はじめに こんにちは。 倉敷市藤戸町にあ…
もくじ
こんにちは。
倉敷市藤戸町天城にある天城整骨院の院長今行です。
「夜になると肩が疼いて眠れない」
「どの態勢で寝てもに肩が疼く」
「数時間おきに肩の痛みで起きる」
など、夜の肩の疼きでお悩みではないでしょうか?
今回のブログでは、夜の肩の疼きで悩んでいる方に向けて、快適な睡眠を取り戻すための具体的なアドバイスを紹介させていただきます。
肩への負担を軽減する4つの寝方のコツを中心に、痛みの原因や専門的なケアについても触れていきますので、ぜひ最後までお読みください。
多くの方が、日中はそれほど気にならなかった肩の痛みが、夜になると、肩が疼くなどして急に悪化することがあります。
これには主に3つの理由があります。
1. 日中の疲労蓄積
仕事や家事で肩を酷使することで、徐々に疲労や炎症が蓄積します。
夜になって体を休める時間になると、その痛みを強く感じるようになります。
2. 体温の変化
人間の体は、夜になると体温が下がります。これによって肩まわりの筋肉血行が悪くなります。
その結果、筋肉が硬くなり、痛みを感じやすくなります。
3. 不適切な寝姿勢
寝ている間の寝方によっては、肩に過度な負担がかかることがあります。
特に、同じ姿勢で長時間過ごすことで、肩の状態が悪化する可能性があります。
これらの要因を理解した上で、適切な対策を取ることが重要です。
では、次の項では、具体的な寝方のコツを見ていきましょう。
普段、仰向けで寝る方と横向きに寝る方がおられます。
この項では、普段、仰向けで寝る方向けに、肩に負担がかからない寝方を紹介します。
1. 枕の高さを調整する
首の自然なカーブを維持できる高さの枕を選びましょう。
肩幅よりも少し狭い枕を使うことで、肩への負担を軽減できます。
2. 肩の下にタオルを置く
薄めのタオルを丸めて、痛みのある痛みが出ている肩の下に置きます。
これにより、肩の位置が少し上がり、圧迫を和らげることができます。
タオルで高さを調整してみてください。
3. 腕の位置に注意する
腕を体の横にまっすぐ伸ばすのではなく、少し曲げて体の脇に置きます。
必要に応じて、腕の下に小さな枕やクッションを置いてサポートしましょう。
4. 膝の下にクッションを入れる
膝の下に薄いクッションやタオルを置くことで、腰の負担を軽減し、全身のリラックスを促します。
これらの工夫により、肩への負担を軽減し、肩の疼きにくくすることができます。
横向きに寝る方向けへ、肩に負担がかかりにくい寝方について紹介していきます。
1. 痛みのない方の肩を下にして寝る
痛みのある肩を上にして寝ることで、肩への負担を避けられます。
2. 適切な枕の使用
首と肩の隙間をしっかり埋める高さの枕を選びましょう。
首が真っ直ぐになるよう、枕の高さを調整することが重要です。
3. 上の腕のサポート
上になる腕(痛みの出る肩)の前に枕やクッションを挟みます。
脇と腕との間にタオルを挟みます。
これにより、腕の重さで肩が引っ張られるのを防ぎます。
4. 膝の間にクッションを挟む
膝の間に小さなクッションやタオルを挟みます。
体の歪みが出にくい状態にし、上半身が捻れるのを防ぎ、肩の負担を下げます。
これらの工夫を実践することで、横向き寝でも肩への負担を軽減し、肩の疼きにくくすることができます。
以下のような症状がある場合は、整形外科や整骨院、接骨院への受診をおすすめします。
・2週間以上痛みが持続する
・日常生活に支障をきたすほどの強い痛みがある
・腕に痺れやしびれを感じる
・日中でも肩がズキズキ疼く
・肩に発熱や腫れがある
肩の疼きが続く際の日々のセルフケアとして以下のことを紹介します。
1. ストレッチ
朝晩5分程度、手首や肘のストレッチを行います。
手首や肘まわりの筋肉は、肩まわりにもつながっています。
手首や肘を動きやすくすることで、肩まわりの筋肉も和らぎます。
無理のない範囲で行い、痛みを感じたら直ちに中止しましょう。
2. 温熱療法
入浴時で肩を温めることで、血行を促進し、筋肉の緊張をほぐします。
肩まわりは、出来るだけ冷やさないようにしましょう。
3. 姿勢の改善
デスクワークなどで同じ姿勢を長時間続けないよう、こまめに休憩を取りましょう。
正しい姿勢を意識し、肩に過度な負担がかからないよう気をつけます。
4. 適度な運動
ウォーキングやスイミングなど、全身運動を行うことで血行を促進します。
ただし、無理は禁物です。痛みを感じたら直ちに中止しましょう。
「夜になると肩が疼いて眠れない」
「どの態勢で寝てもに肩が疼く」
「数時間おきに肩の痛みで起きる」
など、夜の肩の疼きでお困りの方へ、快適な睡眠を取り戻すための具体的なアドバイスを紹介させていただきました。
紹介させていただいた肩への負担を軽減する4つの寝方を取り入れてみてください。
ちょっとしたことを気をつけて寝ることで、肩への負担が変わっていきます。
そうすることで、肩の疼きの症状も改善していくと思います。
もし、今現在、色々な対策をしているけど、一向に肩の痛みが改善しない、悪化している場合などは、一度専門の医療機関にご相談ください。
当院でも、ご相談は受け付けておりますので、ご連絡ください。
(柔道整復師 今行慎二 監修)