こんにちは! 天城整骨院の院長の今行です…
もくじ
「階段を上がる際に、太ももの裏が痛い」
「お尻からふくらはぎにかけて痛みが走る」
「薬を飲んでも治らない」
など、そのような坐骨神経痛でお悩みではないでしょうか?
「いつもは薬を飲んでいたら治るのに、痛みが全然良くならない」
「いつまで経っても坐骨神経痛が治らない」
など、薬を服用していても坐骨神経痛が治らないことがあります。
そのような辛い状態の中でも、仕事や家事をしなければならず、日々つらいと思います。
「このまま治らないと、どうしよう…」
「手術とかしないといけないのかな?」
と、将来への不安を抱えている方もいるかもしれません。
そこで、今回のブログでは、そのような方々のために、薬を飲んでいても治らない繰り返す坐骨神経痛を改善する3つのポイントについて、紹介させていただきます。
今現在、坐骨神経痛でお悩みの方には、お役立ていただける内容となっています。
少し長い文章になっていますので、お時間がある際にお読みください。
坐骨神経痛の患者さんを多くみさせていただいていて、いくつかの共通点があります。
それは、痛みを伴うストレッチ、刺激の強いマッサージ、うつ伏せで寝る姿勢です。
この3つのことをしている方が非常に多いのです。
なぜ悪いかについて説明する前に、坐骨神経痛について簡単に解説をします。
坐骨神経は、腰や骨盤あたりから出て、おしり、太ももの裏の筋肉の間を通り、足にかけて枝分かれしている神経になります。
この坐骨神経の通り道が狭くなることで、圧迫や刺激を受けて坐骨神経痛になります。
人の体には、様々な神経がありますが、坐骨神経は、他の神経と比べて、非常に長くて太い神経という特徴があります。
そのため、圧迫や刺激を受けやすいという特徴があります。
今回紹介する3つは、どれも坐骨神経の通り道を狭くしてしまう恐れがあります。
一つ一つ詳しく解説をします。
・痛みを伴うストレッチ
ストレッチは、筋肉を和らげることができる方法です。
しかし、痛みを伴うストレッチは、反対に筋肉を緊張させて硬くしてしまいます。
「少しでも早く良くしたい」
と、痛みがあるまで筋肉を伸ばしてストレッチをしてしまうことはよくあることです。
ストレッチをする際は、気持ちよい程度で止めることが大切です。
・強めのマッサージ
坐骨神経痛の際は、おしりや太もも周りの筋肉がガチガチになっていることがほとんどです。
筋肉を和らげるために、マッサージをするという方法もあります。
しかし、あまりにも強いマッサージをしてしまうと、筋肉を痛めてしまいます。
特にガチガチに硬くなってしまっている筋肉は、血行も悪くなっているために傷めやすくなっています。
・うつ伏せで寝る姿勢
寝方には、仰向け、横向き、うつ伏せの3種類があります。
うつ伏せで寝る姿勢は、注意が必要です。
なぜなら、うつ伏せ寝は、腰を反らせてしまうからです。
腰を反らせてしまうと、背骨や坐骨神経に負担がかかりやすくなります。
寝た時には、少し楽な感じや痛みがなかったとしても、起き上がる際には腰を反らさないといけないために、痛みが出てしまい症状を悪化させる場合があります。
うつ伏せで寝る姿勢は、できるだけ避けるようにしましょう。
3つを紹介しましたが、もしかしたら、いつも日常生活でしているから大丈夫だと思われている方もいるかもしれません。
薬を服用している際、ストレッチやマッサージで多少無理がかかっても、痛みを感じることがありません。
そのために、やり過ぎの可能性もあります。
薬を服用している間は、ストレッチやマッサージを行う際に細心の注意を払いましょう。
前の項で、坐骨神経の通り道が狭くなることで圧迫や刺激を受け坐骨神経痛になることをお伝えしました。
今回、紹介する3つのポイントは、坐骨神経の通り道を広める方法になります。
・寝る姿勢を意識する
横向きで寝ます。
痛みがある方の足を上にするようにしてください。
膝を曲げて、猫が丸まるように寝ます。
できるようでしたら、膝と膝との間に枕を挟むと良いです。
・患部を温める
腰やお尻、太ももの裏をカイロなどで温めるようにしてください。
温めることで、血行が良くなり硬くなっている筋肉が和らぐことができます。
・お風呂に浸かる
坐骨神経痛の方は、特に腰やおしり、太ももの筋肉も硬くなっていますが、全体の筋肉も硬くなっていることがほとんどです。
そのため、ちょっとした動きでも、体に負担がかかってしまい、体の中心の腰にも負担をかけてしまいます。
ぬるま湯(38度程度)に15分程度でも構いませんので湯船に浸かるようにしてください。
今回のブログでは、薬を服用しても治らない繰り返す坐骨神経痛を改善する3つのポイントについて、紹介させていただきました。
「階段を上がる際に、太ももの裏が痛い」
「お尻からふくらはぎにかけて痛みが走る」
「薬を飲んでも治らない」
など、そのような坐骨神経痛の中での日常生活は大変つらいと思います。
「このまま一生治らないだろうか」
と将来への不安を抱えている方もおられるのではないでしょうか。
今回のブログが、そのような方々の少しでもお役に立つことができたら幸いです。
もし、いろいろな対策をしているのに坐骨神経痛が全く改善されない方がいらっしゃいましたら、他の部分に問題があるかもしれません。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ医療機関を受診することをお勧めします。ホームページなどで国家資格の有無を確認の上、受診ください。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
ホームページの症例別ページに、いろいろな症例や事例を挙げています。
一つの参考になさってみてください。
坐骨神経痛の症例別ページはこちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)