はじめに こんにちは。 岡山県倉敷市藤戸…
もくじ
こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長今行(いまゆき)です。
「常に肩こりを感じている」
「肩が重だるい」
「首まで凝ってきて、首を回したくなる」
など、そのような肩こりの症状でお悩みではないでしょうか?
「なんで、こんなにも肩が凝るんだろう?」
と疑問に思われている方も多いでしょう。
多くの肩こりの原因は、姿勢に問題があります。
自身の姿勢の悪さを感じている方も少なくはありません。
悪い姿勢は見た目も良くないですよね?
他の人から見ても、まっすぐ立っている綺麗な正しい姿勢が良いとはわかっているけど、
「正しい姿勢をしていると、首や肩がしんどい」
「かえって肩がこってくる」
と感じて、なかなか正しい姿勢が継続できない方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回、正しい姿勢で肩こりを改善したいと考えている方へ、正しい姿勢を維持できない原因とその改善方法について紹介させていただきます。
今現在、肩こりや姿勢へのお悩みを持たれている方は、お役に立てる内容になっています。
お時間がある際に、お読みください。
「立っている際に、正しい姿勢をしていても長続きしない」
「猫背をしないようにしていたら、首や肩が痛くなる」
「肩甲骨まわりのストレッチしていても、猫背が改善されない」
など、当院には、そのような相談を受ける事がよくあります。
そのような方々を診させてもらっていて、ある共通点がわかりました。
それは、股関節の問題です。
長時間、ソファや椅子に座っていることが多いのではないでしょうか?
座っていると、常に股関節が曲げている状態になります。
この状態は、お腹の奥にある股関節の筋肉(腸腰筋)が縮んでいます。
長時間この状態が続いていると、股関節の筋肉は硬くなってしまいます。
股関節の筋肉が硬くなると、腰を曲げたような状態が癖になり、立っていても体のバランスをとりにくく、無意識に顔を前に出した猫背の姿勢になります。
猫背の姿勢になると、首や肩にかなりの負担がかかります。
頭の重さは、4から6キロほど、ボーリングの球と同じくらいです。
この重さを、悪い姿勢になると、さらに首や肩に負担をかけてしまいます。
悪い姿勢だと感じている方は、上半身だけの姿勢を改善しようとする方も多いのではないでしょうか?
しかし、上半だけ姿勢を良くしようと胸を張ったり、顎を引いたりしようとしても、股関節の筋肉が硬いままであれば、効果は限定的であったり、単に顔を上げるだけで、逆に首に余計な負担をかけてしまいます。
「顎を引いて、姿勢を良くしようとしても、首が痛い」
こんなことが起こってしまいます。
ですので、正しい姿勢を継続するためには、まず股関節を柔軟にすることが重要です。
そうすることによって、肩こりが改善していくことができます。
次の項では、股関節を柔らかくし、姿勢を改善して肩こりを解消するための効果的なストレッチをご紹介します。
前の項では、正しい姿勢にし、肩こりを改善にしていくためには、まずは股関節の柔軟性を取り戻すことが大切だとお伝えしました。
長時間ソファや椅子に座っていることが多くなると、お腹の奥にある股関節の筋肉(腸腰筋)が硬く縮こまっています。
この筋肉(腸腰筋)を伸びやすくするための効果的なストレッチを紹介します。
お腹の奥にある股関節の筋肉(腸腰筋)のストレッチ
①片方の足を大きく一歩前に出します。
前後の両方のつま先はまっすぐにします。
② 上半身はまっすぐな状態にします。
③前に出した膝をゆっくりと曲げていきます。
お腹を前に押し出すようにしながらです。
④ 後がわの足の太ももあたりから、お腹から太ももあたりが伸びた感じがしてきます。
いた気持ちいい手前で止めます。
⑤いた気持ちいい手前の状態で、20~30秒程度キープします。
⑥ 左右で2、3セット行います。
ストレッチをする上での注意事項について
ストレッチはやり方によっては、症状を悪化させたり、今回のような股関節のストレッチは腰を痛める場合もあります。
以下の点に注意しましょう。
・反動を使わない
体を上下に軽くはずませる、反動をつけて動かすなどのストレッチは、急な衝撃を与えてしまいます。
痛みが強くなる可能性が高くなります。
・痛みが出るまでしない
「痛いけど頑張ればよくなるはず」と考えるのは間違いです。
痛みは体からの警告サインなので、無理はやめましょう。
痛みががあるときは、いた気持ち良い手前ぐらいのストレッチから始めることが大切になります。
・呼吸を止めない
呼吸を止めると筋肉が緊張しやすくなります。
ストレッチをしている時は、呼吸を止めずに、深呼吸をしながらしましょう。
そうすることで、リラックスした状態でストレッチをすることができ効果的です。
ストレッチはすぐに効果が出ることは難しいかもしれませんが、毎日継続してやっていただくことによって、確実に効果が出てきます。
日常生活で、ちょっとした隙間時間を使って継続的に頑張ってみてください。
今回のブログでは、正しい姿勢で肩こりを改善したいと考えている方へ、正しい姿勢を維持できない原因とその改善方法についてご紹介しました。
この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
現在、さまざまな対策をしているのに肩こりや姿勢が改善されない方は、他の部分に問題がある可能性があります。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ医療機関を受診することをお勧めします。
ホームページなどで国家資格の有無を確認して受診ください。
当院でも肩こりや姿勢のご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
当院の肩こり治療のページでは、さまざまな症例をご紹介しています。
一つのご参考にしてみてください。
当院のホームページにある肩こり治療のページはこちら
(柔道整復師 今行慎二 監修)