その頭痛の症状、実は頸肩腕症候群かも?40代女性が知っておきたい原因と対策 - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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その頭痛の症状、実は頸肩腕症候群かも?40代女性が知っておきたい原因と対策



はじめに

毎日の生活の中で、こんな頭痛の症状でお困りではありませんか?

「頭全体が締め付けられているような痛み…」 
「後頭部から首にかけて、動かすたびに感じる痛み…」 
「なかなか取れない後頭部の重さ…」

 

つらい頭痛が始まると、仕事も家事も思うようにはかどらなくなってしまいますよね。

なぜ私だけがこんなに頭痛に悩まされているんだろう…

そう感じていらっしゃる方もおられるのではないでしょうか。

 

頭痛には色々な原因がありますが、このような頭痛は、もしかしたら、頸肩腕症候群かもしれません

当院にも、そのような頸肩腕症候群による頭痛で悩まされている仕事や家事に忙しい40代の方が来院されることがあります。

先日も、頭痛でお悩みの40代の女性の方が相談に来院されました。

「できるだけ薬は控えめにしたいのですが、痛みがひどくなると頭痛薬に頼ってしまって…」

「少しでも頭痛を楽になりたくて…」

頭痛薬に頼る日々を送っておられました。

 

このような経験やお悩みをお持ちの方は少なくないはずです。

そこで、今回のブログでは、同じようなお悩みをお持ちの方へ、頸肩腕症候群とは何か、なぜ頭痛を引き起こすのかを解説し、自宅でできる改善方法について詳しく紹介させていただきます。

忙しい毎日の中でも無理なく続けられる改善方法も紹介しますので、今このような頭痛の症状でお困りの方は、ぜひお読みください。

 

頸肩腕症候群とは?頭痛の症状との関係

頸肩腕症候群(けいけんわんしょうこうぐん)とは、首や肩、腕にかけて痛みやしびれ、こりなどの症状を引き起こす疾患のことをいいます。

頸肩腕症候群になると、首や肩の筋肉が緊張して硬くなってしまいます。

そのことで、筋肉の中を流れる血管が圧迫されて、血の巡りが悪くなり、頭痛を起こしてしまいます 

 

この頸肩腕症候群になる大きな原因の一つが、体の歪みにあります

「体の歪み」って聞くと、イメージがつきにくい方もいるかもしれません。

実は、日常生活の中で、体の歪みを感じている経験があると思います。

このような経験はありませんか?

例えば…

立っているときに、なんとなくバランスが悪いと感じる

鏡で見ると、肩の高さが左右で違う

猫背になり、前かがみになっている

 

体の歪みとは、骨や筋肉のバランスが崩れて、体が本来あるべき形から少しズレてしまうことです。

体の歪みが出てしまうと、体のバランスが悪くなります。

体のバランスが悪くなると、特に首や肩には負担がかかりやすくなります。

私たちの頭の重さは4~6キロあり、ボーリングの球ほどの重さがあるからです。

日常的によくある猫背の姿勢を例に考えてみてください。

顔が前に出る猫背の姿勢は、ボーリングの球を腕を伸ばして持つような状態です。

首や肩にかなり負担がかかりそうですよね。

ですので、頸肩腕症候群による頭痛を改善させる上で、体の歪みを改善して、血の巡りをよくしておくことが大切になります。

次の項で、なぜ体の歪みが出てしまうのか、その改善方法について解説していきます。

 

頸肩腕症候群による頭痛の症状を解消!体の歪みの原因と今日からできる改善方法について

体の歪みの原因について、以下のような普段の姿勢と日常生活が関係してきます。

・普段の姿勢について

椅子に座っている時に脚を組んだり、立っている際に片方の足ばかりに重心をかけてはないでしょうか?

これらの姿勢は、股関節のズレを起こし、体の歪みを起こしてしまいます。

 

なぜなら、骨盤の土台が左右の股関節(足)になるからです。

土台が歪んでしまうと、骨盤や骨盤に上にのっている背骨も歪んでズレてしまいます。

 

・生活習慣について

長時間のパソコンやスマートフォンの使用していると前かがみ気味になってしまいませんか?

前かがみになって猫背になってしまい、首や背中の筋肉に負担をかけてしまいます。

 

・今日からできる体の歪みを改善する方法について

体の歪みを改善できる方法を紹介します。

①椅子に座っている際は、足を組まない

足を組むことで骨盤が傾き、背骨も歪んでしまいます。両足を床につけて座ることで、骨盤のバランスを保ち、正しい姿勢を維持することができます。

 

②左右のつま先を平行にする

立っている際に、片方の足ばかりに体重をかけるのはよくないことをお伝えしましたが、だからといって、両足に均等に体重をかけることは難しいですよね。

体重を均等にするための良い方法があります。

それは、左右のつま先を平行にするように心がけることです。

そうすることで、左右の足に均等に体重をかけることができます。

 

③定期的に姿勢をリセットする

いくら良い姿勢をしていても、長時間同じ姿勢をしていると疲れてきてしまいます。

ですので、定期的に姿勢を変えましょう。

姿勢を変えるといっても、立ち上がるだけでも大丈夫です。

頻度としては、30分から1時間に1度するようにしてみてください。

 

④ウォーキングをする

ウォーキングはふくらはぎの筋肉を動かし、血を心臓に押し戻す「ポンプ作用」を促進します。

この動きにより動脈が拡張し、全身の血流をスムーズにすることができます。

そうすることで、硬くなってしまっている筋肉を和らげてあげることができます。

10分程度のウォーキングでも、足の血流が回復し効果があることがわかっています。

 

今回の改善方法を定期的にすることによって、頭痛の改善に大きな効果があります。

ただし、これらは自分のペースで無理なく続けることが重要です。

毎日の生活の中に取り入れやすい方法から始めて、徐々に習慣化していきましょう。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回のブログでは、頸肩腕症候群とは何か、なぜ頭痛を引き起こすのかを解説し、自宅でできる改善方法について、紹介させていただきました。

頭痛は、日常生活の中での何気ない習慣や姿勢が積み重なって生じることが多く、誰もが経験する可能性のある症状です。

 適切な知識と対策があれば、改善することができます。

ただし、一朝一夕に効果が現れるものではありません。

無理のない範囲で継続的に取り組むことが重要です。

 

さまざまな対策を試しても頭痛の症状が改善されない場合は、ほかの部分に問題がある可能性があります。

そのような場合は、お近くの病院や整形外科、または国家資格を持つ整骨院、接骨院などの治療院を受診することをお勧めします。

受診の際は、ホームページなどで国家資格の有無をご確認ください。

当院でもご相談を承っておりますので、お気軽にお声がけください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)