はじめに 「朝起きる際に腰が痛くてつらい…
もくじ
「朝起きる際に腰が痛い」
「腰のことを常に気にしながら、日常生活を送っている」
「腰が常に重だるく感じている」
など、そのような腰痛でお困りではないでしょうか?
こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の今行です。
先日、10年以上前から腰痛でお悩みを持たれている40代男性の患者さんが来院されました。
患者さんに詳しくお話をお聞きすると、
「腰はいつも重だるさを感じているんです」
「ぎっくり腰も繰り返していて」
今までに、何度もひどいぎっくり腰も経験されていて、ぎっくり腰になった際に、痛みで何日も寝て過ごした経験を持たれていることでした。
「仕事で重たいものを持たないといけなくて、また腰が痛くならないかと不安で」
腰を不安を抱えながら仕事をされていて、マッサージ屋さんにも行って腰をマッサージしてもらったりしても、なかなか腰痛が良くならないということでした。
このような普段重たいものを持つことが多い方で、長年続いている腰痛でお悩みをよく聞きます。
そこで、今回のブログでは、そのような普段から重いものを持つことが多い方へ立ったまま出来る腰痛改善のストレッチを紹介させていただきます。
ぜひ最後までご覧いただけたら幸いです。
突然ですが、腰痛になった際に、どのようなストレッチをされていますか?
前かがみや立った状態で体をねじるなど、腰の筋肉を伸ばすストレッチをする方が多いのではないでしょうか?
実は、長年腰痛で悩まれている方の多くは、腰以外の部分に原因があることもあります。
特に、よく重たいものを持つ方は、おしりまわりや太ももの裏の筋肉がカチカチに硬くなってしまっていることがよくあります。
おしりまわりや太ももの裏の筋肉は、腰の筋肉とつながっています。
そのため、これらの筋肉が硬くなってしまうと、腰の部分に負担をかけてしまいます。
重たいものを持ち上げようとしても、おしりや太ももの裏の筋肉が硬いために、物を持ったり、下ろしたりする動作も出来づらくなってしまい、より腰に負担をかけて、腰が痛くなりやすくなるのです。
ですので、おしりまわりや太ももの裏の筋肉をストレッチして、柔らかくしてあげておくことが、腰痛を改善させるためには大切になります。
今回は、そのおしりまわり、太ももの裏の筋肉を立ったまま出来るストレッチ方法を紹介します。
立ったままで出来るストレッチですので、仕事の合間のちょっとした隙間時間でも取り入れやすくなっています。
ぜひ、参考にしてみてください。
・おしりまわりの筋肉のストレッチ
まずは、おしりまわりの筋肉のストレッチを紹介します。
片方の足をまっすぐ1歩前に踏み出します。
出した方の足の裏は、しっかり床についたまま、膝を伸ばした状態にしておきます。
上半身をゆっくり倒していきます。
上半身を床と出来るだけ水平になるように、前に倒します。
おしりのまわりの筋肉が心地よい痛みの手前で、20秒程度キープします。
左右3~5回程度行います。
・太もも裏の筋肉のストレッチ
次に太もも裏の筋肉のストレッチを紹介します。
片方の足を前に出して、つま先が天井に向くように足首を曲げます。
前に出した足の膝に両手を乗せて、上半身を倒していきます。
おしりを引くようにしてもらうとより、太ももの裏が伸びる感じがしてきます。
心地よい痛みの手前で、前かがみを止めて、20秒程度キープします。
左右3~5回程度行います。
今回のブログでは、重たいものを持つことが多い方へ立ったままで出来る腰痛を改善するストレッチについて、ご紹介させていただきました。
ストレッチは、週末にまとめてやるより、毎日継続することが効果的です。
ぜひ、ちょっとした隙間時間を活用していただき、日常生活に取り入れてみて継続してみてください。
少しづつ効果を実感できると思います。
もし、ストレッチをしているけど、なかなか腰痛が改善されない方は、他の部分に問題があるかもしれません。
そのような場合は、一度当院までお早めにご相談ください。
当院がお悩みを解決するために、精一杯サポートさせていただきます。
(柔道整復師 今行慎二 監修)