治らない首の痛み!?原因と対策として今すぐできること - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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治らない首の痛み!?原因と対策として今すぐできること



はじめに

「顔を横に向けようとすると首が痛い」
「いっこうに首の痛みが治らない」
「後頭部が常に重だるい」



など、このような首の痛みでお悩みではないでしょうか?

首の痛みや重だるさが続くと、仕事も日常生活にも大きな支障をきたします。

当院にも、このような症状で悩まれる方が多く来院されます。

先日も、首の痛みでお悩みの40代の女性の方が来院されました。

「湿布を貼ったり、首のストレッチをしていても良くならずに困っています」
「最近では首の痛みのせいか頭痛もしてきていて…」

 

同じようなお悩みをお持ちの方もおられるのではないでしょうか?

そこで、今回のブログでは、同じようなお悩みをお持ちの方へ、治らない首の痛みの原因と今日からできる対策について詳しく紹介させていただきます。

忙しい毎日の中でも無理なく続けられる対策方法を紹介しますので、今現在首の痛みでお困りの方は、ぜひお読みください。

 

なかなか治らない首の痛み、体の歪みが原因かも


当院で首の痛みの患者さんを診てしていると、多くの方に共通する特徴があります。

それは「背骨の歪み」です。

背骨が歪むと、首に負担をかけて痛みを起こしてしまいます。

本来の背骨は、後ろから見るとまっすぐで、横から見るとS字カーブを描いています。

これは、体を守るための「バネ」や「クッション」のような役割を果たしています。

少しわかりにくいと思いますので、例え話をします。

トランポリンを思い浮かべてみてください。

トランポリンは柔らかい布とバネで衝撃を吸収してくれていますよね。

 

同じように、背骨も歩行や運動時の衝撃を和らげる働きがあります。

ですので、背骨が歪むと、色々な箇所に支障が出てきます。

特に首には支障が出てきやすくなります。

なぜなら、頭は4~6kgとボーリングの球ほどの重さがあるため、背骨の歪みがあると、首に過度な負担がかかってしまうからです。

この背骨の歪みを起こす原因の一つが、背中の筋肉が硬くなってしまうことです。

背骨というのは、硬くなった部分に引っ張られるようになっています。

たとえば、綱引きでも力の強い方に引っ張られますよね。

これと同じ原理です。

背中の筋肉が硬くなる要因として、日常生活の中での何気ない習慣や姿勢が積み重なって生じています。

例えば、長時間スマホで下を向いている姿勢だったり、長時間デスクワークでのパソコンをする作業があったりです。

 

ですので、首の痛みを改善させるためには、背中の筋肉の硬さを和らげてあげることで、背骨の歪みが整うようにしていくことが大切です。

 

治らない首の痛みの原因は?背中の筋肉のセルフチェック

前の項で、治らない首の痛みは、背中の筋肉の硬さを和らげてあげることが大切なことをお伝えしました。

でも、自分の背中の筋肉が硬いかどうか自分自身では判断がつきにくいと思います。

そこで、以下の3つのテストで、背中の筋肉の状態をチェックしてみましょう。

左右で違いがある場合は、背中の筋肉に問題がある可能性があります。

1. 腕を上げてみる
- 両腕を一方ずつゆっくり上げる


・上げやすさに左右差がないか確認
・鏡を見ながら肩の高さの違いもチェック
・痛みを感じたら無理に続けない

 

2.体を捻ってみる


・指先を見ながら、ゆっくりと腰を左右に捻る
・捻れる角度に左右差がないか確認
・動きの滑らかさも確認

 

3.前屈みをしてみる


・足を肩幅に開いて立つ
・膝を軽く曲げた状態で、上半身をゆっくり前に倒す
・両手が床に向かって降りる際の左右差を確認
・手が床につく位置に違いがないか確認

 

首の痛みの原因を解消!今すぐできる対策とは


以下の3つのストレッチを日常的に行うことで、背中の筋肉の緊張を和らげ、首の痛みを改善できます。

1.肩甲骨寄せストレッチ
・両足を肩幅に開いて立つ。

・胸を開きながら肩甲骨同士が寄る感覚で背中全体を伸ばす。

・30秒間キープ
・朝昼晩1日3回、3から5回程度する。

 

2. 腕を頭上に伸ばして体側を伸ばすストレッチ
・足を肩幅に開いて立つ。
・両手を組み、手のひらを外側に向けて頭上へ伸ばす。


・そのまま体をゆっくり右側に倒し、左側の背中や脇腹を伸ばす。

・30秒キープしたら反対側も行う
・朝昼晩1日3回、3から5回程度する。

 

3. 両手を組んで背中を丸めるストレッチ
・足を肩幅に開いて立つ。

・両手を前で組み、手のひらを外側に向ける。


・腕を前方に突き出しながら背中を丸め、肩甲骨を左右に広げるイメージで伸ばす。


・30秒間キープし、ゆっくり戻す
・朝昼晩1日3回、3から5回程度する。

 

今回の改善方法を定期的にすることによって、首の痛みの改善に大きな効果があります。
ただし、これらは自分のペースで無理なく続けることが重要です。

毎日の生活の中に取り入れやすい方法から始めて、徐々に習慣化していきましょう。

 

まとめ

今回のブログでは、治らない首の痛みの原因と今日からできる対策について詳しく紹介させていただきました。

首の痛みは、日常生活の中での何気ない習慣や姿勢が積み重なって生じることが多く、誰もが経験する可能性のある症状です。

適切な知識と対策があれば、改善することができます。

ただし、これらの対策は一朝一夕に効果が現れるものではありません。

無理のない範囲でストレッチを継続的に取り組むことが重要です。

 

さまざまな対策を試しても首の痛みが改善されない場合は、ほかの部分に問題がある可能性があります。

そのような場合は、お近くの国家資格を持つ整骨院、接骨院などの治療院を受診することをお勧めします。

受診の際は、ホームページなどで国家資格の有無をご確認ください。

当院でもご相談を承っておりますので、お気軽にお声がけください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)