はじめに こんにちは。 岡山県倉敷市藤戸…
もくじ
こんにちは。岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
「歩いていると、中指と薬指の間が痛い」
「足の指がしびれる」
「靴の中に小石が入っているような…」
と、このようなモートン病の症状でお悩みではないでしょうか?
先日、足の痛みで悩まれている30代女性の方から相談がありました。
「時々、歩いていると、指の間がチクチク痛くて…」
と、仕事で立っていることが多く、自分でケアする方法を知りたいということでした。
そこで、今回のブログでは、モートン病の症状を解消するための簡単にできるストレッチについて、紹介させていただきます。
今現在、足の痛みでお悩みの方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、お読みください。
モートン病とは、足の指の神経が圧迫されて起こる神経障害です。
30代から60代の女性に多い症状になります。
モートン病は、以下のような症状がでます。
①痛み
・指と指の間の痛み(特に中指と薬指の間)
・刺すような痛み
・焼けるような痛み
②しびれ・違和感
・指先のしびれ
・歩いている際に靴の中に小石が入っているような感覚
足に体重をかけたときにこれらの症状が起こるので、日常生活に支障が出てしまいます。
モートン病の方を診させていただき、よく同じ事が起こっていることがわかりました。
それは、足首や足の指が硬くなっていることです。
足首や足の指が硬くなってしまうと、足のアーチが崩れてしまいます。
通常、前から足を見ると、半円を描くように指がアーチ状になっています。
アーチがあるおかげで、足への衝撃や荷重をスプリングのようにして支えてくれています。
しかし、足首や指が硬く動きにくくなってしまうと、アーチが崩れてしまいます。
その結果、指と指との間にある神経が圧迫されてしまい、モートン病になってしまいます。
ですので、足首の硬さを和らげることが、モートン病の症状を改善するのには効果的です。
次の項で、足首の硬さを和らげるストレッチの方法について紹介します。
足首の硬さを和らげるストレッチを3つ紹介します。
足首ストレッチ①
①足を前後に開きます。
症状がある方の足が後ろになります。
前後に開いた際に、後ろの足のつま先はまっすぐ前を向かせます。
②前側の出した足の膝を曲げていきます。後ろ側の足のかかとを浮かせないようにしていきます。
③ふくらはぎが伸びた感じがしてきたら、心地よい手前で止めます。
④心地よい手前で止めた状態を20秒から30秒キープします。
⑤3~5回程度繰り返します。
足首ストレッチ②
②足首を斜め内側に曲げていきます。
③曲げていくと、脛の外側が伸びた感じがしてきます。
④心地よい手前で止めます。
⑤心地よい手前で止めた状態を20秒から30秒キープします。
⑥3~5回程度繰り返します。
足の指ストレッチ
①椅子に座った状態で、足をもう片方の足の膝の上に置きます。
②足の指を曲げていきます。
曲げる時に、指先だけでなく、全体をしっかり曲げていきます。
③心地よい手前で止めた状態を20秒から30秒キープします。
④3~5回程度繰り返します。
「歩いていると、中指と薬指の間が痛い」
「足の指がしびれる」
と、このようなモートン病の症状でお悩みではないでしょうか?
今回のブログでは、そのようなモートン病の症状を解消するための簡単にできるストレッチについて、紹介させていただきました。
このブログが、少しでもお役に立つことができたら幸いです。
もし、いろいろな対策をしているのにモートン病の症状が全く改善されない方がいらっしゃいましたら、他の部分に問題があるかもしれません。
そのような場合は、国家資格を持つ整骨院や接骨院などの医療機関を受診することをお勧めします。
国家資格の有無は、ホームページなどで確認してください。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)