親指のばね指が治らない原因はこれかも?知らずにやりがちなNG行動 - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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親指のばね指が治らない原因はこれかも?知らずにやりがちなNG行動



はじめに

「朝起きた時に、指がこわばって動かしづらい」
「親指が曲がらない」
「親指の付け根が痛い」

このような親指のばね指でお悩みではないでしょうか?

病院で注射を受けても、しばらくすると症状が再発してしまい、困っている方も多いのではないでしょうか。

そんな方の中には、
「このまま指が動かなくなってしまうのでは…」
「手術だけは避けたい」

という不安を抱えている方も少なくありません。

当院にも親指のばね指でお悩みの患者様が多く来院されるため、その辛さはわかります。

先日も、60代の女性の患者様が来院されました。

「付け根が痛かったので自分でマッサージをしていたら、かえって症状が悪化してしまいました」
とのことでした。

現在、YouTubeなどで様々なセルフケア情報がでていますが、その中には症状を悪化させてしまう方法も含まれています。

そこで今回は、知らずにやってしまいがちな、親指のばね指の方がやってはいけないセルフケアについてご紹介させていただきます。

今現在親指のばね指でお悩みの方に、お役に立つと思います。

少し長い文章になっていますが、ぜひ最後までお読みください。

 

なぜ、治らないの?親指のばね指の原因とは

「なぜ、治らないのだろう?」
と、親指のばね指への疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

ばね指について、わかりやすく簡単に解説をしていきます。

ばね指は、指を動かす腱(けん)と腱鞘(けんしょう)の間で炎症が起こり、指がスムーズに動かなくなる状態です。

腱は筋肉と骨をつなぐひも状の組織で、筋肉の力を骨に伝える役割をします。

腱鞘は腱を包むトンネルのような構造で、腱がスムーズに動けるようサポートしています。

 

ばね指では、この腱鞘が炎症で狭くなり、腱が引っかかるため、指を曲げたり伸ばしたりする際に「カクン」と引っかかるような動きや痛みが生じます。

その指の状態によっては、親指が曲がらなくなることもあります。

大きな原因は手や指の使いすぎで、スマートフォンや家事、仕事での手指の使いすぎなどが挙げられます。

また、女性や加齢による影響も関係することがあります

 

親指のばね指が悪化?やってはいけないセルフケア

親指のばね指は、日常生活にさまざまな支障が出てしまっていると思います。

そのために、どうにかして良くならないかと指をさすってみたり、マッサージしてみたり、伸ばしてみたりしている方も多いのではないでしょうか?

実は、良かれと思ってやっていることが、腱の炎症を引き起こしてしまい、症状をながびかせている事があります。

よくある長引かせてしまうセルフケアについて、紹介させていただきます。

 

1.炎症を起こしている部分へのマッサージ

炎症を起こしている部分へののマッサージは、炎症を起こしたり、炎症を長引かせてしまいます。

マッサージをすると、ちょっと楽な感じがする

とマッサージをした時だけ楽に感じることもあるかもしれません。

しかし、それが後で炎症を起こしてしまいかねません。

炎症をしているかの判断の仕方について
炎症をしているかの判断は、ご自身だけでは、判断がつきにくいと思われている方もいるのではないでしょうか?

以下の項目に当てはまらないかをチェックしてみてください
一つでも該当するようでしたら、炎症している可能性があります。
そのような場合は、マッサージをしないようにしましょう。

・痛み:常にズキズキとした痛み続いている場合
・腫れ:腫れている場合
腫れている場合は、膨れていたり、皮膚のシワがなくなっています。
・圧痛:押すと強い痛みを感じる場合

2.痛みを伴うストレッチ

ストレッチ中に痛みを感じる場合、筋肉や腱、腱鞘に痛みを感じる負荷がかかると炎症が起きやすくなります。

また、痛みを感じてしまうと、筋肉が緊張して硬くなる性質があります。

痛みを伴うストレッチは、症状を長引かせる原因になります。

3.無理に指を伸ばしたり曲げたりする


動かなくなるのではないだろうか?
と、指の動きを改善しようとして無理に伸ばしたり曲げたりすると、腱鞘への負担が増え、炎症が悪化する可能性があります。

 

ばね指に悩まれている方へお役立ちブログについて

他にもばね指の方に参考になるブログを書かせてもらっています。
ばね指でお悩みの方は、以下のブログをご参考ください。
タイトルをクリックすると、ページにいけます。

痛みを和らげる!ばね指に効くセルフマッサージのやり方
ばね指のつらさを解消!今すぐ試せる簡単ストレッチ
デスクワークの方必見! ばね指を予防するための日常生活のポイント

まとめ

今回のブログでは、知らずにやってしまいがちな、親指のばね指の方がやってはいけないセルフケアについて、ご紹介しました。

親指のばね指でお困りの方の中には

「このまま指が動かなくなってしまうのでは…」
「手術だけは避けたい」

という不安を抱えている方も少なくありません。

そんな方々に、今回のブログが少しでもお役に立てていただければ幸いです。

 

現在、さまざまな対策をしているのに、親指のばね指が改善されない方は、他の部分に問題がある可能性があります。

そのような場合は、早めにお近くの国家資格を持つ整骨院や接骨院にをご相談することをお勧めします。
ホームページなどで国家資格の確認することができます。

当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

当院のばね指の治療のページでは、さまざまな症例をご紹介しています。

ぜひご参考にしてください。

ばね指の治療のページはこちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)