朝起きた時の腰痛に悩む40代女性へ:その原因と効果的な対策 - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

倉敷市藤戸町の天城整骨院
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朝起きた時の腰痛に悩む40代女性へ:その原因と効果的な対策


はじめに

こんにちは。
岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の今行です。

朝起きる際に腰が伸びない
腰が重だるい
起き上がる際に腰がピキッとなりそうになる
など、40代の女性にとって、朝起きた時に腰が痛むという悩みは珍しくありません。

腰痛は、生活の質を大きく低下させるだけでなく、日々の活動にも支障をきたします。

今回のブログでは、そのような方々のために、朝の腰痛の原因と、その対策について詳しく解説します。

ぜひお読みいただき、日常生活に役立てて頂ければ幸いです。

 

朝起きた時に腰痛を感じる理由について

朝の腰痛は、寝ている間に腰にかかる負担や、体の変化によって引き起こされます。
特に、40代の女性は以下のような理由で腰痛を感じることが多くなります。

1. 寝具や寝姿勢の問題
朝起きた時に腰が痛む原因の一つに、寝具や寝姿勢があります。
例えば、マットレスが柔らかすぎると腰が沈み込み、腰椎に負担がかかります。
また、枕の高さが合っていないと首や肩に違和感が生じ、その影響が腰にまで及ぶことがあります。
適切な寝具を選び、正しい寝姿勢を保つことが重要です。

2. 加齢による筋力低下と関節の硬化
40代になると、筋力が徐々に低下し、関節が硬くなることがあります。
この変化は特に女性に顕著で、ホルモンバランスの変動も影響しています。
これにより、朝起きた時に腰が固まったように感じたり、痛みを感じたりすることがあります。

 

朝の腰痛を防ぐための生活習慣の改善方法とは?

腰痛を防ぐには、日常生活での具体的な工夫が重要です。
特に就寝前と起床時の習慣を見直すことで、腰痛のリスクを大幅に減らせます。

1. 寝具の見直し 


適切な寝具選びは腰痛予防の第一歩です。

マットレスの硬さの目安は、横向きに寝た時に肩が3〜4cm沈む程度が理想的です。

腰部分にやや硬めの素材を使用した、体圧分散性の高いマットレスを選びましょう。

枕は、仰向けで寝た時に首のカーブが自然に保たれる高さが適切です。

一般的に6〜8cm程度が多くの方に合いますが、個人差があるので試してみることが大切です。

寝姿勢は、横向きで寝る場合は、膝の間に薄い枕を挟むと腰のひねりが軽減されます。

仰向けなら膝の下に丸めたタオルを置くと、腰の負担が減らすことが出来ます。

 

2. 効果的な運動の取り入れ 


腰痛予防に特化した運動を日課に組み込みましょう

コアトレーニングであるプランクやバードドッグなど、体幹を鍛える運動を1日10分行います。

これらは腹筋や背筋を同時に鍛えられ、腰をサポートする筋肉を強化します。

 

ハムストリングスストレッチや猫のポーズなど、腰周りの柔軟性を高めるストレッチを朝晩3分程度行います。

ウォーキングを1日20分程度してみましょう。有酸素運動は血行を促進し、腰の筋肉の柔軟性を維持するのに役立ちます。

腰痛を改善するだけのためであれば、長時間ウォーキングをする必要はありません。

 

3. 正しい起床方法 


起床時の動作を見直すことで、朝の腰痛を軽減できます。

腰に負担がかかりにくい起き方を紹介します。

1.まず横向きになり、両膝を軽く曲げます。
2.上の腕を使って上体を起こし、同時に両足をベッドの端に下ろします。
3.両手でベッドを押して、ゆっくりと座位になります。
深呼吸を2〜3回して体を目覚めさせてから、ゆっくりと立ち上がります。

この方法を習慣化することで、起床時の急激な腰への負担を避けられます。

 

朝の腰痛を和らげるストレッチ

ここでは、朝の腰痛を和らげるための簡単なストレッチを紹介します。
これらのストレッチを習慣にすることで、腰痛の予防に効果があります。

1. 膝抱えストレッチ

仰向けに寝て、両膝を胸に引き寄せます。両手で膝を抱えて、30秒間そのままキープします。
このストレッチは、腰の筋肉をほぐし、柔軟性を高める効果があります。3回繰り返して行いましょう。

2. 腰ひねりストレッチ

仰向けに寝て、片方の膝を曲げ、反対側の床にゆっくりと倒します。
両肩は床につけたまま、腰をひねります。反対側も同じように行います。
このストレッチは、腰の筋肉を柔らかくし、痛みを和らげるのに役立ちます。

まとめ


朝起きた時の腰痛は、寝具や寝姿勢、加齢による体の変化が原因となることが多いです。
適切な対策を講じることで、腰痛を予防し、快適な朝を迎えることができるようになります。
日常生活の中で、少しずつ工夫を取り入れてみてください。

もし朝の腰痛が続くようであれば、無理をせず専門家に相談することをお勧めします。
当院でも相談を受け付けていますので、お気軽にご相談ください。

最後に、今回のブログが、朝の腰痛に悩む皆さんのお役に立てれば幸いです。

(柔道整復師 今行慎二 監修)