再発しそう…デスクワークの方必見! ばね指を予防するための日常生活のポイント - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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再発しそう…デスクワークの方必見! ばね指を予防するための日常生活のポイント



はじめに

こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。

一度、ばね指を経験したことがある方の中で、
最近、うまく指が動かしづらい時がある
時々、指の付け根が痛くなる
また、指が引っかかりそう…
など、このようなばね指の再発のお悩みではないでしょうか?

 

ばね指になられたことがある方の中には、薬や注射で治ったのに、数カ月して再発する方がおられます。

先日も、治っていたばね指が、最近、前と同じばね指の症状が出てきた患者さんが来院されました。

お話を詳しくお聞きすると、
何度も注射をすることができないので、手術を考えてみては?
と、病院で言われていたということでした。

できれば、手にメスは入れたくないので…
他に少しでも良くする方法がないかと
と、手術することへの不安を口にされていました。

私も手を使う仕事をしていて、手への手術を避けたい気持ちはよくわかります。

 

そこで、今回のブログでは、ばね指の症状が出始めている方へ、再発を防ぐための日常生活のポイントについて、紹介させていただきます。

特に、デスクワークをしている方向けに、ばね指を予防する方法を書かせていただいています

現在、ばね指が再発しそうな方には、お役に立てる内容になっています。

宜しければ、お時間がある際に、お読みください。

 

良くなっていたのに、なぜ再発するの? ばね指の原因とは


指を曲げようとすると、引っかかる
一旦曲げてから、伸ばすことができなくなる
など、ばね指になると、日常生活に様々な支障を起こしてしまいます。

そのようなばね指ですが、一度は治ったのに、数カ月して再発してしまう方がおられます。

なぜ、治っていたのになるんだろう?
手もできるだけ、無理をしないようにしていたのに
と疑問を持たれる方もいるかもしれません。

そもそも、「ばね指とは?」について、簡単に解説をしていきます。

私たちの指は、「腱(けん)」というワイヤーみたいなもので、このワイヤーと筋肉とつながっているおかげで指を曲げたり伸ばしたりできます。
この腱は、指の途中で「腱鞘(けんしょう)」というトンネルの中を通っています。

このトンネルがなんらかの原因で、炎症を起こすことで狭くなり、腱が引っかかることで、ばね指は起こります。

要は、ばね指は炎症を起こしてしまうことによって起こります

ばね指の原因には、手や指の使いすぎや負担のかかる使い方、ホルモンバランスの変化、糖尿病やリウマチなどが言われます。

特に、ばね指の患者さんをみさせていただき、再発をする方には他にもよくある共通点があります。

 

それは、姿勢の問題です。

デスクワークの方で、長時間同じ姿勢が多い方は、前かがみの猫背の姿勢になってしまう方が多くおられます。

そのような方々の首や肩の筋肉は、ガチガチに硬くなってしまいます。

手を使う際は、手ばかりを意識しますが、肩や肘、手首などをつながって使っています。

そのため、首や肩周りの筋肉が硬くなり、猫背の姿勢が癖ついてしまうと、腕や手のまわりの筋肉まで影響が出て、手を動かしづらいなどが出てしまいます

一度、椅子に座って姿勢を正している状態で、手を大きくグーパーして動かしてみてください。

次に、前かがみで肩を上げて肩周りをギュッと力を入れてから、手をグーパーしてみてください。

前かがみで肩を上げて肩周りをギュッと力を入れている方が、手が動かしにくくなりませんか?

 

また、手首を手の甲側に曲げて、パソコンのキーボードを打つように手を動かしてみてください。

今度は、手首の手のひら側に曲げて、同じように手を動かしてみてください。

手首の角度によって、動かしやすさが違わないでしょうか?

 

ちょっとした姿勢の違いから、手の動かしやすさが変わっていくのです。

当然、猫背のような姿勢が癖になり、長時間デスクワークで指に負担をかけている状態が続いていれば、炎症を起こしてばね指になってしまうのです

ですので、ばね指を予防するには、姿勢がとても大事になります。

次の項では、姿勢を改善するための日常生活のポイントについて紹介します。

 

ばね指を予防!姿勢を改善するための日常生活のポイントとは


前の項で、ばね指を予防するためには、姿勢が大切なことを解説させていただきました。
この項では、指に負担がかからない姿勢にするために大切なことを3つ紹介させていただきます。

・定期的に席を立ち上がる


デスクワーク時に猫背になりがちな方も多いのではないでしょうか。
同じ姿勢を続けると、良い姿勢であっても体に負担がかかります。
1時間に一度は立ち上がって軽く背伸びをしたり、膝の屈伸運動をするなど、長時間同じ姿勢をしないようにしましょう。

・椅子に座る際は、足を組まない


足を組むと、片方の骨盤が浮いてしまうなど、体の歪みが生じて姿勢が悪くなります。
椅子に座る際は、両足をしっかりと地面につけることを意識しましょう。
はじめは、気がついたら足を組むのをなおすということから始めると良いでしょう。

・姿勢を正す際に、みぞおちを前に出す


姿勢が大切なのは分かっているけど、長く続かないという方も多いのではないでしょうか?
そのような場合、胸を張る意識をされている方も多いと思います。
しかし、胸を張ろうとすると、やり方によっては肩や首に力を入れなければなりません。
そうなってしまうと、余計に肩や首周りが凝ってきて、姿勢を維持することができません。

肩や首に力を入れることではなく、みぞおちを前に出すようにしてみてください。
そうすることで、肩や首には変な力が入らずに、きれいな姿勢にすることができます。

 

まとめ


今回のブログでは、ばね指の症状が出始めている方へ、再発を防ぐための日常生活のポイントについて紹介しました。

次は手術しかないのかな…
また、指が引っかかり出したら、どうしよう
と不安を抱えている方もいると思います。

そんな方々に、今回のブログが少しでもお役に立てることを願っています。

 

ばね指に悩まれている方へお役立ちブログについて

他にもばね指の方に参考になるブログを書かせてもらっています。
以下のブログをご参考ください。
タイトルをクリックすると、ページにいけます。

痛みを和らげる!ばね指に効くセルフマッサージのやり方

・ばね指が悪化する原因!絶対にやってはいけない危険な習慣

・ばね指のつらさを解消!今すぐ試せる簡単ストレッチ

・もう悩まない!ばね指改善するための効果的なテーピングの仕方

 

最後に

現在、さまざまな対策をしているのに、ばね指が改善されない方は、他の部分に問題がある可能性があります。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ医療機関を受診することをお勧めします。
ホームページなどで国家資格の確認ができます。

当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
当院のばね指の治療のページでは、さまざまな症例をご紹介しています。
ぜひご参考にしてください。
ばね指の治療のページのurlはこちら

(柔道整復師 今行慎二 監修)