよく使われるため、女性にとって非常に多い症状のひとつです。
でも実は、その痛みの原因が指そのものではなく、姿勢や体の使い方にあることをご存じでしょうか？
今回のブログでは、「ばね指と姿勢・動作の意外な関係」について、整骨院の視点から詳しくお話しします。
今現在、親指のばね指でお困りの方は、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、最後までお読み頂けると幸いです。
親指にばかり負担がかかる生活、していませんか？
ばね指が親指に多い理由のひとつは、日常の中で使う頻度が非常に高いからです。
以下のような動作に心当たりはありませんか？
こうした動作は、知らず知らずのうちに親指の腱に過度な負担をかけているのです。
毎日の小さなクセの積み重ねが、やがて腱と腱鞘の間に摩擦を起こし、炎症や腫れ、引っかかりといった症状を引き起こします。
「原因がよくわからないまま痛くなってきた…」という場合も、こうした日々の使い方が関係していることが少なくありません。
ばね指は「指の疾患」と思われがちですが、実は姿勢の乱れが原因で親指に負担が集中しているケースもあります。
たとえばこんな姿勢、思い当たりませんか？
このような姿勢では、腕や肩の動きが制限され、その分、肘・手首・指先にまで無理な力がかかるようになります。
姿勢が悪くなると、肩が内側に巻き込む“巻き肩”になりがちです。
この状態では、腕全体が内側にねじれた状態になり、親指の動きも不自然になります。
つまり、姿勢の崩れが、親指のばね指を悪化させている可能性があるのです。
姿勢の悪化により肩や背中、首の筋肉が常に緊張していると、血行が悪くなり、指先への血流も低下してしまいます。
その結果、炎症がなかなか治まらず、ばね指の治りが遅くなったり、再発を繰り返すことになります。
「湿布や注射では良くならない…」と感じる背景には、血の巡りの悪さ＝姿勢の悪さが隠れている可能性があるのです。
天城整骨院では、ばね指の症状を訴える患者さんに対し、指だけではなく全身の姿勢と動作をチェックします。
このように、「なぜ指に炎症が起きたのか？」という“原因”にアプローチすることで、根本的な改善を目指します。
前腕（ひじ〜手首）の筋肉が硬くなると、腱の動きが悪くなり、腱鞘との摩擦が増えてばね指を悪化させてしまいます。
当院では、手技によって筋肉の緊張をやわらげ、腱がスムーズに動く状態へと導きます。
また、肩や首の筋肉のバランスを整えることで、手先への血流を改善し、自然治癒力を高めることにもつながります。
改善には、施術だけでなく日々の手の使い方の見直しも重要です。
こうした小さな意識の変化が、親指への負担を軽くし、ばね指の再発を防ぐ大きな一歩になります。
親指のばね指は、単に「指の問題」とだけ考えていては、なかなか根本改善に至りません。
姿勢が崩れていると、手先に過度な力がかかり、炎症や痛みを引き起こしやすくなります。
また、回復を遅らせる原因として、血流の悪さや筋肉の緊張も見逃せません。
天城整骨院では、姿勢・体の使い方・筋肉のバランスを整えることで、ばね指の根本的な改善をサポートしています。
「指の治療をしても、なかなか良くならない」
「手術する前に、他の方法を試してみたい」
という不安を抱えている方もいるかもしれません。
今回ご紹介した内容が、少しでもお役に立てれば幸いです。
現在、さまざまな対策をしているにも関わらず、なかなか親指のばね指が改善されない方は、お近くの整骨院に一度ご相談ください。
当院でもご相談を承っておりますので、お気軽にお連絡ください。
（柔道整復師 今行慎二 監修）
▶︎ 第1回｜親指のばね指が治らない…再発を繰り返す本当の原因とは
▶︎ 第2回｜手術しかないの？ばね指に悩むあなたへ｜手術以外の改善方法を紹介
▶︎ 第4回｜注射でもダメだった親指のばね指が改善した実例とは
▶︎ 第5回｜倉敷でばね指にお悩みの方へ｜天城整骨院が“手術に頼らない改善”をサポートします
