はじめに こんにちは。 岡山県倉敷市藤戸…
もくじ
「親指のばね指が治らなくて、手術をすすめられたけど…」
「本当に手術しか方法はないの?」
「切った後に後悔しないか不安…」
そんなふうに、手術をためらっている方はいませんか?
こんにちは。
岡山県倉敷市の天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
当院にも、親指のばね指に悩む女性の方が多く来院されています。
「注射では効かなくなってきた」
「もう手術しかないのかと不安」
といった声をよくいただきます。
そこで、今回のブログでは、手術を選ぶ前に知っておいてほしい「ばね指の手術以外の改善方法」について、詳しくお話しします。
今現在、親指のばね指でお困りの方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、最後までお読みください。
ばね指は、指を動かす腱(けん)と、それを通すトンネル状の腱鞘(けんしょう)の間に炎症が起こり、動かすと引っかかるような症状が出る状態です。
病院での一般的な治療の流れは、
・安静にして湿布や痛み止めで様子を見る
・改善しなければステロイド注射
・再発を繰り返したり、重症化すれば手術(腱鞘切開)
となっています。
手術は、引っかかっている腱鞘を切って、腱の通り道を広げる方法です。
日帰りで行える場合もありますが、術後に痛みが残ったり、動きが制限されるリスクもゼロではありません。
「切ってしまったら元に戻せない」という不安
実際に、当院を訪れる患者さんからは、以下のような不安の声が聞かれます。
・手術したのに再発したらどうしよう…
・指が動かしにくくなったら家事に支障が出そう
・術後の痛みや腫れが怖い
・家のこともあるし、入院や通院はできれば避けたい
特に女性の方は、家族の世話、料理や洗濯など、日々の生活の中で手を使う場面が多いため、手術のリスクを気にされるのも無理はありません。
では本当に、手術しか方法はないのでしょうか?
病院では「腱と腱鞘の炎症=結果」に対して治療を行いますが、
当院では「なぜ炎症が起きたのか=原因」まで掘り下げて施術します。
ばね指の原因として、当院が重視しているのは次の3つです。
指を動かす筋肉は、実は手のひらや指先だけでなく、肘から手首の前腕にまで広がっています。
そのため、前腕の筋肉が硬くなると、腱が緊張し、腱鞘との摩擦が強くなり、炎症を起こしやすくなります。
この腱が引っ張られている状態を解消させるために、当院では前腕の筋肉の柔軟性を取り戻すことで、腱の動きをスムーズにし、引っかかりの解消を目指します。
姿勢が悪いと、体のバランスが崩れ、肩〜肘〜手首〜指先にかかる負荷が偏ってしまいます。
特に猫背や巻き肩があると、肩が前に出て腕が内向きに回るため、親指の動きが不自然になりやすく、知らず知らずのうちに負担が増えます。
手指への負担を減らすために、当院では骨盤・背骨・肩の位置関係を整えることで、指先への負担を軽くし、ばね指の再発を防ぐ姿勢づくりを行っています。
例えばこんな習慣、思い当たりませんか?
・洗濯物を干すとき、洗濯バサミを指先で握っている
・スマホを片手で長時間持っている
・包丁を握るときに親指に力が入りすぎている
これらのクセはすべて、親指への小さな負担の積み重ねです。
施術と並行して、このような動作の見直しを行うことで、症状の悪化や再発のリスクを大きく減らすことができます。
以前当院に来られた60代の女性患者さまは、2回のステロイド注射を打っても改善せず、「手術するしかない」と言われていました。
しかし当院で以下のようなケアを行ったところ、
・肩の巻き込みを改善
・前腕の筋肉をやわらげ
・家事動作の見直し(スマホ・調理・洗濯)
3ヶ月後には、朝の引っかかりや痛みが軽減し、
「もう注射を打たなくても大丈夫」とご本人も驚かれていました。
親指のばね指で悩む方にとって、「手術をすすめられた」というのはとても不安な言葉だと思います。
でも、手術の前にできることはまだあるかもしれません。
・筋肉や関節の状態を整える
・姿勢を見直して手にかかる負担を減らす
・手の使い方のクセを知って変える
これらを行うことで、「切らずに治す」選択肢も見えてきます。
倉敷市の天城整骨院では、指先だけでなく、体全体を見ながらばね指の根本改善を目指しています。
「本当にこのまま手術しかないのかな…」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
\ シリーズ記事でさらに深く学べます /
▶︎ 第1回|親指のばね指が治らない…再発を繰り返す本当の原因とは
▶︎ 第3回|親指のばね指は姿勢や使い方がカギだった?見直して改善へ
▶︎ 第4回|注射でもダメだった親指のばね指が改善した実例とは
▶︎第5回|倉敷でばね指にお悩みの方へ|天城整骨院が“手術に頼らない改善”をサポートします