体のゆがみが首の痛みに関係?楽になる姿勢と避けるべき悪い習慣 - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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体のゆがみが首の痛みに関係?楽になる姿勢と避けるべき悪い習慣



はじめに

こんにちは。

岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。

「週末になると、首が痛くて…」
「最近は頭痛まで出てきて、つらい」

と、このような首の症状でお悩みではないでしょうか。

 

私が日々の治療でお会いする女性の患者さんから、よく耳にするお悩みです。

毎日の家事や仕事に追われる中で、首の痛みが重なると本当につらいですよね。

「パソコン作業に集中できない」
「家事をする気になれない」

という声もよく聞きます。

 

先日、来院された40代の女性は

週末は家で横になってばかりで、子どもたちと公園にも行ってあげられなくて、申し訳ないなと思っていて…

と口にされていました。

 

このようなお話を聞いて、首の痛みが家族との時間まで奪ってしまうことがあるのだと改めて感しました。

そこで今回のブログでは、そのような首の痛みを抱えている方に、自宅でできるセルフケアと、知らず知らずのうちにしてしまいがちな悪い習慣について詳しく紹介させていただきます。

たった数分でできるケアもありますので、現在首の痛みでお悩みの方は、ぜひお読みください。

 

骨盤のゆがみと首の痛みの関係

特に何をしたわけでもないのに、どうして首が痛くなるのだろう

そう疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。

実は、このような首の痛みは体のゆがみが原因になっている可能性があります。

特に、骨盤のゆがみは首に大きな影響を与えてしまいます。

骨盤は背骨を支える土台の役割を果たしています。

この土台(骨盤)がゆがんでしまうと、背骨全体のバランスが崩れてしまいます。

そうならないように背骨は倒れないよう自然に調整しますが、首には余計な負担がかかります。

このような体のゆがんだ状態が続くと、首に痛みを引き起こしてしまいます。

これは、頭の重さが4~6キロほど(ボーリングの球ほどの重さ)あり、首にかなりの負担がかかっているためです。

さらに、頭は目線を常に水平に保とうとします。

そのため、体全体のバランスが崩れると、それを補正しようと首や肩まわりの筋肉が緊張します。

この状態が続くと、慢性的な痛みにつながることも少なくありません。

 

したがって、首の痛みを改善するためには、痛みがある箇所だけをケアするのではなく、体のゆがみを整えることが大切です。

特に骨盤のゆがみを改善することが重要なポイントとなります。

次の項では、自宅で簡単に取り組めるセルフケアをご紹介しますので、ぜひ試してみてください。

 

体のゆがみを解消!首の痛みが楽になる姿勢

骨盤を支えているのは股関節です。

この股関節の左右差をなくすことで、骨盤のゆがみが起きにくくなり、結果的に首への負担も軽減されます。

では、日常生活で気をつけるべきポイントをお伝えします。

 

・立っているときは片方に体重をかけない

立っているときに、無意識に片方の足に体重をかけていませんか。

この癖があると、股関節の左右の動きに差が出て、骨盤がゆがむ原因になります。

これが積み重なると、首にも影響が出てしまいます。

左右の足に均等に体重をかけるのは難しいと思われるかもしれませんが、簡単な方法があります。

それは、つま先を平行にすることです。

つま先を平行に揃えるだけで自然と体重が均等に分散され、骨盤のゆがみを防ぐことができます。

 

・椅子に座っているときは足を組まない

椅子に座っているとき、つい足を組んでしまう方も多いですよね。

しかし、足を組むことで片方の骨盤が浮いたような状態になり、それが骨盤のゆがみにつながります。

これを防ぐため、足を組まないようにしましょう。

 

また、椅子に座るときは、両方の足の裏を地面につけ、つま先を平行にしましょう。

これだけでも骨盤の安定感が出て、体全体のバランスが整いやすくなります。

日常的な姿勢や動作を少し意識するだけで、首への影響も軽減します。

次の項では、首の痛みに関して、知らず知らずのうちにしてしまいがちな悪習慣をお伝えします。

 

知らず知らずのうちにしてしまいがちな悪い習慣

首の痛みが続くと、なんとか良くならないかと、様々な対処を試してしまいがちです。

しかし、その中には逆効果となり、痛みを長引かせる原因になる習慣もあります。

ここでは、患者さんからよくお聞きする「してはいけない習慣」をご紹介します。

 

・首への強いマッサージ

首まわりは、繊細な筋肉や神経、血管が密集しています。

強い力で揉んだり押したりすると、筋肉を傷つけたり、血流を悪化させる可能性があります。

首への自己流のマッサージは非常に危険で、症状を悪化させるリスクが高いのです。

 

・痛みが強いときのストレッチ

痛みがひどい場合や「首が回らない」「少し動かすだけで痛む」といった状態では、ストレッチ自体が逆効果になることがあります。

 

・後ろに大きく首を反らせる動作

首が痛いときは、思わず首を回したくなるものです。

しかし、首を後ろに大きく反らすストレッチは、頸椎に過剰な負担をかける可能性があります。

特に首の後ろ側に痛みがある場合は避けましょう。

 

まとめ

今回のブログでは、首の痛みを抱えている方に、自宅でできるセルフケアと、知らず知らずのうちにしてしまいがちな悪習慣についてご紹介しました。

「週末になると、首が痛くて…」
「最近は頭痛まで出てきて、つらい」

このような首の症状でのお悩みは本当につらいものです。

このブログが皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

さまざまな対策を試しても首の痛みが改善されない場合は、ほかの部分に問題がある可能性があります。

そのような場合は、早めに国家資格を持つ整骨院、接骨院などの治療院を受診することをお勧めします。

受診の際は、ホームページなどで国家資格の有無をご確認ください。

当院でもご相談を承っておりますので、お気軽にお声がけください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)