「後頭部が重だるい」 「頭が締め付けられ…
もくじ
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行(いまゆき)です。
「ズキンズキンとした頭痛がする」
「偏頭痛に加えて首の痛みもある」
このような症状でお悩みではありませんか?
偏頭痛だけでも辛いのに、首の痛みまで加わると、日常生活の意欲さえ失われてしまいますよね。
そんな方の中には、頭痛の予兆を感じるたびに、薬に頼らざるを得ない状況の方もいらっしゃるでしょう。
平日は頭痛薬で何とか仕事を乗り切り、土日は自宅で休養するという生活を送られている方もいるかもしれません。
「いつまでこの薬頼みの生活を続けなければならないのだろう…」
そんな不安を抱えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
当院にも、偏頭痛と首の痛みでお悩みの方が多く来院されるため、その辛さをわかります。
そこで今回は、同じようなお悩みを持つ方々のために、偏頭痛と首の痛みが起こる原因、具体的な改善方法、そして実際の患者さんの改善事例をご紹介させていただきます。
現在偏頭痛と首の痛みでお悩みの方に、お役立ていただける内容となっています。
ぜひ最後までお読みください。
偏頭痛と首の痛みの多くは、実は姿勢の問題が大きく関係しています。
長時間のデスクワークやスマホ使用により、無意識のうちに猫背になり、顔が前に突き出た姿勢になっていることが少なくありません。
このような姿勢が習慣化すると、いわゆる「スマホ首」や「ストレートネック」と呼ばれる状態を引き起こします。
約5kgもある頭部は、正しい姿勢であれば首や肩の筋肉が無理なく支えることができます。
しかし、顔が前に出た姿勢では、この重い頭部を支えるため、首の筋肉に常に余分な力が必要となります。
この状態が継続すると、筋肉は疲労から緊張し、硬くなっていきます。
筋肉が緊張すると血液の循環が悪くなり、さらに筋肉が緊張して固くなるという悪循環に陥ります。
さらに、顔が前に出た姿勢では、首から頭部へ向かう血管が圧迫されてしまいます。
分かりやすく説明すると、血管をホース、血液を水に例えることができます。
ホースが曲がっていると水が流れにくくなるように、血管が圧迫されると血液の流れも悪くなります。
これらの要因が、首の痛みや偏頭痛を引き起こす原因となっているのです。
したがって、偏頭痛と首の痛みを改善するには、まず顔が前に出てしまう姿勢の改善が重要になります。
前の項で、顔が前に出た姿勢が首の痛みや偏頭痛の原因になることをお伝えしました。
この状態を改善するためには、首だけでなく、猫背の姿勢(背中が丸くなった状態)も同時に改善する必要があります。
なぜなら、首の位置だけを後ろに戻そうとすると、かえって首への負担が増してしまうからです。
そこで、以下の2つのポイントに分けてストレッチをご紹介します。
■顔が前に出た首(ストレートネック)を改善するストレッチ
首の前側の筋肉(胸鎖乳突筋)をストレッチして、ストレートネックを改善します。
2. 右手で左側の鎖骨(首の下の骨)を優しく押さえます
3. 首を右に倒してから、ゆっくりと後ろに倒します
4. 耳の後ろから鎖骨にかけての伸びを感じながら、20秒間保持します
5. 左右交互に2~3回ずつ行います
■背中が丸くなった状態を改善するストレッチ
背中中央部(胸椎)の柔軟性を高め、猫背を改善する2つのストレッチをご紹介します。
●ストレッチ①
2. 息を吐きながら背中を丸め、頭を下げてお腹を見るようにします
3. 息を吸いながら背中を反らし、肩甲骨を寄せます
4. この動きを5~10回繰り返します
●ストレッチ②
2. 手で床を押しながら、胸を前に出すように動かします
3. 肩甲骨の間の伸びを意識しながら行います
4. この動きを5~10回繰り返します
長年頭痛でお悩みだった患者さんからいただいた喜びの声をご紹介します。
Q:何が決め手で当院を受診されましたか?
A:祖母が受診して症状が改善したのを見て決めました。
Q:どのような症状でお悩みでしたか?
A:めまい、頭痛、吐き気
Q:実際に受診されてよかったことは?
A:仕事に支障が出るほどの重いめまいと吐き気が改善されました。
今回のブログでは、偏頭痛と首の痛みの原因、改善方法、そして実際の改善事例についてご紹介させていただきました。
偏頭痛と首の痛みは、日々の生活習慣による姿勢の積み重ねで起こることが多く、誰にでも起こり得る辛い症状です。
しかし、正しい知識と適切な対策があれば、改善することができます。
ぜひ、今回ご紹介した方法を試してみてください。
もし今現在様々な対策を試しても症状が改善されない場合は、別の原因が隠れている可能性があります。
そのような場合は、お近くの国家資格を持つ整骨院や接骨院などの専門機関への受診をお勧めします。
受診される際は、必ずホームページなどで国家資格の有無をご確認ください。
当院でもご相談を承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)