悪化させたくない!ぎっくり背中になった際に、絶対にやってはいけないこととは? - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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悪化させたくない!ぎっくり背中になった際に、絶対にやってはいけないこととは?



はじめに

良かれと思ってやったことが、痛みを悪化させてしまって
じっとしていても痛みがして
と、ぎっくり背中になった際に、やってはいけないことがあります。

こんにちは。

岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院院長、今行(いまゆき)です。

突然、背中がピキッとして激痛が
首を振り向こうとした際に、ズキッと痛みがきた
背中が痛くて、首や腕が動かせない
など、このような背中の痛みでお悩みではないでしょうか?

 

何気ない動作から、強い背中の痛みを起こすことがあります。

このような強い背中の痛みは、「ぎっくり背中」と呼ばれます。
※「ぎっくり背中」というのは医学用語ではなく、一般的な俗称です。

首を動かそうにも動かせない
背中がズキズキして、何もする気が起きない
と、ぎっくり背中になると、何をするにも痛みを感じて、つらい思いをしてしまいます。

そのような中で、良かれと思ってやったことで、症状を悪化させることがよくあります。

 

そこで、今回のブログでは、そのようなことにならないために、ぎっくり背中を悪化させる絶対にやってはいけないことについて、ご紹介します。

現在ぎっくり背中でお困りの方は、ぜひ最後までご覧ください。

 

ぎっくり背中を起こしてしまう原因について

ぎっくり背中は、血の巡りが原因です。

少し難しい話になりますが、人の体には酸素と栄養が必要です。

呼吸によって酸素を、食事で栄養を得て、これを血液に取り入れ、全身を循環させています。

長時間のデスクワークやスマホによる猫背のような体の歪みがあると、血液の循環、すなわち、血の巡りが悪くなってしまいます

猫背の姿勢になると、肩が巻き込まれ、本来の顔の位置より前に出てしまいます。

頭の重さは4〜6キロ程度あり、ボーリングの球ぐらいの重さです。

顔が前に出れば出るほど、頭を首、肩、背中の筋肉で支えなければなりません。

ボーリングの球を手元で持つ場合と、体から離して遠い距離で持つ場合とでは、体から離した方がきついですよね。

これと同じです。

もしかしたら、
顔が前に出ると、背中の筋肉も支えて負荷がかかるの?
と思われる方もいるかもしれません。

一部の背中の筋肉は、首までついているのです。

ですので、ぎっくり背中になった方は、背中の筋肉はガチガチに硬くなっています。

ガチガチに硬くなってしまった筋肉は、スムーズに動きをすることができません。

 

ぎっくり背中の痛みを悪化させてしまう事とは

ご自身でセルフケアで良くしようとして、反対にやってはいけないことをして悪化させてしまうことはよくあります。

代表的な悪化させてしまう3つのことを紹介します。

・強めのマッサージをする


ぎっくり背中になった方の背中周りの筋肉は、ガチガチに硬くなっています。
絞り切った雑巾のようなものです。
そのような状態なのに、もう一度力を入れて絞ってしまうのは、よくありませんね。
もし、マッサージをする場合、軽くさする程度の弱い力にすることをお勧めします。

 

・痛みを伴うストレッチ


ストレッチをすると、一時的に筋肉が和らぎます。
筋肉が和らぐと、楽になることもあります。
しかし、痛みを伴うまで筋肉を伸ばすようなストレッチは、痛めている筋肉を引き伸ばすことと同じです。
専門的な知識がない中で、ご自身の判断だけでは痛みが出ない程度のストレッチをすることは難しくなります。

 

・反動をつけてのストレッチ


反動をつけてストレッチをしてしまうと、筋肉を痛めてしまう恐れがあります。
痛めた筋肉は、痛みを軽減しようと縮んでしまっています。
急に伸ばされてしまうと、反対にもっと縮まろうとしてしまい、硬くなってしまいます。
ストレッチをする際は、いた気持ちいい手前で止めて、20~30秒程度に抑えましょう。

 

ぎっくり背中になられた方へ 他のブログ紹介

ツボを使った効果的な対処法ついて、「ぎっくり背中の原因とすぐにできる効果的な対処法について」というブログを書かせてもらっています。

参考にしてみてください。
ブログのリンクは、こちら

まとめ

今回のブログでは、ぎっくり背中を悪化させる絶対にやってはいけないことについて、ご紹介しました。

参考にしていただければ幸いです。

ぎっくり背中は通常、1週間程度で改善することがほとんどです。

しかし、それ以上の期間が経っても
痛みがなかなか思うように改善しない
背中がすっきりしない
また背中を痛めてしまった

など、背中の痛みが改善しない、違和感が残っている、一度痛めてから何度も背中を痛めるようになったといったことがありましたら、もしかしたら他に原因が潜んでいる可能性があります。

そのような時は、国家資格を持った病院や整骨院、接骨院などの医療機関を受診ください。

国家資格の有無は、ホームページなどでご確認ください。
当院でもご相談を受けておりますので、お気軽にご相談ください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)