はじめに 皆さん、こんにちは。天城整骨院…
もくじ
こんにちは。岡山県倉敷市藤戸町にある天城整骨院の今行(いまゆき)です。
梅雨の季節になると、体の不調を感じる方が多いのではないでしょうか?
「首が重だるい」
「首を動かそうとすると痛みを感じる」
など、いろいろな体の部分に不調を感じることがありますが、その中でも特に首の痛みは日常生活に支障が出やすいものです。
そこで、今回は、梅雨時の首の痛みの原因と、簡単にできるストレッチ方法や日常生活での注意点についてお伝えします。
今現在、首の不調でお悩みの方はぜひお読みください。
梅雨の季節になると、首の痛みが増すことがあります。
仕事に集中できなかったり、急に痛みが強くなるなど、多くの人にとってつらい問題です。
なぜ梅雨になると首が痛くなるのでしょうか?
これは、湿度や気温が関係しています。
まず、梅雨は湿度が高くなり、空気が重たくなります。
この湿気が体に影響を与え、特に首や肩の筋肉が硬くなることがあります。
湿度が高いと、体の水分バランスが崩れやすくなり、筋肉が緊張しやすくなります。
また、気温の変化も首の痛みの原因となります。
梅雨の時期は、気温が急に下がったり上がったりすることが多く、この気温の変化が体にストレスを与えます。体が急な変化に対応しきれず、筋肉がこわばることがあります。
さらに、梅雨の時期は天候が不安定で、雨の日が多くなります。
雨の日は家の中で過ごす時間が増え、同じ姿勢で長時間過ごすことが多くなり、これも首の痛みの原因となります。
普段から猫背など姿勢が悪い方は、特に首に負担がかかりやすく、首の痛みが出やすくなります。
首の痛みを和らげるためには、ストレッチが効果的です。
ここでは、自宅でできる簡単な首や腕のストレッチを紹介します。
首から二の腕は、筋肉や神経、血管は繋がっています。
これらの部分を伸ばしてあげることで、首の負担を減らし、痛みを軽減することができます。
・首まわりのストレッチ
1.左手を右肩にのせます。
この状態から、右肩を引き下げるように左手で押さえます。
2.あごを少し引いて顔を左後ろに振り向くように、首を捻ります。
首から肩まわりが伸びる感じがしてきたら、痛気持ちいいところで捻るのを止めます。
3.その姿勢で、20秒から30秒程度保ちます。
(※反対側も同様に行います。)
・二の腕のストレッチ
1.机の前に、机を背にして椅子に座ります。
2.右腕を後ろに持って、手のひらを下にした状態で机の上に置きます。
肩の力を抜いて手を置くことがポイントです。
3.胸を張るように体を左側にひねります。
二の腕が伸びる感じがして、いた気持ち程度で止めます。
5.次に、手の甲を下にして、同じように胸を張るように体をひねります。
二の腕の逆側が伸びる感じがしてきます。
(※この動作を左右5回繰り返します。)
これらのストレッチを毎日続けることで、首まわりの筋肉がほぐれ、痛みが軽減されるでしょう。
梅雨の時期に首の痛みを悪化させないためには、日常生活でいくつかのポイントに気をつけることが大切です。
以下のアドバイスを参考にしてください。
・椅子に座っている際は足を組まない
足を組んでいると体のバランスが悪くなりやすく、その結果、首に負担がかかります。
足を組んでいることに気づいたら、組まないように注意しましょう。
・椅子に座っている際は、定期的に椅子から立ち上がる
いくら正しい姿勢でも長時間同じ姿勢でいると体に負担がかかります。
椅子に座っている際は、40分に一度は席を立つなどして、同じ姿勢を続けないようにしましょう。
・湯船に浸かる
梅雨時期は、お風呂の際に湯船に浸からない方も多いですが、少しぬるま湯で1日10分程度でいいので、湯船に浸かりましょう。
しっかり体を温めることで筋肉が柔らかくなり、血行が良くなります。
・湿気対策をする
部屋の湿度を適度に保つことが大切です。加湿器や除湿機を使って湿度をコントロールしましょう。
エアコンを使う際は冷えすぎないように注意し、首周りを温かく保ちます。
まとめ
今回は、梅雨時の首の痛みの原因と、その対策として簡単にできるストレッチ方法や日常生活での注意点をご紹介しました。
梅雨時は首の痛みが出やすい時期ですが、ご紹介したストレッチを続けることで、首の痛みを軽減することができます。
もし、取り組んでも首の痛みが良くならない場合は、他の原因が考えられるかもしれません。
そのような時は、一度当院までご相談いただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
この内容が少しでも梅雨時の首の痛みでお悩みの方のお役に立てれば嬉しく思います。
(柔道整復師 今行慎二 監修)