はじめに こんにちは、天城整骨院の院長、…
もくじ
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の院長、今行(いまゆき)です。
「左の肩こりがしんどい」
「左の首が痛い」
「なぜか体が疲れやすい」
など、このようなお悩みはありませんか?
このような症状の中には、仕事や家事にも支障が出てしまう方がいるのではないでしょうか?
その方の中には、
「なぜ首や肩が片方だけしんどくなるのだろう?」
と、疑問をお持ちの方もおられるかと思います。
当院に来院された患者さんでも、同じような症状でお困りの方がよく来院され、質問されることがあります。
そこで、今回のブログでは、首の痛みや肩のこりが片方だけに起こる原因と対策について紹介させていただきます。
現在、同じようなお悩みの方にお役立ていただける内容となっています。
お時間のある際に、お読みください。
今回のような片方だけに症状が出る方々を見させていただいて、共通点があることがわかりました。
それは、体の歪みの問題です。
デスクワークで椅子に座っている方は、猫背になりがちです。
そのような猫背の姿勢になると、本来の位置より顔が前に出てしまいます。
このような猫背の姿勢が長時間続くと、首や肩の筋肉は緊張して硬くなり、癖になります。
この癖のついた姿勢で立つと、頭が不安定になり、首に負担がかかる状態になってしまいます。
また、デスクワークの際に足を組む癖があると、片方の骨盤が浮いた状態で左右が歪んでしまいます。
その状態で立つと、骨盤が歪んでいるため頭は傾いてしまいます。
しかし、本来、頭は水平に保たれ、体のバランス感覚を維持しています。
頭の水平を保てなければ、バランス感覚は正常に機能しません。
人は無意識に頭を水平にしようとします。
そうなると、片方の首に負担がかかり、首の痛みや肩こりを感じてしまうのです。
そのため、片方だけの首の痛みや肩こりを感じてしまうのです。
次の項では、これらを解消するための対策をお伝えします。
片側だけに出る首の痛みや肩のこりが、体の歪みから生じることがわかっていただけたと思います。
では、どのような対策をすれば良いかを紹介します。
その前に、体の歪みについて、わかりやすく解説します。
体の歪みをイメージしやすく例えると、人間の体を建物に見立てることができます。
土台がまっすぐでなければ、建物は傾いてしまいます。
体でいう土台は、足になりますが、足には足首、膝関節、股関節が連動しています。
特に股関節が重要になります。
なぜなら、足首や膝関節とは違い、股関節は360度いろいろな方向に動くことができるからです。
この股関節の歪みがあれば、建物は傾いてしまいやすくなります。
股関節の歪みがある人には、ある共通点があります。
立っていると、片方に体重をかけたくなるのです。
立ってすぐは大丈夫かもしれませんが、時間が経つと片方の足を開きたくなります。
これは、普段デスクワークなどの際に足を組むことが癖になっていることが原因です。
ですので、椅子に座っている際は、足を組まないようにしましょう。
また、股関節の歪みがある方は、股関節周りの筋肉が非常に硬くなっています。
このガチガチに硬くなっている筋肉をほぐしてあげる必要があります。
今回、硬くなりやすい筋肉のストレッチを2つ紹介します。
1. 股関節周りの筋肉のストレッチ
① 椅子に座った状態で行います。
② 片方の足をもう片方の膝の上近くに乗せます。
③ 上半身をまっすぐにして、前に倒していきます。前に倒すと、お尻周りが伸びる感覚があります。
④ 心地よい痛みのポイントで止めます。その状態を20~30秒キープします。
⑤ 反対の足も同様に行います。これを左右3回程度繰り返します。
2. 股関節の前側の筋肉のストレッチ
股関節の前側には、お腹の奥に腸腰筋という筋肉があります。
デスクワークなどで座っていることが多い方は、この筋肉が硬く縮こまっていることが多くあります。
① 片方の足を大きく一歩前に出します。つま先はまっすぐにします。
② 上半身はまっすぐな状態で、お腹を前に突き出すように前に出した膝を曲げていきます。
③ お腹から太ももあたりが伸びた感じがしてきます。
気持ちいい手前で止めて、20~30秒程度キープします。
④ 左右で2、3セット行います。
今回のブログでは、左の首の痛み、左側の肩のこり、後頭部が重だるくなる原因と対策について紹介させていただきました。
「左の肩こりがしんどい」
「左の首が痛い」
「なぜか体が疲れやすい」
など、このようなお悩みは、日常生活に様々な支障を来たします。
このような悩みをお持ちの方に、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
現在、さまざまな対策をしているのに首の痛みや肩こりが改善されない方は、他の部分に体の歪みなどの問題がある可能性があります。
そのような場合は、早めに国家資格を持つ医療機関を受診することをお勧めします。
ホームページなどで資格の確認ができます。
当院でもご相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。
当院の肩こり治療のページでは、さまざまな症例をご紹介しています。
ぜひご参考にしてください。
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(柔道整復師 今行慎二 監修)