60代女性に増える股関節痛の原因とは?専門家が教えるセルフケアと予防法、改善事例 - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

倉敷市藤戸町の天城整骨院
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60代女性に増える股関節痛の原因とは?専門家が教えるセルフケアと予防法、改善事例


はじめに

こんにちは。

倉敷市藤戸町天城にある天城整骨院の今行です。

長い時間歩くことができない
立ち放しでいると、股関節まわりが痛くなり重だるくなる
椅子から立ち上がる際に股関節が痛い

など、近年、60代女性の患者さんの中で、股関節の痛みの不安を抱えている方が多くおられます。

 

これは、加齢に伴う筋力低下や、ホルモンバランスの変化が大きく影響していると考えられます。

股関節は、歩行や日常動作に重要な役割を果たします。

あまりにも痛みが生じると歩くことも辛くなることもあります。

 

そこで、今回のブログでは、60代女性に多い股関節痛の原因を詳しく解説し、自宅でできるセルフケア方法や予防法をご紹介します。

また、適切な運動療法や生活習慣の改善点についても触れていきます。

当院に来院された股関節の痛みで悩まれていた患者さんの改善事例も紹介します。

股関節痛に悩む方はもちろん、予防に関心のある方にも役立つかと思います。

今現在、股関節の痛みにお悩みの方は、ぜひ最後までお読みください。

 

レントゲンで異常なし?股関節痛の見落とされがちな原因とは

股関節痛でお悩みの方の中には、レントゲン検査で異常が見られないにもかかわらず、痛みが続く方がいらっしゃいます。

これは、股関節痛の原因が必ずしも骨の異常だけではないためです。

 

レントゲンは骨の状態を確認するには有効ですが、軟部組織の問題は捉えにくいという特徴があります。

股関節周辺には、靭帯や腱、滑液包といった軟部組織が存在し、これらの炎症や損傷が痛みの原因となることがあります。

 

例えば、腸腰筋腱炎や股関節唇損傷などは、レントゲンでは確認できない代表的な症例です。

 

また、筋肉の緊張や不均衡も見落とされがちな原因の一つです。

長時間の座っていることだったり運動不足により、股関節周辺の筋肉バランスが崩れると、本来の股関節の動きが制限され、痛みを引き起こす可能性があります。

 

特に、股関節の奥にある筋肉や骨盤まわりの筋肉がカチカチに固くなると、股関節に負担をかけ、痛みの原因となることがあります。

 

さらに、日常生活における姿勢や動作の癖も股関節痛に影響を与えます。

例えば、常に足を組んで座る習慣や、片足に体重をかけて立つ癖は、骨盤が歪み、股関節への負担を増大させます。

 

これらの習慣が長期間続くと、筋肉の不均衡や筋肉などへの過度な負荷につながり、痛みを引き起こす要因となるのです。

そのため、股関節の痛みなどの症状を改善させるには、日常生活での姿勢や動作を見直し、ストレッチや適度な運動を取り入れることが大切になります。

また、予防するためにも重要なことになります。

 

当院で行う股関節痛へのアプローチ:根本的な改善を目指して

天城整骨院では、股関節痛に対して単なる対症療法ではなく、根本的な改善を目指したアプローチを行っています。

これにより、症状の改善と再発予防を目指します。

 

まず、詳細な問診と触診を通じて、痛みの原因を特定します。

多くの場合、股関節まわりの筋肉の緊張や不均衡、骨盤のゆがみなどが痛みの要因となっています。

 

治療では、以下のような手法を組み合わせて行います:

・整体治療
適切な手技で、緊張した筋肉をほぐし、関節の動きを改善します。

・骨盤矯正
骨盤のゆがみを整えることで、股関節への負担を軽減し、姿勢の改善を図ります。

・ストレッチ指導
股関節周辺の筋肉のストレッチ方法を指導し、柔軟性の向上と筋バランスの改善を促します。

 ・運動指導
股関節を支える筋肉を強化するための適切な運動を指導します。

・生活指導
日常生活での姿勢や動作の改善点をアドバイスし、股関節への負担を軽減する方法を提案します。

 

これらの総合的なアプローチにより、単に痛みを抑えるだけでなく、股関節の機能を回復させ、体全体のバランスを整えることで、根本的な改善を目指します。

患者さん一人ひとりの状態に合わせた治療計画を立て、継続的なケアを提供することで、股関節の痛みが再発しないようにしていきます。

 

日常生活でできる股関節痛予防法:歩き方とセルフケアのコツ

股関節痛の予防には、日常生活での心がけが非常に重要です。

適切な歩き方とセルフケアを実践することで、股関節への負担を軽減し、痛みの発生や悪化を防ぐことができます。

これらの予防法を日常生活に取り入れることで、股関節痛のリスクを大幅に減らすことができます。

 

正しい歩き方のポイント

姿勢を意識する
背筋を伸ばし、顎を引いて前を見るようにします。
これにより、体全体のバランスが整い、股関節への負担が軽減されます。

歩幅を適度に保つ
大きすぎる歩幅は股関節に過度な負担をかけます。
自然な歩幅を心がけ、無理のない歩行を心がけましょう。

かかとから着地
つま先ではなく、かかとから着地することで、衝撃を分散させ、股関節への負担を軽減できます。

 

日常生活でのセルフケア

1.ストレッチの習慣化
股関節周辺の筋肉を柔軟に保つため、毎日5-10分程度のストレッチを行います。
特に、腸腰筋や大腿四頭筋のストレッチが効果的です。

2. 適度な運動
ウォーキングや水中ウォーキングなど、低負荷の運動を定期的に行うことで、股関節周辺の筋力を維持・向上させることができます。

3.正しい姿勢の維持
座る時や立つ時も姿勢を意識し、骨盤を適切な位置に保つよう心がけます。
長時間同じ姿勢を続けることは避け、定期的に体を動かすようにしましょう。

4. 適切な靴選び
クッション性が高く、足にフィットする靴を選ぶことで、歩行時の衝撃を吸収し、股関節への負担を軽減できます。

 

椅子から立ち上がる時に股関節が痛くて困っていた患者さんの改善事例

MNさん(68歳の女性・倉敷市在住)をご紹介します。

・何が決め手で当院を受診されましたか?
インターネット(HP他)と家族。
たまたま家族が地元公民館でこちらの整骨院の名前を見かけていました。
自宅から割と近いことも決め手でした。

・どのような症状にお悩みで受診されましたか?
股関節の痛みで受診しました。
イスから立ち上がったした時、痛みのために自然に歩けなくて足を引きずっていました。

・実際に受診されて良かったことをお書きください。
状態をしっかり聞いていただき、ゆっくり穏やかな施術でした。
股関節は動作によtぅては違和感がありますが、痛みはほぼなくなりました。
気になっていた外反母趾の改善もやってもらっています。
身体全体のゆがみが是正されているような感じがして喜んでいます。
あと診察室が清潔感があって落ちつけます。

 

まとめ

今回のブログでは、60代女性に多い股関節痛の原因、セルフケア方法、予防法について詳しく解説しました。

加齢や女性ホルモンの変化、生活習慣などが複合的に作用して股関節痛を引き起こします。

適切なストレッチや筋力トレーニング、正しい姿勢の維持が症状改善や予防に効果的です。

 

股関節痛は日常生活にさまざまな支障をきたしますが、しっかり対策を取り組むことで、大きな改善が見込めますので、ぜひ紹介した方法を日常生活に取り入れてみてください。

もし、色々な方法を試しているが、思うように症状が改善しない場合は、お気軽にご相談ください。

当院が全力でサポートさせていただきます。

(柔道整復師 今行慎二 監修)