こんにちは、倉敷市藤戸町にある天城整骨院…
もくじ
「ヘルニアですね。」
腰痛や坐骨神経痛の症状で病院で診てもらい、このような診断を受けて不安になられている方がおられるのではないでしょうか?
「このまま仕事をしていけるのかな?」
「手術しないと治らないのかな?」
「これから一生付き合っていかないとならないのか?」
と、そんな不安な気持ちになってしまっている方に少しでも参考になればと書かせていただきました。
少し長い文章ですが、読んでててください。
成人の背骨は7個の頚椎、12個の胸椎、5個の腰椎、1個の仙骨、1個の尾骨からなっています。背骨と背骨の間には椎間板というクッション材があります。
椎間板の中心には髄核(ずいかく)と言われるゼリー状の軟らかい組織、その外側は線維輪にいう線維軟骨からなっています。
この椎間板の中にある髄核がなんらかの原因で漏れ出すことを椎間板ヘルニアと言います。
これが背骨の神経を圧迫したり刺激したりすることがあるのです。
椎間板ヘルニアは、腰痛、しびれ、下肢の麻痺、膀胱直腸障害など様々な症状が出るとされています。
椎間板ヘルニアでも下肢の麻痺や、膀胱直腸障害(尿や便が出なくなるなど)重篤な症状や後遺症を引き起こす場合があります。
そのような重度な椎間板ヘルニアと診断されるのはわずか数パーセントですが注意が必要です。
以下のような有名な研究結果があります。
これは国際腰椎学会(ISSLS)のボルボ賞を受賞した研究です。「腰痛研究界のノーベル賞」と言われるほどの名誉ある賞です。
椎間板ヘルニアと診断された強い腰下肢痛を訴える患者46名と、年齢、性別、職業などを一致させた健常者46名の腰部椎間板をMRIで比較した結果、健常者の76%に椎間板ヘルニアが、85%に椎間板変性が確認された。
要は、健康な方でも4人に3人はヘルニアを持っているということなのです。
この世界的な研究結果により、必ずしも腰痛や坐骨神経痛を持って悩まれている方の原因が椎間板ヘルニアではないことがわかります。
椎間板から髄核が漏れて神経を刺激すると炎症が起きて様々な症状が出るとされています。
しかし、実は、漏れた髄核は体内で異物と認識して、細胞により吸収、分解され次第に小さくなっていきます。
つまりヘルニア自体は時間の経過とともに自然に治るものなのです。
なので、ヘルニアだからと言っても、必ずしも不安になる必要はないのです。
実は、腰痛や太ももやふくろはぎにかけての痺れや痛みの原因は神経だけでは限りません。
お尻や腰、太ももなどの筋肉に問題があることもあります。
当院に来られている腰痛や坐骨神経痛の患者さんの原因は筋肉にあることが多くあります。
当院では、保険診療では出来ない特別な治療を提供させていただきます。
筋肉や靭帯に負担をかけている姿勢や身体バランスを改善させるために整体治療と痛みや痺れなどの効果があるドイツの最新治療機器を組み合わせて治療していきます。
今現在、整形外科や他の整骨院、接骨院、治療院等に通っているが、なかなか痛みや痺れの症状が思うような改善がみられずに諦めかけている方がおられましたら、当院にご相談ください。
当院は諦めずに頑張っていこうとしている方を全力でサポートします。