「椅子から立ち上がる際に足の付け根の痛み…
もくじ
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
「股関節周りが重だるい感じがする」
「お尻が重だるい」
「股関節から膝の辺りまで違和感を感じる」
など、このような股関節の症状でお悩みではないでしょうか。
股関節のお悩みを持たれている方の中には、長時間歩いたり、同じような姿勢をしていた日の夜は、
「じっとしていても、痛みを感じる」
などの辛い症状に困っている方もいるのではないでしょうか。
「どうすれば、楽に寝ることができるだろうか」
「股関節の負担を下げるには、どうすればよいのか」
と、疑問をお持ちの方もおられるかと思います。
当院にも股関節の症状でお困りの方がよく来院され、寝方について相談があります。
そこで、今回のブログでは、股関節の症状でお悩みの方へ、股関節への負担の下げる寝方について紹介させていただきます。
現在、股関節にお悩みの方には、お役に立てる内容になっています。
ぜひ、お時間がある際に、お読みください。
突然ですが、股関節は、他の関節に比べて、いろいろな動きができます。
膝であれば、基本的に動きは曲げたり伸ばしたりだけです。
しかし、股関節は曲げたり伸ばしたり以外にも、捻ったり、外に広げたり、内に入れたり、360度自由な動きをすることができます。
このように股関節は自由に動くことで、歩いたり、立ち上がったりなどの動作をすることができます。
その反面、股関節周りの筋肉がこわばり硬くなることで、自由な動きができなくなります。
どのような場合に起こるかというと、床や椅子に座って長時間同じ姿勢でいたり、足を組むなどの偏った姿勢でいる場合です。
座っている姿勢は、特定の筋肉ばかり(股関節まわりの筋肉)に負担がかけやすくなります。
筋肉は負担がかかっていると、疲労が蓄積し、硬くなる性質があります。
この股関節周りの筋肉がガチガチに硬くなってしまうと、股関節の動きが制限されてしまいます。
股関節の動きが制限されてしまうと、関節にも負担がかかり、痛みや違和感が出てしまいます。
ひどくなると、痛みで歩けないほどになる方もいます。
ですので、股関節周りの筋肉が楽になるポジションにすることが大切になります。
そうすることで、寝ている際に股関節の負担を減らし、夜寝ていても症状を和らげることができます。
次の項で、この股関節周りの筋肉に負担を下げる寝方を紹介します。
股関節に負担を下げる寝方として、仰向けと横向きの場合の2つを紹介します。
・仰向けでの寝方
膝の下にクッションを置き、股関節が少し曲がった状態にします。
クッションがなければ、バスタオルでもかまいません。
高すぎると逆効果になる可能性があるため、自分に合った高さを見つけることが重要です。
膝の下に置くクッションは15cm程度の高さで大丈夫です。
・横向きでの寝方
横向きで寝る際には、症状がある股関節を上にして寝ます。
両膝の間にクッションやバスタオルを巻いたものを挟みます。
膝の間に挟むクッションの高さは15cm程度で良いのですが、体格によって調整してみてください。
できるだけ、膝が内側に入らないようにすることがポイントです。
今回のブログでは、股関節周りの重だるさや痛みを感じた際に、楽にするための寝方について紹介させていただきました。
「股関節周りが重だるい感じがする」
「お尻が重だるい」
「股関節から膝の辺りまで違和感を感じる」
など、このような股関節のお悩みは、日常生活に様々な支障を来たします。
このような悩みをお持ちの方に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
もし、現在、さまざまな対策をしているのに股関節の症状が改善されない方は、他の部分に体の歪みなどの問題がある可能性があります。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ病院や整骨院、接骨院の医療機関を受診することをお勧めします。
ホームページなどで国家資格の確認をしてみてください。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)