こんにちは! 倉敷市藤戸町にある天城整骨…
もくじ
「特に何をしたわけでもないのに、腰が痛い」
「咳をすると、腰に響く」
このような腰痛でお困りではないでしょうか。
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行(いまゆき)です。
最近、風邪が流行っているせいか、咳をしている方をよく見かける機会があります。
咳が流行りだすと、腰痛を抱える方も増えてきます。
先日、来院された患者さんから
「重たいものを持ったりもしていないのに、腰に痛みを感じるようになった」
「動き始めに、腰に違和感がある」
など、ご自身で思い当たる節がないのに、腰に痛みや違和感を感じることへ疑問を持たれていました。
詳しくお話をお聞きすると、少し前に咳が続いているということでした。
このように、咳が続くと、腰痛になることがあります。
今回のブログでは、咳による腰痛の原因、腰痛を予防するためのストレッチについてご紹介します。
ぜひ、お読みください。
咳をすると、腰に負担をかけます。
咳をするとき、体は前かがみになったり、急に動いたりして腰を動かしています。
腰をゴムでイメージしてください。
咳をすると、ゴムを引っ張るような動きとしていることと同じです。
ゴムを何度も引っ張ると、伸びて戻らなくなり、そのうち切れてしまいますよね。
腰は、ゴムのように切れるわけにはいかないので、筋肉が支えてくれています。
支えてくれている筋肉も、同じ状態が続くと、負担が蓄積してしまうと、疲労が溜まります。
疲労が溜まると、こわばり硬くなってしまいます。
筋肉がこわばってくると、
「ちょっと前かがみをしても腰が痛みを感じる」
「普段、痛みを感じたことがないのに」
と、普段何気なくしていた簡単な動作が、スムーズに動かすことができなくなり、腰痛を起こしてしまいます。
咳が続いている際、腰痛を起こさないためには、腰への疲労が蓄積しないようにしておくことが大切になります。
腰への疲労が溜まらないようにするには、ストレッチが効果的です。
次の項で、効果的なストレッチの方法を紹介します。
咳による腰への疲労を解消させるストレッチを3つ紹介します。
・ストレッチ①
① 椅子に座った状態で行います。
② 片方の足をもう片方の膝の上近くに乗せます。
③ 上半身をまっすぐにして、前に倒していきます。
前に倒すと、お尻周りが伸びる感覚がします。
④ 心地よい痛みのポイントで止めます。
⑤その状態を20~30秒キープします。
⑥左右3回程度繰り返します。
・ストレッチ②
①あおむけになります。
②片方の足の膝を曲げて、もう片方の足は膝を曲げずに伸ばしておきます。
③膝を曲げた方の膝を両手で持ち、ゆっくりと胸に膝を近づけていきます。
④膝を近づけていくと、おしり周りの筋肉が伸びていくのを感じてきます。
⑤筋肉が伸びて、心地よい痛みの手前で、膝を近づけるのを止めます。
⑥その筋肉が伸びた状態で、20秒程度キープします。
⑦左右3~5回程度行います。
・ストレッチ③
①あおむけになります。
②両方の膝を90度ぐらいに曲げます。
③ゆっくり倒していきます。
④おしり周りの筋肉が伸びていくのを感じてきます。
⑤心地よい痛みの手前で、倒すのを止めて、20秒程度キープします。
⑥左右3~5回程度行います。
今回のブログでは、咳による腰痛の原因、腰痛を予防するためのストレッチについて紹介させていただきました。
咳が続く中、腰まで痛くなるのはつらいですよね。
紹介したストレッチをしていただくことで、腰痛を解消できますので、ぜひ日常生活に取り入れてみてください。
ストレッチは、継続することが大切になります。
日常生活のちょっとした隙間時間を使って、継続してみてください。
もし、いろいろな対策をしているのに腰痛が全く改善されない方がいらっしゃいましたら、他の部分に問題があるかもしれません。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ病院、整骨院、接骨院などの医療機関を受診することをお勧めします。
ホームページなどで国家資格の有無を確認の上、受診ください。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
ホームページの症例別ページに、いろいろな症例や事例を挙げています。
一つの参考になさってみてください。
当院の腰痛の症例別ページはこちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)