長時間のデスクワークが原因?坐骨神経痛を改善するための椎間板ヘルニア対策 - 患者さんに寄り添った治療を。天城整骨院です。頭痛・肩こり・腰痛・膝痛などの慢性痛、捻挫、急性・亜急性の関節や筋肉・腱の痛みなどでお困りでしたら当院へお越し下さい。

倉敷市藤戸町の天城整骨院
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長時間のデスクワークが原因?坐骨神経痛を改善するための椎間板ヘルニア対策


はじめに

こんにちは。
倉敷市藤戸町にある天城整骨院の今行です。

腰が重だるくなる
太ももの裏が痺れてくる
おしりから太ももの裏にかけて痺れる

など、デスクワークを長時間続けると、腰にかかる負担が大きくなり、 坐骨神経痛や椎間板ヘルニアといった症状が現れることがあります。

 

これらの症状を防ぎ、良くするには、腰痛の原因を知り、 正しい対策をすることが大切です。

今回は、デスクワークが腰に与える影響から、椎間板ヘルニアの原因と症状、 そして坐骨神経痛を和らげるための体操方法までを、くわしく説明します。

今現在、同じような症状でお困りの方は、ぜひ読んでください。

 

デスクワークが腰に与える影響とは?

・長時間座っていると腰が痛くなる理由
パソコンの前で長い時間座り続けると、腰が痛くなることがあります。

これは、同じ姿勢を長く続けることで、腰の筋肉や骨に負担がかかるためです。

体を動かさないでいると、血液の流れも悪くなり、 腰の周りの筋肉が固くなってしまいます。

 

・悪い姿勢が引き起こす腰への悪影響

デスクワークでは、つい前かがみになったり、背中を丸めたりしがちです。

このような姿勢を長時間続けると、腰の骨や筋肉に余計な力がかかります。

特に、腰の下の部分(腰椎)に強い圧力がかかり、痛みの原因になることがあります。

 

・運動不足による腰の筋肉の弱まり

ずっと座っていると、腰を支える筋肉が弱くなっていきます。

腰の筋肉が弱くなると、日常生活での動きでも腰に負担がかかりやすくなります。

これは、腰痛になるきっかけの一つです。

 

椎間板ヘルニアの症状と原因について

椎間板ヘルニアになると、体にいろいろな症状が出ます。
どんな症状が出るのか、そしてなぜこの病気になるのかを説明します。

椎間板ヘルニアの症状について
椎間板ヘルニアの症状として、以下のようなものがあります。
・腰が痛くなる
多くの人は、最初に腰が痛くなります。
重いものを持ち上げた後や、次の日に痛くなることが多いです。

・足が痛くなったり、しびれたりする
おしりから足にかけて痛みが広がったり、しびれたりすることがあります。
背中をまっすぐにすると楽になり、背中を丸めるとつらくなることが多いです。

・体の感覚がおかしくなる
神経が強く押されると、筋肉の力が弱くなったり、 触った感じがおかしくなったりすることがあります。

・首や腕に症状が出る
首の部分で椎間板ヘルニアになると、 首や肩、腕が痛くなったりしびれたりすることがあります。

 

椎間板ヘルニアの原因
椎間板ヘルニアのなる原因として、以下のようなものがあげられます。
・年をとること
年をとるにつれて、背骨の間のクッションが弱くなりやすくなります。

・悪い姿勢
長時間同じ姿勢でいたり、良くない姿勢を続けていたりすると、 病気になりやすくなります。

・腰を使いすぎること
スポーツや重い仕事で腰を使いすぎると、病気になる可能性が高くなります。

・たばこを吸うこと
たばこを吸う人は、この病気になりやすいと言われています。

 

坐骨神経痛を和らげるための具体的なストレッチ方法

坐骨神経痛の痛みを和らげるために、簡単な体操を紹介します。
これらの体操は、誰でも安全に行えるものを紹介させていただきます。

 

寝ながらできる体操
この体操は、ベッドや床の上で行えます。

1.仰向けに寝ます。

2.ひざを曲げて、足の裏を床につけます。

3.痛みがある方の太ももを両手で持ちます。
ゆっくりと太ももを胸に近づけます。このとき、ひざは90度くらいに曲がります。

5.その状態で、ひざをゆっくり伸ばしたり曲げたりします。

これを10回繰り返し、3セット行います。

 

以下の点を体操をする際に気をつけましょう。
・手で太ももを持つのが難しい場合は、タオルを使って引っ張ってもいいです。
・もう片方の足が浮かないように気をつけましょう。
・ひざがまっすぐ伸びないときは、無理をせず、できる範囲で行いましょう。

 

座ってできる体操

いすやベッドの端ですわってできる体操です。

1.背筋を伸ばして座ります。

2.体操したい方の足を、もう片方のひざの上に乗せます。

3.背筋を伸ばしたまま、上半身をゆっくり前に倒します。

4.10秒くらいその姿勢を保ちます。

 

以下の点を体操をする際に気をつけましょう。
・背中をまっすぐに保つように心がけましょう。
・痛みを感じたら、それ以上前に倒さないでください。

 

猫のポーズ
1.四つん這いの姿勢になります。

2.ゆっくりと背中を丸めます。

3.ゆっくりと背中を反らせます。

4.これを繰り返します。

 

お尻と腰の体操

この体操は、体を丸める動きで行います。

1.仰向けに寝ます。

2.両手でひざを抱えて、胸に近づけます。

3.体全体が丸くなるようにします。

 

まとめ

腰痛や坐骨神経痛、椎間板ヘルニアは、デスクワークや悪い姿勢、 運動不足などによって起こることが多くあります。

これらの症状を防ぎ、改善させるためには、 毎日の生活での姿勢の改善や体操、適度な運動が大切になります。

今日からできることを少しずつ取り入れてみてください。

もし、今現在、いろいろな方法を試しているけど、 思うように症状が良くならないの場合は、体の歪みなど、他に原因があるかもしれません。

そのような場合は、気軽にご相談ください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)