これって本当に熱中症による頭痛?他の原因での頭痛との違い、知っておきたい初期対応、予防法とは? - 倉敷市藤戸町の完全予約制整骨院〝天城整骨院〟です。

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これって本当に熱中症による頭痛?他の原因での頭痛との違い、知っておきたい初期対応、予防法とは?



はじめに

こんにちは。

岡山県倉敷市藤戸町天城にある天城整骨院の今行(いまゆき)です。

夏の暑い季節には熱中症のリスクが高まります。

熱中症の初期症状の一つとして頭痛が現れることがあり、早めの対応が重要です

 

しかし、頭痛には、熱中症以外にも、首や肩こりなどの他の原因で起こることもあります

そのような場合は、対処の仕方も変わってきます。

 

そこで、今回のブログでは、熱中症による頭痛と他の頭痛との違い、熱中症による頭痛の初期対応、予防方法を詳しく解説します。

年々気温も上がってきています。

今年も暑い夏になりそうですので、もしもの時のための知識として、ぜひお読み頂ければ幸いです。

 

熱中症による頭痛と他の頭痛の特徴

熱中症による頭痛と他の種類の頭痛の一番の症状の違いは、体全体の症状と環境要因です。

全身症状や環境を考慮して、適切な対応を行うことが重要です。

 

・熱中症による頭痛の特徴について

1.全身症状


頭痛だけでなく、発汗(または汗をかかない)、高体温(38度以上)、めまい、吐き気、嘔吐、筋肉のけいれん、全身のだるさなどの全身症状を伴うことが多くなります。

2.環境要因

高温多湿の環境で長時間過ごした後や激しい運動後に発症することが多くなります。

 

・熱中症以外の他の原因の頭痛の特徴について

1.緊張型頭痛


頭全体が締め付けられるような痛みで、ストレスや長時間の同じ姿勢、目の疲れが原因。通常、全身症状や発熱は伴わないません

 

2.偏頭痛


頭の片側にズキズキする痛みで、光や音に敏感になり、吐き気や嘔吐を伴うことが多くなります。

 

3.副鼻腔炎による頭痛


顔面や前頭部に圧迫感や痛みがあり、鼻詰まりや鼻水、喉の痛みを伴います。

 

4.緊急性のある頭痛
突然の激しい頭痛、視覚障害、意識障害、手足のしびれや麻痺を伴う場合がある。

 

熱中症による頭痛が現れた時の初期対応

熱中症による頭痛が現れた時の初期対応は迅速かつ適切に行うことが重要になります

初期対応を迅速に行うことで、熱中症による頭痛を悪化させることを防ぎ、早期に回復することができます。

以下に具体的な初期対応の手順を紹介します。

 

1. 涼しい場所に移動
まず、直ちに涼しい場所(エアコンの効いた室内や日陰)に移動します。

2. 体を冷やす
衣服を緩めて体温を下げやすくします。
首、脇の下、足の付け根など、大きな血管が通る場所を冷たいタオルや氷で冷やします。
冷たいシャワーを浴びることも効果的です。

3. 水分と塩分を補給
少しずつ、こまめに水やスポーツドリンクを飲んで水分補給を行います。冷たい飲み物が望ましいです。
スポーツドリンクや塩飴、塩分補給タブレットなどで塩分を補います。

4. 体を安静にする
体を安静にし、無理をしないようにします。横になって休むことが推奨されます。

5. 他の症状の確認
意識がはっきりしているかを確認します。
意識がぼんやりしていたり、反応が鈍い場合は重症の可能性があります。
吐き気や嘔吐、めまい、全身のだるさなどの他の症状があるかどうかを確認します。

6. 緊急時の対応
上記の対応を行っても改善しない場合や、意識がはっきりしない、体温が非常に高い(40度以上)、全身のけいれんがある場合は、すぐに医療機関に連絡しましょう。

 

予防のためのポイント:熱中症を避ける生活習慣とは

熱中症を予防するためには、日常生活でいくつかのポイントを押さえておくことで予防することができます。

1. 水分補給

こまめに、喉が渇く前に、定期的に水分を摂るようにしましょう。

スポーツドリンクなど、電解質を含む飲み物も有効です。

出来るだけカフェインやアルコールを控えましょう。

これらの飲み物は利尿作用があり、体内の水分を減らすことがあります。

 

2. 暑さを避ける

涼しい場所で過ごす: 暑い日中は、エアコンの効いた室内や日陰で過ごすようにしましょう。

特に暑い時間帯(午前10時から午後3時)を避けて外出することを心がけましょう。

 

3. 服装に気をつける

薄手で吸湿性のある服を選び、体温の上昇を防ぎます。

直射日光を避けるために、帽子や日傘を使用しましょう。

 

4. 休息をとる

屋外での活動中は、定期的に休憩を取って体を休めてあげることが大切です。

 

5. 食事に注意する

バランスの取れた食事をする: 栄養バランスの良い食事を心がけ、特にミネラルやビタミンを摂取することで体調を整えます。

 

 

まとめ

熱中症による頭痛は、早期の対応と予防が肝心です。

正しい知識と適切な行動を身につけることで、熱中症を防ぎ、健康な夏を過ごしましょう。

常に自分の体調に気を配り、無理をしないことが大切です。

今回の内容を参考にしてみてください。

 

もし、普段から首や肩のこりなどからくる頭痛でお悩みのある方は、体の歪みを整える整体治療することでお悩みが解消するかもしれません。

当院では、そのようなお体のお悩みを改善するサポートをさせてもらっております。

いつでも、お気軽にご相談ください。

(柔道整復師 今行慎二 監修)